愛犬の吐き気とトイレ失敗…原因と対処法を獣医師の視点から解説

【至急お願いします。】数日前から、愛犬チワワ3才が吐くようになり、病院に連れて行き、血液検査(糖の数値が高いけど様子をみましょうと言われてます。 )と注射(吐き気止めと胃腸炎)を2日間しました。お薬もらい、普通に過ごすようになりましたが…昨日から、お水を飲んだ時(以前より飲みます。)、夜になるとえずいたり、口まで上がって来た感じになっていました。様子を見ていたら、昨日から、オシッコをトイレで出来なくなり、トイレの側にする始末。先程、部屋のヒーターなど挿してる電気のやつにしてて、危なくショウトしそうに煙が出ました。吐き気と関係あって病気でしょうか? フードも進んで食べますし、散歩も行くし、元気は元気なんですが、通ってる病院も休みに入ると思い心配です。 犬も、申し訳ない感じでいるので、何も無かったようにしてますが、何か考えられる事はないでしょうか? 病気は、検査結果と触診では、分からないですかね? 補足 私がカゼで休んで一緒にいるようになり犬の甘えが激しくなりました。仮病ではないと思いますが。ただ吐く事はなく、夜になるとえずく事があります。先程、トイレがちゃんと出来て褒めまくったら、喜んでました。病院も緊急になるので、嘔吐まではいかないし、水・エサも食べるので悩みます。ワンちゃんって結構寝ますよね?…

愛犬の症状とご心配事の整理

ご愛犬のチワワちゃん(3歳)は、数日前から嘔吐があり、血液検査で血糖値が高いものの様子見、吐き気止めと胃腸炎の注射を受け、一時的に症状が落ち着いていたものの、最近再び夜間のえずきやトイレ失敗がみられるとのことです。さらに、ヒーターのショート寸前の危険な状況もあったとのこと。ご心配な気持ち、よく分かります。

フードはよく食べ、散歩にも行き、元気もあるとのことですが、夜間のえずき、トイレ失敗、そしてヒーターの件など、複数の異変が重なっているため、ご不安も大きいかと思います。 嘔吐が落ち着いているとはいえ、原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。

考えられる原因と獣医師への相談ポイント

愛犬の症状から考えられる原因をいくつか挙げ、獣医師への相談ポイントを整理します。

1. 胃腸の不調の再発・持続

最初の胃腸炎が完全に治癒していない可能性があります。 吐き気止めなどの効果が切れたり、別の原因が加わったりして、症状が再発・悪化している可能性があります。 特に夜間のえずきは、胃酸逆流や胃の炎症の可能性を示唆しています。

2. ストレスや不安

飼い主様ご自身が風邪で休んでおり、愛犬との時間が増えたとのこと。愛犬の甘えが激しくなったとありますが、これはストレスや不安のサインかもしれません。 環境の変化や飼い主様の体調の変化に敏感な犬は、ストレスで胃腸の不調やトイレの失敗を起こすことがあります。 特に夜間のえずきは、不安やストレスが原因である可能性も考えられます。

3. 他の病気の可能性

血糖値が高いという検査結果も気になります。 膵炎や糖尿病などの可能性も考慮する必要があります。 また、腎臓や肝臓の疾患、神経系の問題なども、嘔吐やトイレ失敗の原因となる可能性があります。 触診だけでは判断できない病気が多く存在します。

4. ヒーターのショート寸前

ヒーターのショート寸前という状況は、非常に危険です。 愛犬がヒーターに何か触れたり、コードをかじったりした可能性があります。 これは、愛犬の行動の変化や、何かしらの体の不調が原因の可能性があります。

獣医師への相談で伝えるべき情報

獣医師に相談する際には、以下の情報を明確に伝えましょう。

* 嘔吐の頻度、回数、嘔吐物の状態(色、量、粘度など)
* 便の状態(回数、硬さ、色など)
* 食欲、飲水量の変化
* トイレ失敗の状況(場所、時間、頻度など)
* ヒーターの件(状況、愛犬の行動など)
* 普段の愛犬の様子(活動量、睡眠時間など)
* 飼い主様の体調の変化と愛犬との接し方の変化
* 血液検査の結果の詳細(血糖値の数値など)
* 投薬の内容と期間

ご自宅でできること

獣医師の診察を受けるまで、以下の点に注意しましょう。

* 食事は少量ずつ、消化の良いものを与える:消化に良いフード(療法食など)を少量ずつ、こまめに与えるようにしましょう。
* 水分補給を促す:脱水症状を防ぐため、こまめに少量ずつ水を飲ませましょう。
* ストレス軽減:落ち着ける環境を作る、優しく声をかけ、過度な刺激を与えないようにしましょう。
* 安全な環境を作る:ヒーターなどの危険なものを犬が届かない場所に移動させましょう。コード類は保護チューブなどで覆うことをお勧めします。
* 様子を記録する:嘔吐やトイレ失敗の回数、時間、様子などを記録しておきましょう。獣医師に伝える際に役立ちます。

専門家の視点:獣医師からのアドバイス

獣医師の立場から見ると、今回のケースは複数の症状が重なっており、原因を特定するには、より詳細な検査が必要となる可能性が高いです。 血糖値が高いという情報は重要な手がかりであり、糖尿病や膵炎などの可能性も念頭に置いて、さらなる検査(尿検査、腹部超音波検査など)を行う必要があるかもしれません。 また、神経学的検査も考慮すべきケースです。

嘔吐とトイレ失敗は、一見関係ないように見えますが、どちらも内臓疾患や神経系の問題、そしてストレスによって引き起こされる可能性があります。 これらの症状を総合的に判断し、原因を特定することが重要です。

まとめ

愛犬の健康状態を心配される気持ち、よく理解できます。 すぐに獣医師に相談し、適切な検査と治療を受けてください。 ご自宅でできることにも注意を払い、愛犬のストレスを軽減し、安全な環境を確保しましょう。 獣医師と連携を取りながら、愛犬の健康状態を改善していくことが大切です。 愛犬が早く元気になりますように。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)