怪我をした伝書鳩の保護と飼育:初めての鳥との暮らし方

伝書鳩を保護しました。怪我をしているようだったので動物病院に連れて行ったところ、足の怪我が酷いとのことでした。他の場所の傷はそれほど酷くなかったのですが、動物病院にいる間は餌を食べていないと言われました。伝書鳩協会に電話をしてみたのですが繋がらなかったため、連休明けまで家で面倒を見ることになったのですが、鳩どころか鳥すら飼ったことが無いので何もわからない状態です。うちには猫がいるので、そこだけは重々気をつけているのですが、鳩の飼い方について何かアドバイスいただけないでしょうか?・どのくらい餌を食べなかったら、もう一度病院に連れていった方が良いのか・部屋の温度はどれくらいが良いのか・日中は目を離しても大丈夫なのか(もちろんなるべく傍にいるつもりですが)色々とアドバイスをお願いしますm(__)m

怪我をした伝書鳩の応急処置と飼育環境

野生動物である伝書鳩を保護し、飼育するのは初めての経験とのことですので、まずは落ち着いて、段階的に対応していきましょう。猫がいる環境での飼育は、鳩にとって大きなストレスとなり、怪我の回復を遅らせる可能性があります。まずは、猫が鳩に近づけない安全な空間を確保することが最優先です。

安全なケージの設置

猫が絶対に届かない場所に、十分な広さのあるケージを設置しましょう。ケージの大きさは、鳩が自由に羽ばたける程度の広さが理想です。ケージ内には、止まり木、餌入れ、水入れを配置します。止まり木は、鳩の足に負担がかからないように、太さや材質に注意しましょう。材質は自然の木材が好ましいです。

適切な温度と湿度

鳩にとって快適な室温は、20~25℃です。エアコンやストーブなどで室温を調整し、急激な温度変化がないように注意しましょう。また、適度な湿度も重要です。乾燥しすぎると、鳩の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。加湿器を使用したり、ケージの中に湿らせたタオルなどを置くのも良いでしょう。

食事と水分補給

動物病院で餌を食べていないと言われたとのことですので、まずは鳩の食欲を促すことが重要です。鳩の餌は、市販の鳩用飼料が最適です。他に、小粒のヒマワリの種や、乾燥エンドウ豆などを少量与えるのも良いでしょう。新鮮な水を常に用意し、こまめに交換しましょう。

獣医師への相談と継続的なケア

餌を食べない場合の対処法

鳩が餌を食べない状態が続くと、脱水症状や低血糖など、命に関わる危険性があります。24時間以上餌を食べない場合は、すぐに動物病院に連れて行きましょう。獣医師に状態を詳しく説明し、適切な指示を仰ぎましょう。

足の怪我の治療と経過観察

足の怪我の状態によっては、獣医師による治療が必要となる場合があります。獣医師の指示に従い、定期的に通院して治療を受けさせましょう。また、ケージ内での動きやすさにも配慮し、必要に応じてケージ内のレイアウトを変更するなど、鳩の負担を軽減する工夫をしましょう。

日中の様子見と注意点

日中は、鳩の様子をこまめに確認しましょう。猫が近づかないように注意し、常に鳩の安全を確保することが大切です。ケージから出して自由にさせている場合は、常に目を離さないようにしましょう。

伝書鳩の特性とストレス軽減

伝書鳩は、本来は広い空を自由に飛び回る生き物です。ケージの中で飼育する場合は、ストレスを軽減するための工夫が必要です。

ケージの清掃と衛生管理

ケージ内は清潔に保つことが重要です。毎日、糞や食べ残しを取り除き、定期的にケージ全体を清掃しましょう。ケージの底には、新聞紙やペットシーツを敷いて、清潔さを保ちましょう。

コミュニケーションと安心感

鳩は、人間とのコミュニケーションを必要とする生き物です。優しく声をかけたり、ケージに近づいて様子を見たりすることで、鳩は安心感を覚えます。ただし、無理に近づいたり、触ったりしないように注意しましょう。

自然光と紫外線

鳩は、自然光を浴びることで健康を維持します。可能であれば、ケージを窓際に置いて、自然光を浴びさせるようにしましょう。ただし、直射日光は避けてください。また、紫外線ライトを使用して、紫外線を補給するのも効果的です。

専門家のアドバイス

鳥類の専門家によると、怪我をした鳩の飼育においては、清潔な環境と適切な栄養供給が最も重要です。また、ストレスを軽減するための工夫も不可欠であり、ケージの配置や清掃、コミュニケーションなど、細やかな配慮が求められます。

まとめ:責任ある保護と飼育を

野生動物である伝書鳩の保護と飼育は、責任を伴う行為です。獣医師との連携を密に取りながら、鳩の健康状態を常にチェックし、適切なケアを行いましょう。 鳩が回復し、再び空を自由に飛び立てるように、愛情を持って接することが大切です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)