愛犬の噛み癖とインテリア:ストレスと解決策

飼い犬の噛み癖について 以前にも噛み癖について質問しましたが、まだまだ噛んできます。1歳を過ぎて、噛む力も強くなってきたので本当に痛い思いをしています・・・。いろいろ試しましたが、やっぱり駄目です。特によく噛むのは、私が洗濯をほしていたり、家事をしていたり、忙しくしていると、つきまといながら足や履いているスリッパに「グルルー」といいながら噛んできます。なぜかこのとき尻尾をかなり振っていて、最後に吠えます。「グルルー」(尻尾振りながら)「ワンっっワンっっ(大声)」って感じです。噛むのがいけないことだからすぐに叱りますが、そうすると前足を低くお尻を高く上げて「ガルルルー」(尻尾ふりふり)って感じでさらに噛んできます。噛んだら、すぐに犬を別の部屋に閉じ込めるか、私がほかの部屋に入ります。そうするとおとなしくなりますが、またドアを開けると、さっきの「グルルー」がはじまります。それを何度か繰り返しても噛むことをやめないので、リードで繋ぎます。そして落ち着きます。しばらくしてリードから離すとまた同じことの繰り返しです。本当に困っています・・・。また、噛まない時というのは、私がゆっくりソファに座っているときなどで私の膝に乗ってきてそこでまったりします。このときは噛みません。犬は私に何かを訴えているような気がするのですが、どう思われますか?また、散歩は朝8時に30分、夜8時に30分。昼間は仕事ですが、職場につれて行けるのですが、職場では繋ぎっぱなしです。

愛犬の行動を読み解く:ストレスサインと解決策

愛犬の行動から、ストレスや不安を感じている可能性が高いことが分かります。1歳は犬にとって思春期にあたり、行動の変化が見られる時期です。 「グルルー」と尻尾を振りながら噛みつき、吠える行動は、遊びの要素と同時に、あなたへの強い要求や不満の表れと解釈できます。叱るとさらに興奮するのも、ストレスが原因の可能性が高いです。

あなたの愛犬は、あなたが忙しい時に特に噛みつくことから、寂しさや構ってほしいという気持ちが強いと考えられます。 昼間の職場での繋ぎっぱなしも、ストレス要因の一つでしょう。 一方、膝の上で落ち着いている時は、安心感を得ている状態です。この違いは、愛犬の行動の根本原因を理解する上で非常に重要です。

具体的な解決策:トレーニングと環境整備

愛犬の噛み癖を改善するためには、以下の3つのステップが重要です。

1. ストレス軽減のための環境整備

* 十分な運動と遊び:朝夕30分の散歩だけでは、1歳犬の運動量としては不足している可能性があります。 職場に連れて行けるのは良いことですが、繋ぎっぱなしでは運動不足になり、ストレスが溜まります。 昼休憩時間や、仕事終わりに、より活発な遊びを取り入れることを検討しましょう。ボール遊びや引っ張りっこ、アジリティトレーニングなど、愛犬が楽しめる遊びを取り入れることで、運動不足とストレスを解消できます。
* 安全で快適な空間の確保:愛犬が安心して過ごせる、自分だけの居場所を作ってあげましょう。 犬用ベッド、おもちゃ、水飲み場などを配置し、落ち着ける空間を確保します。 この空間は、あなたが忙しい時でも、愛犬が一人でリラックスできる場所として機能します。 インテリアとしても、落ち着きのある色合いのマットやクッションなどを使い、リラックスできる雰囲気を演出しましょう。ブラウンやベージュなどの落ち着いた色は、犬にもリラックス効果があると言われています。
* 適切なケージトレーニング:ケージを閉じ込める場所ではなく、愛犬の安全な隠れ家として捉えさせるトレーニングを行いましょう。ケージの中に、お気に入りのベッドやオモチャを入れて、快適な空間にしてあげることが重要です。

2. 噛み癖改善のためのトレーニング

* 噛む前に合図を出す:愛犬が噛みつきそうになったら、「ダメ」などの合図を明確に出すことが重要です。 同時に、噛む対象(足やスリッパ)をすぐに犬から遠ざけましょう。
* 噛んだ時の対処法:噛まれた時は、絶対に大声で叱ったり、叩いたりしてはいけません。 犬は恐怖を感じ、さらに攻撃的になる可能性があります。 代わりに、静かに無視するか、別の部屋に移動しましょう。 そして、落ち着いてから、愛犬に構ってあげましょう。
* 代替行動の学習:噛む代わりに、愛犬にやってほしい行動を教えましょう。「お座り」「待て」などの基本的なコマンドを覚えさせ、その行動をすると褒めてご褒美を与えましょう。 噛む行動よりも、これらの行動の方がより良い結果(褒められる、ご褒美がもらえる)を得られるように訓練することで、噛む行動を抑制することができます。
* ポジティブな強化:噛まない行動を褒めて強化しましょう。 噛まずに静かに待っている時、または良い行動をした時は、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。 これにより、噛まない行動がより強化されます。

3. 専門家への相談

改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。 専門家は、愛犬の行動を詳しく分析し、適切なアドバイスやトレーニング方法を提案してくれます。 また、病気やその他の健康問題が噛み癖の原因になっている可能性も排除する必要があります。

インテリアと噛み癖の関係:安全な空間づくり

愛犬の噛み癖対策において、インテリアも重要な役割を果たします。

* 噛みやすいものを片付ける:スリッパや靴、コード類など、愛犬が噛みやすいものは、手の届かない場所に片付けましょう。 収納家具を活用したり、壁に棚を設置するなど、工夫が必要です。
* 犬が安全に遊べるおもちゃを用意する:丈夫で安全な犬用おもちゃを十分に用意し、噛む欲求を満たしましょう。 ロープおもちゃやボール、ぬいぐるみなど、様々な種類のおもちゃを用意することで、愛犬の興味を引きつけ、家具などを噛むのを防ぐことができます。
* 床材の選択:フローリングなどの硬い床材は、犬が滑りやすく、関節に負担がかかります。 カーペットやマットなどを敷くことで、滑り止めになり、関節への負担を軽減できます。 また、クッション性のある床材は、犬が転倒しても衝撃を吸収し、怪我を防ぎます。

まとめ

愛犬の噛み癖は、ストレスや不安が原因であることが多いです。 環境整備、適切なトレーニング、そして必要に応じて専門家への相談を通して、愛犬とのより良い関係を築きましょう。 インテリアの工夫も、安全で快適な空間づくりに役立ちます。 焦らず、根気強く取り組むことが大切です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)