愛犬のトイレトレーニング再チャレンジ!家具を守り、快適なインテリアを実現する方法

犬のおしっこについて困ってます。うちには3歳を過ぎたチワワ(オス:未去勢)が居るのですが 部屋のあちこちでおしっこをします。前にしつけで 「トイレシートでおしっこをしてる最中に《チッチ、チッチ》と言って それが出来たら褒めてあげ、普段から《チッチ》=《トイレシートでのおしっこ》と認識させるといい」みたいな事が書いてあり、実践してはいるのですが、確かに誰かが居て、《チッチ》と言えばトイレシートに向かい、ちゃんとおしっこをします。(おしっこ後にご褒美でおやつをあげていたため、最近はチョロっとおしっこ→おやつ→チョロっとおしっこ→おやつ・・・と悪知恵まで披露されました)うんちは絶対にトイレシート、たまに吐いたりするときもトイレシートに吐いたりします。問題は「誰も居ないとき」また「同じ部屋に居ても寝てしまっているとき」です。テーブルの足、自分のケージの角(外から中に向かって)、冷蔵庫、台所、座椅子、紙袋、扇風機。。。ありとあらゆる物に向かってします。一人暮らしの私が仕事をしている間(am8時~pm6時ごろまで)はリビングで放し飼いです。その間に大体2箇所はおしっこされています。私が寝るときには基本的にはケージに入っており、8時間程度でも大人しくケージ内で過ごせています。粗相をすることもありません。おしっこがしたくなると騒がしくなるのでケージを開ければ、しばらくしてちゃんとトイレシートでおしっこをします。このままだと家具が置けないので、相当困っています。何か、いい対策orしつけ直し、アドバイス等あればよろしくお願いします。

愛犬のトイレ問題:原因と解決策を探る

3歳を過ぎたチワワのオス犬のトイレトレーニングでお困りとのこと、大変お気持ちお察しします。 「人がいる時はトイレシートで排泄するのに、留守中はいたるところでおしっこをする」という状況は、しつけの問題というよりも、犬の心理や環境要因が大きく関わっている可能性が高いです。 単に「トイレの場所がわからない」という問題ではなく、ストレス、不安、マーキング行為などが隠れているケースが多いのです。

1. ストレスや不安のサインの可能性

長時間の一人留守番は、愛犬にとって大きなストレスになっています。 ケージの中で大人しく過ごせるのは、安心できる空間だからでしょう。しかし、リビングでは不安を感じ、おしっこで自分の存在を示そうとしたり、不安を解消しようとしている可能性があります。

* 環境の変化:最近、何か環境の変化はありませんでしたか? 引越し、家族構成の変化、新しい家具の導入など、小さな変化でも犬はストレスを感じることがあります。
* 分離不安:飼い主と離れることが不安で、おしっこをすることで飼い主の帰りを促そうとしている可能性も考えられます。
* 病気:膀胱炎などの病気も考えられます。 頻尿や痛みを伴う排尿があれば、すぐに獣医さんに相談しましょう。

2. マーキング行為の可能性

オス犬の場合、縄張り主張としてのマーキングの可能性も考慮しなければなりません。 未去勢であることも、マーキング行動を助長する要因の一つです。 テーブルの足や冷蔵庫など、垂直面に排泄する傾向は、この可能性が高いことを示唆しています。

3. トイレトレーニングの見直し

現在の「チッチ」トレーニングは、人がいる時限定で効果を発揮しているようです。 これは、犬が「人がいる時だけトイレシートを使えば良い」と学習していることを意味します。 おやつによるご褒美も、量やタイミングを間違えると逆効果になることがあります。

具体的な解決策とアドバイス

では、具体的な解決策を提案します。 これらは、段階的に、そして根気強く取り組むことが重要です。

1. 獣医への相談

まずは、動物病院を受診して、病気の可能性を排除しましょう。 特に、尿検査で膀胱炎などの有無を確認することが大切です。

2. 環境の見直しと安心できる空間の提供

* ケージの活用:留守番中はケージを使うことを継続しましょう。 ケージ内には、愛犬が落ち着けるベッドや玩具を用意し、快適な空間にしてあげましょう。
* フェロモン製品:犬の安心感を高める効果があるフェロモン製品(アロマやスプレーなど)を活用するのも有効です。
* ストレス軽減:留守番前に十分な散歩や運動でエネルギーを発散させましょう。 また、留守番中は、犬が落ち着いて過ごせる音楽などを流すのも効果的です。
* インテリアの見直し:おしっこをされた場所を特定し、愛犬がアクセスできないように工夫しましょう。 例えば、テーブルの足にカバーを付ける、冷蔵庫にガードをつけるなどです。

3. トイレトレーニングの改善

* おやつ依存からの脱却:おやつではなく、言葉の褒め言葉をメインにしましょう。「良い子!」「えらいね!」など、愛犬が理解できる言葉で褒めてあげましょう。
* トイレシートの位置:トイレシートの位置を見直しましょう。 落ち着いて排泄できる場所、そして愛犬がよく過ごす場所に設置することが重要です。
* 複数設置:複数のトイレシートを設置することで、愛犬がより簡単にトイレにアクセスできるようになります。
* 徹底的な掃除:おしっこの臭いは、犬にとってトイレの場所を示唆するサインとなります。 酵素系のクリーナーで、徹底的に臭いを除去しましょう。
* サークルでのトレーニング:リビングの一角にサークルを設置し、トイレシートとベッド、玩具などを配置して、愛犬の生活範囲を限定するのも有効です。

4. 去勢手術の検討

マーキング行為が原因の場合、去勢手術を検討することも有効です。 獣医さんと相談の上、適切な判断を下しましょう。

5. 専門家のサポート

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、愛犬の行動の根本原因を特定し、より効果的な解決策を見つけることができます。

インテリアとの調和

愛犬との快適な生活と、理想のインテリアを両立させるために、以下の点にも注意しましょう。

* 撥水加工の家具:ソファやカーペットなど、撥水加工が施された素材の家具を選ぶことで、万が一おしっこをされても、被害を最小限に抑えることができます。
* 洗えるカバー:家具に洗えるカバーをかけることで、清潔さを保ち、汚れを簡単に落とすことができます。
* 床材:フローリングよりも、汚れが目立ちにくいカーペットやタイルなどの床材を選ぶのも良いでしょう。

まとめ

愛犬のトイレ問題の解決には、根気と愛情、そして適切な方法選びが重要です。 段階的に改善策を試み、愛犬の行動をよく観察することで、必ず解決できるはずです。 そして、愛犬との快適な生活と、理想のインテリアを実現しましょう。

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