忘年会での暴力事件と慰謝料請求の可能性:未成年バイトの立場から

はじめまして いきなりですが質問をさせていただきます。自分は高校生なのですが、社員がどうしても来いと言うことで強制参加となり先日忘年会に参加しました。時間が経つと徐々にある一人の社員が泥酔していきました。すると叩く蹴るなど行為に発展しました。バイトの最中でも軽く叩いたり蹴ったりはあったので、酒が入ったから仕方ないか。と自分に言い聞かせ、その場は我慢していました。しかし途中で部屋を出て同じバイトで大学生の女の子と話していました。その時、先程の泥酔した社員が出てきて俺を見るなり追いかけてきました。追いかけられたのはその日2回目で、1回目は向こうが諦めて終わったので2回目も同じく終わるだろうと思い、軽く逃げた後自分から捕まりました。すると社員が蹴る殴るを最初とは比べものにならないくらいの力でふるってきました。さすがにいきなりのことでパニック状態になったのもありましたが立場がバイトと社員だったのでやり返すことも出来ませんでした。しばらく暴力を受けていると、疲れたのか社員の動きが止まり、その隙を見てうつぶせになると今度は髪を全力で掴み、頭に何発も膝蹴りを喰らうはめに。その際、もう一人の社員が靴を履いたまま頭を踏んできたりもして、とても辛かったです。その後は店を出てどつかれたり罵声を浴びせられたり挑発されたり。何も仕返すことができずその日は終わりました。次の日は頭が内出血で凸凹、顔や首にも数か所傷がありました。しかし病院に行くほどでもないと思い、そのままにしていました。でも精神的にとても滅入り、ストレスやら何やらで2日間ほどまともに飯も食えませんでした。未成年ながら社員の言葉に反抗できず酒の席に参加してしまった自分も悪かったのかとも思うのですが…話が長くなってしまったのですが、この場合その暴力をふるった社員2人からなんらかの形で慰謝料などを取ることは可能でしょうか。警察沙汰にすると店全体に迷惑がかかるし、自らが未成年のため、その2人だけを対象として示談の形を取りたいです。ちょっとした補足なのですが、事件の数日後、バイト先の社長がその社員に対して喝が入って、反省した態度をとっているらしいのですが、その場凌ぎにしか思いません。文章的によく現状が掴めないかもしれませんがどうか回答をお願いします。この質問に対しての誹謗中傷は遠慮お願いします。

忘年会での暴力事件の概要

高校生である質問者さんは、社員の強い勧誘により忘年会に参加。そこで泥酔した社員2名から暴行を受け、身体的・精神的な被害を被りました。 具体的な被害としては、殴る蹴る、頭への膝蹴り、靴による頭部への踏みつけ、そして店外での暴行や罵声など、深刻な事態となっています。 質問者さんは、未成年であること、そして店全体への影響を懸念し、加害者2名個人に対して示談による慰謝料請求を検討しています。

慰謝料請求の可能性と法的観点

今回のケースは、明らかに不法行為に該当します。 社員による暴行は、民法709条(不法行為)に違反しており、加害者2名には損害賠償責任があります。 損害賠償には、治療費休業損害慰謝料などが含まれます。 質問者さんは未成年ですが、法定代理人(親権者)を通じて慰謝料請求を行うことが可能です。

具体的な損害と証拠

慰謝料請求を行うためには、具体的な損害を証明する必要があります。

  • 身体的損害:内出血、顔や首の傷などの写真や診断書を証拠として提出しましょう。病院を受診し、診断書を取得することを強くお勧めします。症状が軽微だとしても、記録を残しておくことは重要です。後遺症の可能性も考慮し、念のため医療機関を受診することを推奨します。
  • 精神的損害:2日間食事が取れなかったこと、精神的に落ち込んでいることなどを具体的に説明し、精神的苦痛に対する慰謝料請求を行います。日記や友人とのLINEのやり取りなども証拠となり得ます。
  • その他の損害:通院費用、治療に要する費用なども請求できます。

さらに、暴行を受けた事実を証明する証拠も必要です。

  • 証人:忘年会に参加していた他のバイト仲間や社員、あるいは事件を目撃した人がいれば、証言を得ることが重要です。証言を得る際には、証言内容をメモしておきましょう。
  • 写真・動画:もし、事件の様子を撮影した写真や動画があれば、強力な証拠となります。

示談交渉と弁護士への相談

警察への通報を避けたいというご希望とのことですが、示談交渉は弁護士に依頼することを強くお勧めします。弁護士は、証拠の収集、示談交渉、必要であれば裁判手続きまでサポートしてくれます。

弁護士に依頼するメリットは、

  • 専門的な知識と経験:慰謝料の金額や請求方法について、専門的なアドバイスを受けられます。
  • 交渉力:加害者との交渉をスムーズに進めることができます。加害者側は、弁護士を介して交渉することで、事態の深刻さをより理解する可能性があります。
  • 法的保護:万が一、示談交渉がうまくいかない場合でも、裁判手続きをサポートしてくれます。

弁護士費用は、成功報酬型を選ぶことで、費用負担を軽減できる可能性があります。まずは、弁護士会などの紹介窓口に相談してみることをお勧めします。

社長の対応と今後の展望

社長が社員を叱責したという情報は、現状では「場当たり的な対応」と捉えるのが妥当でしょう。 しかし、社長の対応が今後の示談交渉に影響を与える可能性もあります。 弁護士に相談する際には、社長の対応についても伝え、今後の対応策を検討しましょう。

まとめ:具体的な行動計画

1. 医療機関への受診:まずは、身体の怪我の治療と、診断書を取得しましょう。精神的なケアも必要であれば、受診することを検討しましょう。
2. 証拠の収集:写真、動画、証言など、事件を証明する証拠を可能な限り集めましょう。
3. 弁護士への相談:弁護士に相談し、慰謝料請求の方法や手続きについてアドバイスを受けましょう。弁護士紹介サービスなどを活用しましょう。
4. 示談交渉:弁護士を通して、加害者2名と示談交渉を行いましょう。
5. 警察への相談(必要に応じて):示談交渉がうまくいかない場合、警察への相談も検討しましょう。

今回の事件は、決してあなたの責任ではありません。 加害者2名の責任を明確にし、適切な対応を取ることで、精神的な負担を軽減し、未来に向けて前向きに進むことができるでしょう。 一人で抱え込まず、周りの人に相談したり、専門家の力を借りながら、解決に向けて進んでいきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)