愛犬の初めての生理?心配な症状と対処法

二歳の女の子のトイプードルを飼っています。最近、お尻のあたりをよく舐めているなあと思って、しっかり見てみたら、性器?の辺りがふくらんだような感じになっていました。部屋の一部に、血がついているのも見つけました(>_<)これってわんちゃんの生理なのですか?初めて飼うのでわからなくて…わんちゃんは生理時に性器が腫れるようなことはありますか?よくペットショップに売ってる、おむつみたいのをつけた方がいいのですか?ご存知の方教えてください!!

愛犬の生理(発情期)について解説

ご心配ですね。愛犬のお尻の腫れと出血は、犬の生理、つまり発情期の可能性が高いです。 初めて犬を飼うと、このような症状に戸惑うことはよくあることです。 この記事では、犬の発情期の特徴、対処法、そしておむつ着用について詳しく解説します。

犬の発情期の症状

犬の発情期は、一般的に6ヶ月~1歳半頃に始まり、その後数ヶ月~半年おきに繰り返されます。 小型犬は大型犬に比べて発情周期が短い傾向があります。 トイプードルのような小型犬の場合、半年周期で発情することも珍しくありません。

発情期の主な症状は以下の通りです。

  • 出血: 外陰部から赤褐色の出血が見られます。これは、子宮内膜の剥離によるもので、量や期間は個体差があります。数日~数週間続く場合もあります。
  • 外陰部の腫れ: 質問者様がお気づきのように、外陰部が腫れ上がることがあります。これは、発情期に伴うホルモンの変化によるものです。
  • 行動の変化: 普段より甘えん坊になったり、落ち着きがなくなったり、逆に大人しくなったりするなど、行動に変化が見られることがあります。 オス犬に対して興味を示すようになり、マウンティングを誘うような行動をとることもあります。
  • 頻尿: 尿意を頻繁に催すようになることがあります。

これらの症状は、すべて犬の発情期に伴う自然な現象です。 しかし、出血量が多い場合や、異臭がする場合、元気がない場合などは、獣医さんに相談することをお勧めします。

発情期の期間と注意点

犬の発情期は、大きく分けて発情前期、発情期、発情後期、間期の4つの段階があります。

* 発情前期: 出血が始まり、外陰部が腫れてきます。オス犬に興味を示し始める時期ですが、交尾は受け入れません。
* 発情期: 出血が減り、オス犬を受け入れるようになります。この期間が妊娠の可能性が高い時期です。
* 発情後期: 出血が止まり、オス犬への関心が薄れていきます。
* 間期: 次の発情期までの期間です。

発情期中は、オス犬との接触を避けることが重要です。 妊娠を望まない場合は、特に注意が必要です。 散歩の際は、オス犬と出会わないように時間帯や場所を選ぶなど工夫しましょう。

おむつの着用について

ペットショップで販売されている犬用おむつは、出血による汚れを防いだり、マーキングを防いだりするのに役立ちます。 着用は必須ではありませんが、部屋を清潔に保つため、また愛犬のストレス軽減のためにも有効な手段です。

おむつを選ぶ際には、サイズや素材、通気性などを考慮しましょう。 愛犬が快適に過ごせるものを選び、こまめに交換することが大切です。 おむつが合わないと、皮膚炎を起こす可能性もありますので、注意が必要です。

専門家(獣医師)のアドバイス

愛犬の発情期について心配な点があれば、獣医師に相談することを強くお勧めします。 獣医師は、愛犬の状態を詳しく診察し、適切なアドバイスをしてくれます。 特に、出血量が多い場合や、他の症状を伴う場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。 早期発見・早期治療が大切です。

具体的な対策とアドバイス

* 清潔な環境を保つ: 出血による汚れをこまめに掃除し、清潔な環境を保ちましょう。 床には、洗える素材のカーペットやマットなどを敷くのも良いでしょう。
* 栄養バランスの良い食事: 発情期中は、栄養バランスの良い食事を与えることが大切です。 良質なタンパク質やミネラルを摂取できるフードを選びましょう。
* ストレス軽減: 発情期は、愛犬にとってストレスの多い時期です。 普段以上に優しく接し、落ち着ける環境を作ってあげましょう。
* 定期的な健康チェック: 発情期に限らず、定期的に獣医師による健康チェックを受けましょう。 早期に異常を発見することで、適切な治療を行うことができます。

まとめ

愛犬の初めての生理は、飼い主さんにとって不安な出来事ですが、自然な生理現象です。 適切なケアと観察を行い、必要に応じて獣医師に相談することで、愛犬と安心して過ごせます。 この記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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