愛犬のトリミング後、元気がない…トラウマの可能性と対処法

トリミング後に急に犬の元気がなくなり、心配しています。犬はトラウマや特定の経験で、性格が変わってしまうことはありますか?教えて下さい!(ミニチュアシュナウザー・オス・2歳です)昨日トリミングに連れていったのですが(初めて行くお店でした)、帰宅後急に元気がなくなり、ぐったりした様子になってしまいました。寝床から動かず、様子がおかしいので、本日病院にいき、レントゲン、血液検査をしてもらったのですが、何も異常はないとのこと。(骨に異常はないし、どちらかというと筋力はしっかりしている。血液も異常はないので、内蔵疾患も考えにくいとの事)しばらく様子を見る事になりました。普段はどちらかというと他の犬に比べても元気があり、落ち着きがない性格で、家でもすぐおもちゃを持ってきて遊びをせがまれます。 一応散歩に連れ出したものの、よたよた歩きで、いつもと違って楽しそうではありません。家の中では、ずっと横たわって寝ています。起きても部屋の中をとぼとぼ歩いて、まるで初めて来た家のようにいろんな所を見回し(自分のゲージすらくんくんにおいをかいだりします)すぐ横たわります。食欲は旺盛ではありませんが、一応食べます。 このままの状態が続けば、別の獣医さんのところでセカンドオピニオンを聞こうと思っています。 このような状況について何か知っている方、何でもいいのでアドバイスをお願いします。

補足

トリミングサロンで別の犬と間違えられた可能性は無いと思います。その日、他にシュナウザーはおらず、うちの犬はレバー&タンというめずらしい毛色らしいので…

トリミング後の犬の異変:原因を探る

愛犬のトリミング後、元気がなくなり、普段とは異なる行動が見られるとのこと、ご心配ですね。獣医さんの診察で異常がないと診断されたとのことですが、それでも愛犬の様子がおかしいと感じるのは飼い主さんとして当然の心配です。 犬は人間のように言葉で気持ちを伝えられないため、行動の変化から原因を探る必要があります。今回のケースでは、トリミングサロンでの経験が原因である可能性が高いと考えられます。

犬もトラウマを抱える:トリミングサロンでの出来事

犬は繊細な生き物です。初めてのトリミングサロンという新しい環境、知らない人や犬との接触、強い音や匂いなど、様々なストレス要因が、愛犬に精神的な負担を与えた可能性があります。具体的には、以下の様なことが考えられます。

  • 強いストレス:トリミング中の騒音、知らない人の触れ方、拘束など、犬にとって不快な経験がストレスとなり、元気をなくす原因となります。
  • 恐怖体験:トリミング器具の音や感触、他の犬との接触などで恐怖を感じた可能性があります。特に、初めてのお店では、環境の変化に敏感に反応する可能性が高いです。
  • 痛み:トリミング中に痛みを感じた可能性も考えられます。爪切りや毛刈りなどで、意図せず傷つけてしまった可能性もゼロではありません。
  • 不安定な環境:サロンの雰囲気、スタッフの対応、他の犬の存在など、不安定な環境が愛犬に大きなストレスを与えた可能性があります。

これらのストレスや恐怖体験が、トラウマとなり、行動の変化につながることは十分に考えられます。 愛犬がゲージの匂いを嗅いだり、部屋の中を戸惑いながら歩く様子は、不安や恐怖を示している可能性が高いです。

具体的な対処法とアドバイス

愛犬の精神的な負担を軽減し、安心感を与えることが重要です。以下の具体的な対処法を試してみてください。

1. 安心できる環境づくり

* 静かな場所で休ませる:落ち着いて過ごせる静かな場所を用意し、無理強いせずゆっくりと休ませましょう。
* お気に入りのアイテムを用意する:愛犬のお気に入りのぬいぐるみやブランケットなどをそばに置いてあげましょう。
* 優しく声をかける:優しく声をかけ、撫でて安心させてあげましょう。無理に抱き上げたりせず、愛犬のペースに合わせて接することが大切です。
* 普段通りの生活リズムを保つ:生活リズムを崩さないように心がけましょう。散歩や食事の時間なども、普段通りにしましょう。ただし、無理強いは禁物です。愛犬の様子を見ながら、少しずつ普段のペースに戻していきましょう。

2. トリミングサロンの見直し

* セカンドオピニオン:獣医のセカンドオピニオンを得ることは、安心材料となります。愛犬の状態を詳しく説明し、適切なアドバイスを求めましょう。
* サロンの変更:今回のサロンが愛犬に合わなかった可能性があります。別のトリミングサロンを探し、事前に電話で相談し、愛犬に合ったサロンを選ぶことが重要です。 犬の性格やトリミングへの対応について詳しく説明し、理解のあるサロンを選びましょう。 可能な限り、事前に見学に行き、雰囲気を確認することもおすすめです。
* トリミング内容の変更:次回からは、トリミングの内容を簡素化したり、時間短縮を検討するのも良いでしょう。 例えば、部分的なトリミングにする、または、シャンプーのみにするなど、愛犬の負担を軽減する工夫をしましょう。

3. 専門家のサポート

* 動物行動学者の相談:愛犬の行動に深刻な変化が見られる場合、動物行動学者に相談することも有効です。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対処法を見つけることができるでしょう。
* ドッグトレーナーの活用:ドッグトレーナーに相談し、愛犬の状況に合わせたトレーニングを行うことで、安心感を与え、精神的な安定を促すことができます。

専門家の視点:獣医からのアドバイス

獣医の先生は、身体的な異常がないことを確認済みとのことですが、精神的なストレスによる症状の可能性を考慮し、経過観察を勧めていると考えられます。 愛犬の行動変化を詳細に記録し、獣医に報告することで、より適切な対応が可能になります。 例えば、いつから元気がなくなったか、どのような行動が見られるか、食事量の変化など、具体的な情報を記録しておきましょう。

まとめ:愛犬への愛情と丁寧な対応が大切

愛犬のトリミング後の異変は、ストレスやトラウマが原因である可能性が高いです。 焦らず、愛犬に寄り添い、安心できる環境を整えてあげることが大切です。 獣医や専門家のアドバイスを受けながら、愛犬のペースに合わせて、ゆっくりと回復を促してあげましょう。 愛犬への愛情と丁寧な対応が、回復への近道となります。

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