愛犬との安心安全な暮らし:犬の感染症とインテリアの選び方

2ヶ月のカニンヘンダックスを飼っています。ケンネルコフとコクシジウムで家にきて4日目で入院してしまい、6日間で家に帰ってきました。そこで、入院する前に使っていたトイレやゲージ、おもちゃなど、処分するべきでしょうか?熱湯消毒できるものはしました。でもなんだか怖いので今は狭い部屋に放し飼いにしています。あまりはしゃいでしまうと咳がぶり返してしまうのが心配なので、早くゲージに入れようと思うんですが、、、次亜塩素酸の消毒液は今取り寄せています。

愛犬の感染症と家庭環境:ケンネルコフとコクシジウムについて

愛犬がケンネルコフとコクシジウムという感染症にかかってしまったとのこと、ご心配ですね。2ヶ月の子犬は抵抗力が弱く、感染症にかかりやすい時期です。まずは、愛犬の回復を心からお祈りいたします。 ケンネルコフは犬の伝染性気管支炎、コクシジウムは原虫による腸管感染症です。どちらも他の犬に感染する可能性があり、適切な消毒と環境整備が重要になります。

熱湯消毒だけでは不十分な理由

熱湯消毒は、ある程度の殺菌効果がありますが、ケンネルコフやコクシジウムの完全な除去には不十分です。特にコクシジウムの卵子は、熱湯消毒だけでは完全に死滅しない可能性があります。そのため、愛犬の健康と安全を守るためには、より強力な消毒方法が必要となります。

愛犬の安全を守るための徹底的な消毒と環境整備

次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど)を希釈した消毒液が届くとのこと、これは適切な選択です。しかし、使用方法を間違えると愛犬の健康を害する可能性があるため、注意が必要です。

次亜塩素酸ナトリウム消毒液の正しい使用方法

* 希釈濃度: 使用する製品の指示に従って、適切な濃度に希釈してください。濃度が高すぎると愛犬の皮膚や粘膜を傷つける可能性があります。通常は、薄めたものを布などに含ませて拭き取ります。
* 対象物: ゲージ、トイレ、おもちゃ、床、壁など、愛犬が触れた可能性のある場所を丁寧に消毒します。
* 換気: 消毒中は十分な換気を心がけましょう。次亜塩素酸ナトリウムは刺激性があるので、吸い込みすぎると危険です。
* すすぎ: 消毒後、愛犬が直接触れるものについては、必ず水でよくすすいでください。残留した次亜塩素酸ナトリウムが愛犬の健康に悪影響を与える可能性があります。
* 乾燥: 消毒後は、十分に乾燥させてから愛犬に使用させましょう。

処分すべきものと、再利用可能なもの

残念ながら、完全に消毒できない可能性のあるものは処分することをお勧めします。特に、布製のおもちゃや、熱湯消毒が困難な素材のものは、新しいものを用意した方が安心です。

一方、プラスチック製のゲージやトイレトレーなどは、次亜塩素酸ナトリウムで丁寧に消毒すれば再利用可能です。ただし、消毒後も念のため、数日間は使用を控え、完全に乾燥させてから使用しましょう。

ゲージへの早期復帰とストレス軽減

愛犬が咳をしやすい状態であるため、ゲージへの早期復帰を望む気持ちはよく分かります。しかし、無理強いは逆効果になる可能性があります。

ゲージへの慣らし方

* 段階的な導入: まずは、ゲージのドアを開けた状態で、ゲージの中に愛犬のお気に入りのオモチャやベッドを置いて、ゲージの中を安全で快適な場所だと認識させましょう。
* おやつで誘導: ゲージの中に愛犬がお気に入りのオモチャや、美味しいおやつを入れて、ゲージの中に入ることを促します。
* 無理強いしない: 愛犬がゲージに入るのを嫌がったり、不安な様子を見せたりする場合は、無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて慣れさせてあげましょう。
* 安心できる空間づくり: ゲージの中に愛犬が落ち着けるような、柔らかいベッドやブランケットなどを用意しましょう。

室内環境の工夫

狭い部屋での放し飼いは、愛犬のストレス軽減に繋がりますが、同時に、愛犬が落ち着いて過ごせる空間づくりも重要です。

* 落ち着ける場所の確保: 愛犬が安心して休める場所を確保しましょう。犬用のベッドやクッションなどを用意し、静かな場所に設置します。
* 刺激の軽減: 必要以上に愛犬を刺激しないように、騒音や激しい動きを避け、落ち着いた雰囲気を保ちましょう。
* 遊びの制限: はしゃぎすぎると咳がぶり返す可能性があるため、遊びの時間は短く、穏やかな遊びにしましょう。

インテリアと愛犬の共存:安心安全な空間づくり

愛犬との生活を快適にするためには、インテリア選びも重要です。

素材選び

* 清掃しやすい素材: 床材は、拭き掃除がしやすいタイルやフローリングがおすすめです。カーペットは、汚れが付きやすく、消毒も困難なため、愛犬が使用するエリアには避けた方が良いでしょう。
* 耐久性のある素材: 愛犬が噛んだり引っ掻いたりしても傷つきにくい素材を選びましょう。
* 抗菌・防臭効果のある素材: 抗菌・防臭効果のある素材は、清潔さを保つのに役立ちます。

色の効果

色は、犬の行動や心理に影響を与える可能性があります。落ち着きを与えるベージュやアイボリーなどの淡い色を基調としたインテリアは、愛犬のストレス軽減に役立ちます。

専門家への相談

愛犬の状態が気になる場合は、獣医さんに相談することをお勧めします。獣医さんは、愛犬の健康状態を適切に評価し、適切な治療やケアの方法をアドバイスしてくれます。

まとめ

愛犬の感染症対策は、徹底的な消毒と、愛犬のストレス軽減を両立させることが重要です。焦らず、段階的に進めていきましょう。 愛犬との快適な生活を送り、健康な毎日を過ごせるよう願っています。

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