怖がりで噛むチワワへの接し方:5歳からのしつけと信頼関係構築

チワワ5才の噛み癖について教えてください。 チワワ♂2匹の里親になって3日たちます。 もとの飼い主さんはブリーダーでこの子達は引退した子です。 二匹ともかなりの怖がりなのですが、一匹は 怖過ぎて動けなくて、反抗もなにもせずされるがままって感じです。この子に関しては色々調べてしつけのやり方がだいたい決まりました。 ですがもう一匹がどうしたらいいのか分かりません。 この子は怖いから噛みつくタイプの子です。ブリーダーさん以外の他のスタッフにも慣れるまでは唸ったり噛み付いたりしていたから、1週間くらいは触らずに無視してといわれていました。ですが、うちに来た日と次の日はゲージから出して遊ばせました。少しなでる事が出来たので安心していたら数回噛みつかれそうになったので、色々調べてやはりゲージに入れる事にしました。 エサは二匹とも家族で手渡しであげて少しでも早く安心してくれるように話しかけたり(大人しい子には)だっこやなでたりしたり話しかけたりしています。 噛む子にはゲージに手を入れてにおいをかがせたり話しかけたりしています。しっぽもブンブンふるようになってきました。 私がもう一匹を抱いて部屋を出るとクンクン鳴くようにもなりました。でもちょっとでも私達が不意に動くとビクッとしてすぐしっぽをひっこめます。 この子に関しては、部屋に放した時にチョロチョロ動き回っていたので体力があると思うので、しつけをしつつ散歩させながら少しずつ信頼関係・上下関係を築きたいと思っているのですが、噛まれるかもしれないので首輪すらつけられません。 しっぽもブンブンふってるし大丈夫かなと思うんですが、私の方がちょっとビビってしまって手が出せません…。犬は飼った事あるんですが今までは子犬からだったのでこういう事は初めてで、どうしたらいいのか分かりません。この、怖がって噛む子にはどういう風に接すればいいでしょうか? 一つ気になったのはもう一匹をなでている時にその子の前に急に座ってきて、私がその子をなでようとしたら噛むまね?をしたり少しうなったりして威嚇?してきました。 ちなみに5才なのに肉球が子犬の様にぷにぷになので散歩もした事がないんだと思います。 ブリーダーさんに聞いたら特に家に連れて帰る訳でもなく、夜はお店においていたといっていたので、たぶんずっとゲージの中だけだったんだと思います…

5歳チワワの噛み癖と恐怖心:原因と解決策

5歳という年齢で、これまでゲージでの生活が中心だったチワワが、新しい環境で恐怖心から噛みつくのは、決して珍しいことではありません。 ブリーダーさんの指示通り、最初は距離を置いて様子を見るべきだったかもしれません。しかし、既にゲージから出して遊ばせている状況ですので、焦らず、段階的に信頼関係を築いていきましょう。 ポイントは、犬のペースを尊重することと、安全な環境を提供することです。

恐怖心の原因を探る

噛み癖の原因は、恐怖心や不安感です。 過去の経験(ゲージでの生活、人間との接触の少なさ)から、人間を脅威と認識している可能性があります。 また、もう一匹のチワワを撫でている際に威嚇行動を見せたことから、資源防衛行動(あなたへの愛情、安心できる場所など)の可能性も考えられます。

具体的な解決策:段階的なアプローチ

  • 安全空間の確保: ケージは、安全で落ち着ける場所として認識させましょう。 ケージの中に、犬がお気に入りのぬいぐるみや、安心できる匂いのするタオルなどを入れてあげると良いでしょう。 ケージトレーニングは、犬にとってストレス軽減に繋がります。
  • 距離を保つ: いきなり近づいたり、触ろうとしたりせず、まずは視界に入る程度に存在感を示しましょう。 穏やかな声で話しかけたり、遠くから美味しいおやつを与えて、良い経験を積ませることが重要です。 犬が自ら近づいてきたら、優しく褒めてあげましょう。
  • ボディランゲージに注意: 犬が恐怖を感じているサイン(尻尾を挟む、耳を後ろに倒す、目をそらす、ハァハァと呼吸が荒くなるなど)に注意深く観察しましょう。 これらのサインが出たら、すぐに距離を取り、犬が落ち着くまで待ちましょう。
  • ポジティブな強化: 噛まずに良い行動(例えば、静かに座っている、目を合わせてくれるなど)をした時は、すぐに褒めておやつを与えましょう。 これは、良い行動を強化する効果的な方法です。 おやつは、小さな粒状のものがおすすめです。
  • ゆっくりとしたスキンシップ: 犬がリラックスしている時に、優しく撫でる練習をしましょう。 最初は、手の甲を匂いをかがせてから、ゆっくりと撫でてみましょう。 犬が嫌がったら、すぐに止めましょう。
  • 散歩の開始: 首輪をつけるのが難しい場合は、ハーネスを使用してみましょう。 最初は、家の庭や安全な場所での短い散歩から始め、徐々に散歩時間を長くしていきましょう。 散歩は、犬の体力消耗にも繋がり、精神的なストレス軽減にも繋がります。 散歩中は、犬がリラックスできるペースを保つことが重要です。
  • 専門家のサポート: 状況が改善しない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的なしつけ方法を見つけることができます。

もう一匹のチワワとの関係性

もう一匹のチワワを撫でている際に威嚇行動を見せるのは、資源防衛行動の可能性が高いです。 あなたへの愛情、安心できる場所、そしてあなた自身を「自分のもの」と認識している可能性があります。 この場合は、両方のチワワに十分な愛情と注意を分け与えることが重要です。 それぞれのチワワに、個別の安全空間と、十分な愛情表現を心がけましょう。 例えば、食事の時間や、おやつを与える時間、撫でる時間を分けてあげたり、それぞれのチワワ専用の場所を作るのも有効です。

インテリアと犬との共存:安全で快適な空間づくり

犬が安心して過ごせる空間づくりも重要です。 家具の配置や、犬が触れてはいけないものへの対策をしましょう。 特に、噛み癖のある犬の場合、コード類や危険なものを犬が届かない場所に片付ける必要があります。

犬に優しいインテリア選び

* 耐久性のある素材: 犬が引っ掻いたり、噛んだりしても傷つきにくい素材の家具を選びましょう。 例えば、革製のソファや、頑丈な木製家具などがおすすめです。
* 汚れに強い素材: 犬が粗相をしてしまっても、簡単に掃除できる素材の床材やカーペットを選びましょう。 撥水加工が施されたものや、拭き取りやすい素材がおすすめです。
* 安全なレイアウト: 犬が自由に動き回れるスペースを確保し、危険な場所にはアクセスできないように工夫しましょう。 例えば、階段にはゲートを設置するなど。
* 落ち着ける空間: 犬がリラックスできる場所を確保しましょう。 犬用のベッドや、落ち着ける空間を作ることで、犬のストレス軽減に繋がります。

まとめ:根気と愛情で信頼関係を築きましょう

5歳という年齢から新しい環境に適応し、人間との信頼関係を築くには、時間と根気が必要です。 焦らず、犬のペースに合わせて、ゆっくりと接していくことが大切です。 専門家のサポートも活用しながら、根気強く、愛情を持って接することで、必ず信頼関係を築き、噛み癖も改善できるはずです。 あなたの努力が、チワワたちの幸せな生活に繋がりますように。

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