彼氏の希望する部屋と、理想の空間づくりのポイント
彼氏との同棲を前に、部屋選びで迷っているんですね。それぞれの部屋の特徴を踏まえ、理想の空間づくりについて考えていきましょう。提示された部屋は、どれも極端な色使いや柄で、快適な生活空間とは言い難いものばかりです。大切なのは、二人の好みやライフスタイルに合った、居心地の良い空間を作ることです。
A:黒い部屋(昼間も電気を付けないといけない)
真っ黒な部屋は、確かにスタイリッシュで、大人っぽい雰囲気を演出できます。しかし、昼間でも照明が必要なほど暗い空間は、心理的に圧迫感を感じやすく、生活空間としては不向きです。常に照明が必要なため、電気代も高くなる可能性も。もし黒を基調としたインテリアにしたい場合は、黒をアクセントカラーとして使用し、ベースカラーには明るい色を取り入れるのがおすすめです。例えば、壁は白やグレー、家具は黒を部分的に使用することで、洗練された空間を演出できます。
B:真っ白な部屋(絶対に汚さず、キレイさを維持しなければならない)
真っ白な部屋は清潔感があり、広く感じさせる効果があります。しかし、汚れが目立ちやすく、常に清潔さを保つ必要があるため、負担が大きくなってしまう可能性があります。特に、同棲生活では、どうしても生活感が出てしまうもの。完璧な清潔さを保つことに神経を使うよりも、汚れが目立ちにくい素材や色を選ぶ方が現実的です。白をベースにするなら、床や家具は汚れが目立ちにくいダークブラウンやグレーを選ぶと良いでしょう。
C:ピンクの部屋(女の子過ぎ?落ち着かない?)
ピンクは可愛らしいイメージがありますが、男性にとっては「女の子っぽい」と感じ、落ち着かないと感じる可能性があります。ピンクを基調とした部屋にする場合は、他の色と組み合わせることで、大人っぽく落ち着いた雰囲気に調整できます。例えば、ピンクのアクセントウォールに、落ち着いたブラウンの家具を組み合わせたり、グレーやベージュを混ぜることで、甘すぎない空間を作ることができます。
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D:ハート柄の部屋(男らしさ0の部屋、落ち着かない?)
ハート柄は可愛らしいですが、男性にとっては「子供っぽい」と感じ、落ち着かないと感じる可能性が高いでしょう。ハート柄を完全に排除する必要はありませんが、全体的なデザインに占める割合を減らし、他の落ち着いたデザインと組み合わせることで、より過ごしやすい空間になります。例えば、無地のカーテンやソファ、落ち着いた色の家具などを組み合わせることで、バランスの良い空間を演出できます。
E:小花柄の部屋(色によっては目がチカチカしそう)
小花柄は可愛らしいですが、柄の大きさや色によっては、目がチカチカして落ち着かないと感じることがあります。小花柄を使用する場合は、柄のサイズや色合いに注意し、落ち着いた色合いのものを選びましょう。また、柄の入ったアイテムは、カーテンやクッションなど、一部分に限定することで、全体的なバランスを整えることができます。
F:レインボーカラーの部屋(目がチカチカして、落ち着かない)
レインボーカラーは、刺激的で楽しい雰囲気ですが、色の数が多すぎると、目がチカチカして落ち着かない空間になってしまいます。レインボーカラーをインテリアに取り入れる場合は、ベースカラーを決め、アクセントカラーとしてレインボーカラーを使用するなど、色の数を絞り込むことが重要です。例えば、白をベースに、レインボーカラーのクッションや絵画などを配置することで、遊び心のある空間を作ることができます。
理想の部屋づくりのためのステップ
上記の点を踏まえ、彼氏と理想の部屋を作るためのステップをご紹介します。
ステップ1:二人の好みを話し合う
まずは、彼氏とじっくり話し合い、お互いの好みや譲れない点を明確にしましょう。好きな色、好きなスタイル、リラックスできる空間のイメージなどを共有することが大切です。
ステップ2:具体的なイメージを共有する
PinterestやInstagramなどのSNSで、理想の部屋の画像を共有し、具体的なイメージを共有しましょう。言葉だけでは伝えにくいニュアンスも、画像を通して共有することで、お互いの理解を深めることができます。
ステップ3:色選びのポイントを学ぶ
色の持つ心理的な効果を理解し、適切な色を選ぶことが大切です。例えば、リラックス効果のある青や緑、集中力を高める黄色など、色の効果を考慮することで、より快適な空間を作ることができます。「いろのくに」のようなインテリアポータルサイトを活用して、色の効果について詳しく学びましょう。
ステップ4:バランスの良い空間づくり
一つの色に偏りすぎず、複数の色をバランス良く組み合わせることが重要です。ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーなどを意識し、全体の調和を大切にしましょう。
ステップ5:収納を工夫する
生活感が出やすい収納スペースは、工夫することで、部屋全体の印象を大きく変えることができます。収納家具を適切に配置したり、収納ボックスなどを活用することで、すっきりとした空間を演出できます。
ステップ6:照明にもこだわる
照明は、雰囲気づくりに大きな影響を与えます。間接照明やスポットライトなどを効果的に使用することで、より魅力的な空間を演出できます。
専門家からのアドバイス
インテリアコーディネーターの視点から、アドバイスをさせていただきます。
「部屋の色選びは、単なる好みだけでなく、心理的な影響も考慮することが大切です。例えば、暖色系の色は、リラックス効果や食欲増進効果がありますが、興奮しやすいというデメリットもあります。一方、寒色系の色は、落ち着きや集中力を高める効果がありますが、寒々しい印象を与えやすいというデメリットもあります。これらの点を考慮し、生活スタイルや部屋の用途に合った色を選ぶことが、快適な空間づくりには不可欠です。」
まとめ
彼氏と暮らす部屋選びは、二人の未来を築く上で重要なステップです。極端な色使いや柄ではなく、二人の好みやライフスタイルに合った、居心地の良い空間を一緒に作り上げていきましょう。「いろのくに」では、様々な色のインテリア情報を提供していますので、ぜひ参考にしてください。