愛犬のトイレ問題と震え…原因と解決策を探る

質問よろしくお願いします。うちには7歳のミニチュアダックスと半年のミックス犬(マルチーズとトイプードル)がいます。最近ダックスがトイレ以外でウンチをしたり、トイレの周りをや部屋の中をずーっとうろうろしてます。それと10秒ぐらい小刻みに震えてます。すぐ収まるのでどうしたものかと。在宅の仕事をしてるのでほぼ家にいますが散歩は週2回程度です。年も年なので老化かなとは思いますが少し早いような気もします。それか子犬が来たのでストレスなのか、、病院にも行きましたが様子を見ましょうのみで明確な診断ももらえてません。何か病気の前触れかなと心配でたまりません。どうか知恵を貸してください。

愛犬の異変:トイレの失敗、震え、うろうろ…その原因を探る

7歳のミニチュアダックスフンドと生後半年のミックス犬(マルチーズとトイプードル)を飼われているとのこと。ご心配されているのは、ダックスフンドのトイレ以外での排泄、部屋の中でのうろうろとした行動、そして10秒程度の小刻みな震えですね。 週2回の散歩では少し少ないかもしれません。 獣医さんからは「様子見」との診断で、原因が分からず不安なお気持ち、よく分かります。

これらの症状は、単一の原因によるものではなく、複数の要因が重なっている可能性があります。考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. 認知機能障害(犬の認知症)

7歳はミニチュアダックスフンドでは高齢期に差し掛かる年齢です。認知機能障害(犬の認知症)の可能性があります。認知症になると、トイレの場所が分からなくなったり、落ち着きがなくなったり、夜鳴きが増えたり、徘徊したりといった症状が現れます。震えも認知症の症状として現れることがあります。

2. ストレス

新しい子犬が来たことによるストレスも考えられます。特に、トイレの失敗や落ち着きのなさ、震えはストレスのサインとして現れることがあります。 ダックスフンドは気性が繊細な犬種であるため、環境の変化に敏感に反応する可能性があります。

3. 身体的な問題

高齢犬では、関節炎などの身体的な問題も考えられます。痛みや不快感から、トイレに行きにくくなったり、震えたりすることがあります。また、膀胱炎や尿路結石などの泌尿器系の病気も排泄に関する問題を引き起こす可能性があります。

4. 散歩不足

週2回の散歩では、特に高齢犬にとっては少し少ないかもしれません。運動不足もストレスや身体的な問題につながる可能性があります。

具体的な解決策とアドバイス

では、具体的な解決策を提案します。

1. 獣医さんとの再診

まずは、獣医さんに再診してもらいましょう。 先述した可能性のある病気や、他の原因がないか検査してもらうことが重要です。 血液検査や尿検査、レントゲン検査などを検討してもらうと良いでしょう。 症状を詳しく説明し、不安な点を全て伝えましょう。 必要であれば、セカンドオピニオンを求めることも検討してください。

2. 環境の整備

* トイレの位置の見直し: トイレの位置が犬にとって行きにくい場所にある可能性があります。 アクセスしやすい場所にトイレを移動してみましょう。
* トイレの種類の変更: 現在のトイレが犬にとって使いにくい可能性があります。 異なるタイプのトイレを試してみるのも良いでしょう。
* 部屋のレイアウト変更: 部屋のレイアウトを変更することで、犬の落ち着きが改善する可能性があります。 特に、子犬との接触を避けられるスペースを作るのも有効です。
* 安心できる空間の確保: 犬が安心して休めるクレートやベッドを用意しましょう。 落ち着ける場所があると、ストレス軽減に繋がります。 ブラウン系の落ち着いた色のベッドや、柔らかい素材のものを選んであげると良いでしょう。

3. 散歩の頻度を増やす

散歩の頻度を週2回から増やすことを検討しましょう。 高齢犬でも、短い時間でも毎日散歩をすることは、身体の健康と精神の安定に繋がります。 散歩の際には、犬が自由に嗅ぎ回れる時間を与えることも大切です。

4. ストレス軽減

* 子犬との関係性の調整: 子犬との関係性がうまくいっていない場合は、子犬との時間を徐々に増やしていくなど、慎重に関係性を築いていきましょう。 完全に分離するのではなく、徐々に慣れさせていくことが重要です。
* フェロモン製品の利用: 犬の安心感を高める効果があるフェロモン製品(アロマやスプレーなど)を利用するのも有効です。 獣医さんに相談の上、適切な製品を選びましょう。
* サプリメントの検討: 認知機能のサポートやストレス軽減に効果があるサプリメントを獣医さんと相談の上、検討してみましょう。

5. 生活リズムの改善

規則正しい生活リズムを心がけましょう。 食事、散歩、睡眠時間を一定に保つことで、犬の精神的な安定につながります。

インテリアと犬との共存

犬と快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。 例えば、滑りにくい床材を選ぶ、犬が落ち着けるスペースを作る、犬が触れても安全な素材の家具を選ぶなど、犬にとって安全で快適な空間作りを心がけましょう。 ブラウン系の落ち着いた色合いのインテリアは、犬にもリラックス効果を与えてくれると言われています。 また、犬が誤って食べてしまっても安全な素材の家具や、犬が引っ掻いても傷つきにくい素材のソファを選ぶことも重要です。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、高齢犬の行動変化は、身体的な問題だけでなく、認知機能の低下や環境の変化によるストレスが大きく影響していることが多いと言われています。 早期に獣医の診察を受け、適切なケアを行うことで、愛犬の生活の質を向上させることができます。

まとめ

愛犬の異変の原因を特定し、適切な対策を行うことが大切です。 獣医さんとの相談を最優先に行い、環境の整備、散歩の頻度、ストレス軽減策などを総合的に取り組むことで、愛犬の健康と幸せを守りましょう。 焦らず、一つずつ解決策を試しながら、愛犬との時間を大切に過ごしてください。

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