愛犬とより良い関係を築くために:夫への執着と飼い主への距離感

長文ですみません。どうしたら飼い犬に好かれるでしょうか? 3歳になるオスのゴールデンレトリーバーを飼っています。 家族構成は会社員の夫と中学生の息子、専業主婦の私、3人です。 犬を飼うのは初めてです。 当初は3人で世話を分担するはずが、夫は帰りが遅くなり朝の20分だけの散歩、 息子は運動部に入ったため帰りが遅く、犬の世話はほとんど私です それでも可愛くて可愛くて、子どもが増えたように嬉しくて、 パピーの頃から健康管理、躾、あそび等々私がやってきました。 犬の事を勉強したり、毎日夕方1時間以上散歩、ドッグランに行ったりしています。 トレーナーを付けて、リーダーウォークも出来るようになりました。 問題行動もなく、お利口で皆にフレンドリーです。 しかし、夫は特別です。 夫が家にいるときは、まるでストーカーのようです。 夫がソファーに座ると速攻で隣に座り、口をペロペロ舐めてキュンキュン言って膝にあごを乗せます。 最近では夫が会社に行くと、夫の部屋に籠って出てきません。 夫のスリッパにマズルを突っ込んで寝ています。 私には絶対しません。それどころか用がない限り近寄ってきません。 私の所に来るのはご飯と散歩に行く時間、もしくは遊んで欲しい時だけです。 その行為が終わればまた夫の部屋に帰って行きます。 それでも可愛いので、マッサージをしたり撫でてあげると気持ちよさそうしてますが、 終われば、さっさと部屋に戻ってきます。 切ないです。たまには甘えに来て欲しいです。 休日は夫が家にいるので、目の前で犬が夫に甘えているのを見せつけられ辛いです。 夫も私に悪いと思って、犬を避けようとするのですが、犬は必死で夫に迫ります。 まるで恋人のようです。 リーダーが夫なのは仕方ないと思ってますが、そこまで差別するか?と思います。 最近は少し可愛いと思えなくなり、犬の世話が苦痛になってます。 若い大型犬なので運動量もあり、毎日雨の日、猛暑の日、雪の日、夕方1時間以上散歩、 運動をさせています。 皮膚が弱く、しょっちゅう体をチェックし病院に連れて行き、薬をつけたり、洗ったり…。 犬の順位決めってこんな感じなんですか? 私は今後どう犬に接していけば良いのでしょうか? どうしたら好きになってもらえるのでしょうか?

愛犬の行動と飼い主さんの気持ち

3歳ゴールデンレトリバーへの愛情と、夫への執着、そして飼い主さん自身の葛藤が伝わってくるご相談です。愛犬の行動は、単なる「順位」の問題だけでなく、犬の個性や、飼い主さんとの関係性、そして環境要因が複雑に絡み合っている可能性があります。 犬が夫に執着する理由、そして飼い主さんに対して距離を置く理由を、一つずつ丁寧に紐解いていきましょう。

愛犬が夫に執着する理由

愛犬が夫に執着する理由はいくつか考えられます。

1. 夫の存在感と安心感

夫が帰宅した時、犬は興奮して近づくかもしれません。これは、夫の体臭や声、存在感そのものが、犬にとって安心感や喜びを与えている可能性を示唆しています。特に、ゴールデンレトリバーは人懐っこく、愛情表現が豊かな犬種です。

2. 夫による無意識の強化

夫が、犬の甘え行動を無意識のうちに肯定している可能性があります。例えば、犬が膝の上に座っても追い払わず、むしろ撫でたり、一緒に過ごしたりする行動は、犬にとって「この行動で良い反応が得られる」という学習になります。

3. 生活リズムと関わり方

夫が帰宅後、犬と積極的に関わっている時間があるかもしれません。散歩や遊び、一緒に過ごす時間が多いほど、犬は夫との絆を強く感じます。

4. 匂い

犬は嗅覚が非常に優れています。夫の体臭や、夫が使用している物の匂いなど、犬にとって魅力的な匂いが存在する可能性もあります。

飼い主さんと愛犬の関係性

一方、飼い主さんに対して距離を置くのは、以下の理由が考えられます。

1. 過剰な世話と期待

飼い主さんは、愛犬の健康管理や躾、遊びなど、多くの時間を費やされています。これは素晴らしい愛情表現ですが、犬が飼い主さんとの距離を置く原因にもなり得ます。犬は、常に監視されているような状態をストレスに感じる可能性があります。

2. 要求に応じた関わり方

飼い主さんは、犬がご飯や散歩を要求する時だけ関わる傾向にあるようです。これは、犬にとって「飼い主からの愛情は、自分の要求に応えてもらうためにある」という誤解を生む可能性があります。

3. コミュニケーション不足

犬とのコミュニケーションは、言葉だけではありません。アイコンタクト、ボディランゲージ、遊びを通して、犬との信頼関係を築く必要があります。

改善策:愛犬とのより良い関係を築くために

愛犬との関係性を改善するためには、以下の点を意識してみましょう。

1. 夫への執着を減らす

* 夫が犬を無視する:犬が夫に近づくのを完全に無視するのは難しいですが、過剰な反応を避け、冷静に対処することで、犬の執着心を軽減できます。
* 夫と犬の時間を制限する:夫が犬と過ごす時間を意図的に制限する必要はありませんが、夫が犬に構いすぎないように、さりげなく注意するのも良いでしょう。
* 代替行動を促す:犬がおもちゃで遊ぶ、骨を噛むなど、夫以外の行動に集中できるように、環境を整えましょう。

2. 飼い主さんとの絆を深める

* スキンシップを増やす:散歩や食事以外の時間にも、撫でたり、一緒にくつろいだりする時間を増やし、積極的にスキンシップを取りましょう。
* 遊び方を工夫する:犬が楽しめる遊びを取り入れ、一緒に時間を過ごすことで、絆を深めましょう。引っ張りっこ、ボール遊び、知育おもちゃなど、犬の性格や好みに合わせた遊びを選びましょう。
* アイコンタクトと褒める:犬とアイコンタクトを取り、良い行動には積極的に褒めてあげましょう。言葉だけでなく、優しく撫でたり、ご褒美を与えるのも効果的です。
* 「要求」ではなく「愛情」を示す:散歩や食事の時間はもちろん大切ですが、それ以外の時間にも、犬に愛情を示すことが重要です。例えば、一緒にソファでくつろいだり、優しく撫でたりする時間を取りましょう。
* 無視する時間を作る:常に構っているのではなく、犬が一人で過ごす時間を作ることも大切です。これにより、犬は飼い主さんの存在をより大切に感じるようになります。

3. 専門家の力を借りる

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。

まとめ

愛犬の行動は、複雑な要因が絡み合っています。焦らず、根気強く、愛犬と向き合い、信頼関係を築くことが大切です。今回のアドバイスが、飼い主さんと愛犬、そしてご家族皆さんの幸せな生活につながることを願っています。

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