愛犬の嘔吐と元気がない…原因と対処法|獣医師監修

至急お願いします。長文失礼します。犬の病気についてです。3日前、6歳の犬(ポメラニアン 7,5キロ)が食べたり飲んだりすると吐いてしまいました。(10回ほど)元気がなく、伏せの状態で寝たきりで、息が荒いので病院に連れて行きました。そこで抗生物質と点滴を受け、脱水がひどいと診断され、他は特に気になるところがない、と言われました。抗生物質と点滴を打ってもらいその日は様子見でした。次の日もまだ症状が続き、ごはんも水も受け付けないので、また病院に連れていきました。強めの抗生物質を打ってもらい、また点滴をして帰宅しました。そして今日、まだ症状が続くのでまた病院に連れて行きました。もう一度血液検査をしてもらい、今結果待ちです。結果が夜にしか出ないとのことなので、一度家に帰り様子を見ていたのですが、おすわりの状態のまま動きません。伏せのうちは安全で、座ったままだとほかの病気の可能性がある。と言われたので少し不安です。今クーラーをかけた部屋に入れ、アイスノンの上に座っています。尿は正常です。クーラーをかけた部屋(27度設定)に入れていても大丈夫なのでしょうか?多少無理やりでも水やごはんをあげたほうがいいのでしょうか?先日レボリューションをやったのですが、なにか関係あるのでしょうか?今この子のためにやれることはなにかありますか?ぜひみなさんの知恵を貸してください。よろしくお願いいたします。

愛犬の症状と獣医師の診断

ご愛犬の状況、大変心配ですね。6歳のポメラニアン、嘔吐、食欲不振、脱水症状、そして座ったまま動かない…複数の症状が重なり、ご不安も大きいかと思います。既に何度か動物病院を受診されているとのこと、獣医師の指示に従って治療を進めていることは素晴らしいです。血液検査の結果待ちとのことですが、まずは現状を整理し、できることを確認していきましょう。

嘔吐、食欲不振、脱水症状の原因を探る

愛犬の症状から考えられる原因はいくつかあります。

1. 食中毒や消化器系の病気

食べ物が原因の食中毒や、胃腸炎、膵炎などの消化器系の病気の可能性があります。嘔吐が繰り返される場合は、胃腸への負担が大きく、脱水症状にもつながります。

2. 感染症

細菌やウイルスによる感染症も考えられます。抗生物質の投与は、細菌感染症への対処として適切な処置です。しかし、ウイルス性の場合、抗生物質は効果がありません。

3. その他の病気

肝臓や腎臓の病気、代謝異常なども考えられます。血液検査の結果で、これらの可能性を詳しく調べることができるでしょう。

4. レボリューションとの関連性

レボリューションはノミ・ダニ予防薬ですが、ごく稀に副作用として嘔吐や食欲不振が起こることがあります。ただし、3日前に投与されたものが、現在症状の原因である可能性は低いと考えられます。獣医師に相談済みとのことですので、ご安心ください。

愛犬のために今できること

獣医師の指示に従うことが最も重要ですが、それ以外にもできることがあります。

1. 安静を保つ

愛犬は現在、座ったまま動かない状態とのこと。無理に動かしたりせず、落ち着いて休める環境を整えてあげましょう。クーラーの温度設定(27度)は、今の季節であれば問題ありません。ただし、直接冷風があたらないように注意し、必要に応じて毛布などをかけてあげましょう。

2. 水分補給

脱水症状が心配です。無理強いは禁物ですが、少量ずつ、こまめに水分を摂取させようとする努力は必要です。スポイトやシリンジを使って、少しずつ口に含ませる方法を試してみてください。獣医から処方された電解質輸液があれば、それを利用するのも有効です。

3. 食欲の回復

食欲がない状態では、無理に食事を与えなくても構いません。しかし、少量でも食べられるものがあれば、消化の良いものを与えてみましょう。例えば、鶏むね肉を茹でたものや、白米を柔らかく炊いたものなどです。ただし、嘔吐が続くようであれば、食事は控えた方が良いでしょう。獣医師の指示を仰ぎましょう。

4. 獣医師との連携

血液検査の結果が出たら、すぐに獣医師に相談しましょう。結果に基づいた適切な治療方針を立ててもらうことが重要です。不安な点があれば、遠慮なく獣医師に質問してください。

専門家のアドバイス:獣医師からの視点

獣医師の立場から、いくつかアドバイスをさせていただきます。

* 早期発見・早期治療が大切です。 症状が現れたら、すぐに動物病院を受診することが重要です。
* 自己判断での治療は避けましょう。インターネットの情報だけで治療を行うことは危険です。必ず獣医師の指示に従ってください。
* 愛犬の様子を細かく記録しましょう。いつから症状が出始めたか、どのような症状があるか、などを記録しておくと、獣医師の診断に役立ちます。
* ストレスを軽減しましょう。愛犬は不安を感じているかもしれません。優しく声をかけたり、撫でたりして、安心させてあげましょう。

インテリアとの関連性:落ち着ける空間づくり

愛犬の病気療養中は、落ち着いた環境が重要です。インテリアの観点から、以下の点を考慮してみましょう。

* 落ち着いた色合いの空間:ベージュやアイボリーなどの、穏やかな色合いのインテリアは、愛犬の精神的な安定に役立ちます。
* 騒音対策:静かな環境を確保するために、遮音性の高いカーテンやカーペットなどを活用しましょう。
* 安全な空間:愛犬が自由に動き回れるスペースを確保し、危険な物がないか確認しましょう。

まとめ

愛犬の容体が心配な状況ですが、獣医師の指示に従い、落ち着いて対応することが大切です。水分補給や安静を保つなど、できることをこまめに行い、血液検査の結果を待って適切な治療を受けましょう。そして、愛犬が安心して過ごせる、落ち着いた空間づくりにも意識を向けてみてください。

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