愛犬のトイレ問題解決ガイド:シニア犬の夜間・留守中の排泄トラブルとインテリアとの調和

犬のトイレについて…実家にいるダックス7歳オスですが、母と2人暮らしで朝と夕に決まった時間に外でしています。昼間は部屋でしてしまう事はなく、夕方にワン!と訴えますが、夜中と私達、娘や孫が遊びに行くと私達の座ってる横や、玄関、しながら私達の前を通過したり、とにかくいろんなとこでオシッコやうんこをします。座っていてかけられる事も時々。夜中はテーブルの上にもするそうです。もちろんマットも決まった位置においてます。私達がいる時は構ってほしいのかな~と思うのですが、そうでしょうか。このようなお痛をしだしたのが2年前くらいからです。私達がいる時はなるべく子供が遊びがてら外に連れて行って、させてますがまた30分もたつと、部屋でしています。昼間と、夕方のトイレから寝るまでの時間はあんなに長いのに、しないのに何故でしょうか。母が本当に参ってます。詳しい方、理由&治る方法を教えて頂きたいです!お願いします!補足 ありがとうございます。ケージですが、入れると吠えかたが半端ないんです。狭い部屋なので会話もできないくらい。夜中のケージは母が眠れません。2年前まではちゃんと私達がいても、夜中もマットにしてました。やはりプロの力しかないでしょうかね…

愛犬の行動変化:原因の特定

7歳という年齢を考えると、愛犬の行動変化は加齢による認知機能の低下(犬認知機能障害:CCD)の可能性があります。2年前から症状が出ていることから、この可能性が高いと考えられます。CCDは、人間の高齢者でいうアルツハイマー病のようなもので、排泄のコントロールが難しくなる、夜鳴きが増える、場所見知りをする、など様々な症状が現れます。

他にも、以下の可能性が考えられます。

  • 膀胱炎や尿路感染症などの病気:高齢犬は、膀胱炎や尿路感染症にかかりやすくなります。頻尿や排尿痛などの症状が見られる場合、獣医への受診が必要です。
  • ストレス:家族構成の変化、来客、環境の変化などによるストレスも排泄トラブルの原因となります。特に、夜間の排泄は不安やストレスの表れである可能性があります。
  • 分離不安:飼い主がいないことに対する不安から、排泄行為をすることがあります。特に、昼間は問題なく、夜間や留守中に問題が起こる場合は、分離不安の可能性が高いです。
  • 学習不足:トイレトレーニングが不十分な場合、場所を選ばず排泄してしまうことがあります。ただし、2年間問題なく過ごしていたことから、この可能性は低いと考えられます。

解決策:獣医への相談と生活環境の見直し

まず、獣医への受診が不可欠です。血液検査や尿検査で、病気の有無を調べてもらいましょう。病気であれば、適切な治療が必要です。病気ではないと診断された場合でも、CCDなどの可能性について獣医に相談し、今後のケアについてアドバイスを受けましょう。

獣医の診断を踏まえた上で、以下の対策を試みましょう。

1. 認知機能のサポート

CCDが疑われる場合は、認知機能改善サプリメントの投与を検討しましょう。獣医の指示に従って使用してください。また、日中の運動や遊びを通して、認知機能の低下を防ぐことも重要です。

2. ストレス軽減

  • 安心できる空間の確保:愛犬が落ち着いて過ごせる場所を作りましょう。犬用のベッドやマットを、静かで安全な場所に設置し、快適な環境を整えます。インテリアにおいては、落ち着いた色合いの家具や、犬が落ち着ける素材のマットなどを活用しましょう。ブラウンやベージュなどの落ち着いた色は、犬にもリラックス効果を与えます。
  • 規則正しい生活リズム:食事、散歩、睡眠時間を一定に保つことで、愛犬の生活リズムを整え、ストレスを軽減します。トイレの時間を決めて、必ず外に連れて行きましょう。
  • コミュニケーションの充実:愛犬と十分なコミュニケーションを取りましょう。撫でたり、話しかけたり、一緒に遊んだりすることで、愛犬の不安を軽減します。

3. 夜間の対策

ケージが嫌がる場合は、サークルを使用するのも良いでしょう。サークルはケージよりも開放的で、愛犬が落ち着いて過ごせる可能性があります。サークルの中に、愛犬が落ち着けるベッドやマットを置いてあげましょう。夜間の排泄を防ぐために、寝る前に必ずトイレに連れて行き、水分摂取量を調整するのも効果的です。

4. 留守中の対策

留守中も、サークルを使用するか、ペットシッターペットホテルを利用するのも良いでしょう。短時間の留守であれば、トイレシートを複数枚用意し、十分な広さを確保することで、排泄場所を限定することができます。

5. インテリアの工夫

愛犬が排泄しやすい場所を特定し、その場所へのアクセスを制限する工夫をしましょう。例えば、テーブルの上を防ぐために、テーブルクロスを使用したり、テーブルの高さを変えるなど、インテリアの配置を見直すことで、愛犬の行動をコントロールすることができます。また、滑りにくい床材を使用することで、愛犬が滑って転倒するリスクを減らすことができます。

専門家のアドバイス

動物行動学の専門家によると、高齢犬の排泄トラブルは、身体的な問題だけでなく、精神的な問題も大きく関わっています。愛犬の行動をよく観察し、何がストレスになっているのかを理解することが重要です。そして、愛犬に合った解決策を見つけることが大切です。必要であれば、動物行動学の専門家への相談も検討しましょう。

まとめ

高齢犬の排泄トラブルは、様々な原因が考えられます。まずは獣医に相談し、原因を特定することが重要です。原因が特定できれば、適切な治療やケアを行うことで、症状を改善できる可能性があります。愛犬との生活をより快適にするために、諦めずに、根気強く取り組んでいきましょう。インテリアの工夫も、愛犬の生活の質を高める上で重要な要素となります。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)