愛犬との快適な暮らし:室内での排泄問題解決への道

トイプードル(オス、1歳:2013年2月生まれ)が家の中でおしっこやウンチ、マーキングをして困っています。1月くらい(?)まではゲージのトイレにだいたい出来ていたのですが、急に失敗するようになりました。 4人家族で犬を1匹飼っています。日中は家に誰もいないのでゲージに入れていますが、帰宅すると常時放し飼いです。ゲージのトイレでは人がいる時でもいない時でも一切使わず数か月が経過しました。それがゲージから出すと目を盗んではおしっこやウンチ、マーキング(おしっことマーキングは別の意味)をします。 本には1分以内に叱らないと犬はなぜ叱られているのか分からないのでダメとあります。気付いたときは時間がたっているので何もしていません。漏らすまでケージに閉じ込め、おしっこをしたら出そうと考えたのですがちょっと難しいなあ、と考えています。また、家族がすぐに出したがるのでおむつを着けっぱなしにしましたが、かぶれてしまったのでやめました。 今は朝と帰宅時などに犬を庭に連れて行きおしっこやウンチをさせてから、家の中で放し飼いにしています。ただ、ここからどうやってケージのトイレにさせるのか悩んでいます。 以前のようにゲージのトイレでおしっこやウンチをさせるにはどうしたらよいでしょうか。 庭でさせるのは良くないのではないかと考えてもいますが、みなさんはどう思いますか。 家族は犬と遊びたがったり、ゲージの中で犬が騒ぐとすぐにかまったりして出したがります。どう思いますか。 私は心を鬼にしてゲージの中でおしっこをするまでは何日でも閉じ込め餌の時以外は無視し続ける、ということが良いのではないかと考えていますがどう思いますか。 yahoo知恵袋にほとんど同じようなケースがありましたが、ウンチだけは家の中でしないというところが違うので新たに質問をしてみました。

愛犬の室内での排泄問題:原因と解決策

愛犬の室内での排泄は、飼い主さんにとって大きな悩みです。特に、以前はゲージでトイレトレーニングができていたのに、急に失敗するようになった場合、原因を特定し、適切な対処法を見つけることが重要です。 今回のケースでは、ゲージでの排泄が全くできなくなり、ゲージから出すとすぐに排泄してしまうという状況です。これは、単なるトイレトレーニングの失敗ではなく、犬の心理的な問題や、環境の変化、健康状態の変化などが複雑に絡み合っている可能性があります。

1. 原因の特定:なぜゲージのトイレを使わなくなったのか?

まず、愛犬がゲージのトイレを使わなくなった原因を突き止めましょう。考えられる原因は以下です。

  • ゲージの環境: ゲージが狭すぎる、清潔でない、臭いが気になるなど、犬が快適に過ごせない環境になっている可能性があります。ゲージ内のトイレの位置や清潔さを見直してみましょう。トイレシートの種類も検討してみましょう。犬によってはシートの素材が気に入らない場合もあります。
  • ストレス: 日中の長時間ゲージでの生活、家族とのコミュニケーション不足、騒音など、犬がストレスを感じている可能性があります。日中のゲージ内での過ごし方を工夫したり、帰宅後の十分な運動と遊びの時間を確保しましょう。また、家族全員で犬との接し方を統一し、ストレスを与えないように注意しましょう。
  • 健康問題: 膀胱炎や尿路感染症などの病気によって、排泄のコントロールが難しくなっている可能性があります。もし、食欲不振や元気がないなどの症状があれば、動物病院で検査を受けましょう。
  • マーキング行動: オス犬の場合、縄張り主張としてのマーキング行動の可能性があります。去勢手術が解決策となる場合もあります。獣医に相談し、愛犬にとって適切な方法を検討しましょう。
  • 学習不足または学習の逆転:ゲージの外で排泄するとすぐに許されてしまうと、犬はゲージ内で排泄する必要性を感じなくなります。逆に、ゲージ内で排泄すると叱られる、またはゲージから出してもらえないという学習をしている可能性もあります。

2. 具体的な解決策:段階的なアプローチ

愛犬の排泄問題を解決するためには、段階的なアプローチが必要です。

ステップ1:環境の見直し

* ゲージの清掃:毎日、ゲージ内を清潔に保ちましょう。トイレシートはこまめに交換し、尿や糞の臭いを残さないようにしましょう。
* ゲージの広さ:ゲージが狭すぎるとストレスになります。愛犬が自由に体を伸ばせる広さがあるか確認しましょう。
* ゲージの位置:落ち着いて過ごせる静かな場所にゲージを設置しましょう。
* トイレの位置:ゲージ内のトイレの位置を調整し、犬にとって使いやすい場所にすることを検討しましょう。
* トイレシートの種類:犬によっては、シートの素材や香りが気に入らないことがあります。色々な種類のシートを試してみるのも良いでしょう。
* ケージの種類の見直し: サークルタイプなど、より開放的なケージへの変更も検討しましょう。

ステップ2:トイレトレーニングの再実施

* 徹底したタイミング管理: 食事後、睡眠後、遊びの後など、犬が排泄しやすいタイミングを把握し、その都度、ゲージ内のトイレに連れて行きましょう。
* 成功体験の積み重ね: ゲージ内で排泄したら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。言葉だけでなく、優しく撫でたり、おやつを与えたりすることで、肯定的な強化を図ります。
* 失敗時の対応: ゲージの外で排泄してしまった場合は、叱るのではなく、すぐに片付けて、次の排泄タイミングでゲージ内のトイレに誘導しましょう。
* ゲージから出す条件: ゲージ内で排泄をするまで、ゲージから出さないというルールを徹底しましょう。ただし、長時間閉じ込めることはストレスになるので、適度な休憩と遊びの時間を与えましょう。
* 家族全員でルールを共有: 家族全員で、犬のトイレトレーニングのルールを共有し、統一した行動をとることが重要です。

ステップ3:専門家への相談

もし、上記の対策を試しても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、愛犬の行動の背景にある問題をより深く理解し、効果的な解決策を見つけることができます。

庭での排泄について

庭で排泄させることは、必ずしも悪いことではありません。しかし、常に庭で排泄させることが習慣化してしまうと、室内でのトイレトレーニングが難しくなる可能性があります。理想的には、室内で排泄する習慣を定着させることが望ましいです。

家族の対応について

家族が犬をすぐにゲージから出してしまったり、ゲージの中で騒ぐとすぐに構ってしまったりするのは、犬にとって混乱を招きます。家族全員で、トイレトレーニングのルールを理解し、徹底することが重要です。犬がゲージ内で落ち着いていられるように、日中十分な運動と遊びの時間を与え、帰宅後もすぐに構わず、落ち着いてから接するようにしましょう。

心を鬼にすることについて

ゲージ内で排泄するまで何日も閉じ込めるという方法は、犬にとって大きなストレスとなります。犬の心理状態を考慮し、適切な方法を選択することが重要です。長時間閉じ込めるのではなく、短時間でも確実にゲージ内で排泄させることを目標に、根気強くトレーニングを続けましょう。

まとめ

愛犬の室内での排泄問題は、時間と忍耐を要する課題です。しかし、適切な方法でトレーニングを続けることで、必ず解決できる問題です。環境の見直し、トイレトレーニングの再実施、専門家への相談など、様々なアプローチを試み、愛犬との快適な生活を取り戻しましょう。 焦らず、根気強く、愛犬との信頼関係を築きながら、トレーニングを進めていきましょう。

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