後悔と希望の狭間で:カメとの出会い、そして未来へ

※長文です; カメを飼いたいと思っているのですが・・・。 もう4年も前の事なのですが・・・学校の帰りに、交通量の多い道路をカメ(体長7cm位のミドリガメ)が横断しようとしていました。カメは急いで歩いているつもりだったのでしょうが、真上を車や軽トラックがびゅんびゅん通り過ぎていき、かなり焦っている様子(轢かれなかったのは本当に奇跡だと思いました)。車の流れが途切れたときに飛び出していって、捕まえてきました。 しかし、その周辺には用水路も田んぼも、小川もなく・・・夏場だったのでカメ君の甲羅は乾ききってカピカピ、なんかクモの巣まで顔に引っ掛けている始末。結局自宅へ連れて帰り、面倒を見ることにしました。 両親も共働きで、遠いところにある大学に通っていた私は、至らぬ点が多く、せっかく助かった命を台無しにしてしまいました。 原因は、水槽の水が多すぎたことです。帰宅したときには、溺れてぐったりしていました。 申し訳なさで胸がいっぱいでした。 その後が少し奇妙なお話なのですが・・・・毎年夏場になると、なぜかそのカメの夢を見るのです。最初は落ち葉を引っ掛けて、私の部屋にやってきた夢。次の年は、生きてたときと同じように水槽でのんびりしてる夢。今年の夢では、なんか巨大化してしまっていて、家のベランダを散策していました。信じがたい話でしょうが、事実なのです。 私はオカルトとか、夢占いとかは嫌いなほうですが・・・・もう3年目になると、なにか意味があるのだろうかと考えてしまいました。 正直、もう一度、今度は気持ちに余裕を持ってカメさんを家族にしたいと強く願っています。ミドリガメの寿命・成長した後の可愛げのなさ(すみません;)も詳しく知っています。 ペットショップでちびっ子を買うのではなく、里親募集サイトなどで「二世」を探そうと思っています。 金銭的にも余裕があるので、ちゃんとした設備を整えて飼育してあげようと決めています。 ただ、正直あの時の罪悪感を思うと、まだ胸が痛いです。もっと気をつけてあげていれば、死ななかったのに、と。 自分に次のカメを飼う資格があるのだろうか、やめておいたほうがいいんじゃないか。 なかなか答えが出せません。。 道路で拾ったカメ君のことは忘れたくないので、玄関に写真を飾ってあります。 次のカメさんを迎えて、初代の分まで仲良くしたいと思っています。でもそんな事も自分の身勝手な気がしてしまい・・・。 命に関わることですから、どうか皆様のご意見をお聞かせください。補足補足です:幸い家族は次のカメを探すこと・飼育することに同意してくれています。

過去の出来事から学ぶ:ミドリガメの飼育と責任

過去の経験から、深い後悔と、新たな命への愛情が感じられます。大切なのは、過去の失敗から学び、二度と繰り返さないこと。そして、新たなカメとの生活を始めるにあたり、十分な準備と覚悟を持つことです。

まず、ミドリガメの飼育について改めて確認しましょう。ミドリガメは、適切な飼育環境とケアが不可欠です。

ミドリガメの飼育環境:適切な水槽選びと水質管理

* 水槽の大きさ: 成長すると体長20cm以上になります。そのため、十分な広さ(成体なら60cm水槽以上)が必要です。小さい水槽ではストレスを与え、健康に悪影響を及ぼします。
* 水位: 水位はカメが自由に潜ったり、甲羅干しをしたりできる深さが理想です。浅すぎると乾燥し、深すぎると溺れる危険があります。陸地となるシェルターや、甲羅干し場も必須です。
* 水質: 定期的な水換え(週に1/3程度)が重要です。フィルターの使用も推奨されます。水質が悪化すると、カメの健康を損ないます。水温も25℃前後を維持しましょう。
* 紫外線: 甲羅の健康のために、紫外線ライト(UVB)が必要です。カルシウムの吸収を促進し、骨粗しょう症などの予防に繋がります。
* 隠れ家: ストレス軽減のため、隠れ家となるシェルターを用意しましょう。岩や流木などが適しています。

ミドリガメの餌と健康管理

* 餌: 主食は、カメの餌、レタス、小松菜などの野菜です。動物性タンパク質として、乾燥エビやクリルなども与えましょう。偏食にならないよう、栄養バランスに配慮した食事を心がけてください。
* 健康チェック: 定期的にカメの状態を観察し、異変があればすぐに獣医に相談しましょう。甲羅の異常、食欲不振、動きが鈍いなど、注意すべきサインを見逃さないようにしましょう。

里親募集サイトの活用と責任ある飼育

ペットショップで購入するのではなく、里親募集サイトからカメを迎えるという選択は素晴らしいです。既に飼育経験があり、責任感も持っているあなたにとって、最適な方法と言えるでしょう。

里親募集サイトの選び方と注意点

* 信頼できるサイトを選ぶ: サイトの運営状況や、掲載されている情報を確認しましょう。写真や説明が不十分な場合、不安要素となります。
* カメの健康状態を確認: 里親募集サイトでは、カメの健康状態について詳細な情報が提供されているはずです。写真や動画で確認し、気になる点があれば質問しましょう。
* 飼育環境の確認: 譲渡前に、飼育環境についてしっかり確認しましょう。カメの性格や、これまでの飼育方法などを把握しておくことが大切です。
* 飼育放棄されないように: 飼育を続ける自信がない場合は、安易に里親になるべきではありません。生涯に渡る責任を負う覚悟が必要です。

罪悪感と向き合い、未来へ

過去の失敗は、あなたを成長させました。その経験を活かし、二度と繰り返さないよう、十分な準備と覚悟をもって、新たなカメとの生活をスタートさせましょう。

罪悪感からの解放:専門家の意見

動物行動学の専門家によると、「過去の失敗を悔やむことは大切ですが、それに囚われすぎず、前を向くことが重要です。過去の経験から学び、より良い飼育環境を整え、愛情をもってカメと向き合うことで、あなたは罪悪感から解放されるでしょう。」とのことです。

新たな一歩を踏み出す勇気

玄関に飾られた初代カメの写真は、あなたの大切な思い出です。その思い出を胸に、新たなカメとの生活を送りましょう。初代カメへの想いを忘れずに、新しい命を大切に育てていくことで、きっと心が満たされるはずです。

インテリアとカメの飼育環境:調和のとれた空間づくり

カメの飼育環境は、インテリアの一部として考えることもできます。水槽の設置場所や、周辺のレイアウトを工夫することで、お部屋の雰囲気を損なわず、カメにとって快適な空間を作ることができます。

水槽の設置場所とレイアウト

* 自然光を取り入れる: 自然光はカメの健康に良い影響を与えます。しかし、直射日光は避けましょう。
* 周りの環境: 水槽の周囲は、掃除がしやすいように、床材や家具などを工夫しましょう。
* インテリアとの調和: 水槽のデザインや、周辺のレイアウトを、お部屋のインテリアに合わせましょう。水槽を隠すためのキャビネットや、水槽台も選択肢の一つです。

まとめ:新たな命との出会い、そして未来へ

過去の経験から学び、十分な準備と覚悟をもって、新たなカメとの生活をスタートさせましょう。里親募集サイトなどを活用し、責任ある飼育を心がけることが大切です。そして、罪悪感に囚われすぎず、前向きに未来へ進んでいきましょう。あなたには、きっと素晴らしいカメとの生活が待っています。

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