愛犬のフィラリア予防と猫との同居:安全な虫除け対策

我が家の愛犬は癌のため抗ガン剤治療をしています。そのため担当医から、ワクチンやフィラリア薬などの投与できませんと言われました。感染症対策では身の回りの消毒、小型犬なのでできる限り外に出さない、免疫力を高めるような手作り食などで対応しています。ですがフィラリアの場合は蚊を媒体としているので家の中にも入ってきます。蚊に刺されたからといって必ずしもフィラリア症に感染するわけではありませんが、できれば刺されないように気をつけてあげたいです。そこで愛犬自身の体につけれるような、アロマやハーブの虫除けスプレーを考えました。ただ我が家には猫もいるので使えるハーブやアロマが限られてきます。(猫にアロマ等は良くないと聞きました)そこで、猫がいる家でも有効なアロマやハーブの虫除けスプレーなどをご存知の方がいれば教えてください。もしくは、やっぱり猫のいる環境でアロマやハーブはオススメできないとのことでしたら、できる限り蚊に刺されなくする良い案があれば教えてください。ちなみにアロマを使う場合は100倍ほど薄めて体に吹きかけようと思ってます。猫と犬は基本的に過ごしてる部屋が違うので、直接アロマの香りが届かないよう配慮することが可能です。どうか知恵をお貸しください。

愛犬のフィラリア予防:薬剤を使えない場合の対策

愛犬が抗がん剤治療中で、フィラリア予防薬を使用できない状況とのこと、大変心配ですね。フィラリア症は蚊を媒介とするため、室内でも感染リスクは完全に排除できません。しかし、ご心配されている通り、蚊に刺されたからといって必ずしもフィラリアに感染するわけではないことをまずご理解ください。感染リスクを下げるための対策を一緒に考えていきましょう。

アロマやハーブを使った虫除けスプレー:猫との同居における注意点

アロマやハーブを使った虫除けスプレーは自然な方法で安心感がありますが、猫への影響を考慮する必要があります。多くの精油は猫にとって有害であり、皮膚炎や呼吸器系の問題を引き起こす可能性があります。特に、ティーツリー、ペパーミント、ユーカリなどは猫にとって非常に危険です。

100倍に薄めて使用するというご計画ですが、それでも猫が直接触れたり、香りが届く可能性がある場合は避けた方が無難です。犬と猫の生活空間を完全に分離できる環境であれば、リスクは低減できますが、それでも猫がスプレーされた犬に接触する可能性を完全に排除することは難しいです。

猫に安全なハーブやアロマ

猫に比較的安全とされるハーブやアロマでも、少量でも反応を示す猫もいるため、使用前にパッチテストを行うことを強くお勧めします。少量を皮膚に塗布し、24時間様子を見て、異常がないことを確認してから使用してください。

安全性の高いとされるハーブとしては、シトロネラ、レモングラス、ゼラニウムなどがあります。しかし、これらの精油も猫には少量でも有害な可能性があるため、使用には細心の注意が必要です。

アロマやハーブ以外の対策

アロマやハーブの使用に不安がある場合、または猫との同居環境を考慮すると、以下の対策がより安全で効果的です。

物理的な蚊の対策

* 蚊帳:愛犬の寝床に蚊帳を設置することで、蚊の侵入を防ぎます。
* 網戸:窓にはしっかりとした網戸を取り付け、隙間がないように確認しましょう。網戸の破れや隙間は蚊の侵入経路となります。
* 蚊取り線香・電気蚊取り器:犬猫が直接触れない場所に設置し、適切な換気を心がけてください。殺虫成分の吸入による影響を避けるため、就寝時は使用を控えましょう。
* 蚊取りマット:効果の持続時間や安全性などを確認し、犬猫が触れない場所に設置します。
* 扇風機:蚊は風を嫌うため、扇風機を回すことで蚊の接近を防ぐ効果があります。

環境整備

* 室内清掃:蚊の発生源となる水たまりやゴミなどを徹底的に除去します。鉢植えの水受け皿などもこまめに清掃しましょう。
* 植栽管理:庭やベランダに蚊が繁殖しやすい植物がある場合は、定期的な手入れを行いましょう。
* 排水溝の清掃:排水溝は蚊の繁殖場所になりやすいので、定期的に清掃し、殺虫剤を使用するのも有効です。

獣医への相談

愛犬の健康状態を考慮した上で、獣医に相談することが最も重要です。獣医は、愛犬の状態を把握した上で、安全なフィラリア予防策を提案してくれるでしょう。代替療法や、より安全な殺虫剤の使用についても相談できます。

まとめ:愛犬と猫のための安全なフィラリア対策

愛犬のフィラリア予防は、抗がん剤治療を受けている状況下では、薬剤を使用できないため、より慎重な対策が必要です。アロマやハーブの使用は、猫との同居環境ではリスクが伴うため、物理的な蚊の対策や環境整備を優先し、獣医のアドバイスを仰ぐことが大切です。

愛犬と猫の健康を守るため、複数の対策を組み合わせ、安全に配慮した対策を講じることで、安心して過ごせる環境を作ることができます。

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