彼との関係と慰謝料請求の可能性:グレーゾーンを解き明かす

慰謝料請求について。わたしは女です。彼(子供なし)とは、出会ったときは結婚(三年前に)しており、特になんにも、なかったです。しかし、四ヶ月くらいして、連絡があり、奥さんとは別居したらしく、離婚する、と言っていたので、飲みに行ったり、ご飯にいったりしました。彼は奥さんとアパートで暮らしていたのですが、別居することになったので、実家に戻りました。しかし、親ともうまくいかず、一人で暮らしたいと。わたしも、ちょうどその頃、実家がリフォームで、家で暮らすのが困難で、じゃ、二ヶ月間、部屋を借りてシェアしよーと、いうことになりました。それから、約一ヶ月後、奥さんに場所が、バレて、連れ戻されて、わたしの元を去りました。わたしは、その頃、親が病気で入院してて、これからの生活、介護や、仕事も、辞めることになって、兄弟とも、リフォーム代や、介護のことで、ケンカしたりと、不安でした。リフォームも、親が車椅子生活になるので、そのためのリフォームでした。リフォーム代も、想像よりはるかにかかりました。父親はすでに他界しています。そういう相談に彼にのってもらい、わたしの心の支えでした。しかし、しばらくしてから、彼から連絡があり、やっぱり奥さんとは、やっていけない、と。。それからまた、何回かご飯にいったり、飲みにいったりしていました。そのときも離婚すると言っていました。しかし、急に、今月あたまに、やっぱり奥さんと、やり直したい、もう終わろうと、強制的に言われました。引き止めましたが、全くだめでした。そして、つらい思いから立ち直ろうとしたときに、また連絡があり、嫁とはほんとに離婚することになった、嫁が、わたしに慰謝料を請求すると。。。そんなことありますか??わたしは彼とは既に終わっていて、奥さんのところに戻ると言われ、戻っていった。たしかに、付き合っていた感じでしたが、結婚していたので、セックスはしませんでした。そこは、ちゃんと離婚してからと思っていました。不貞行為の証拠はありません。一緒に住んでいたのは不貞行為とされるのでしょうか??お互い家がなく、シェアしていただけなのです。離婚の根本的理由は、わたしじゃない気がします。彼と奥さんは、ずっとセックスレスで、彼はそれが耐えれなかったと。付き合って10年くらいらしいのですが、7年くらいレスだったと。

奥様からの慰謝料請求の可能性について

ご相談の内容から、奥様から慰謝料請求をされる可能性について、法的観点から検討してみましょう。結論から言うと、状況によっては慰謝料請求をされる可能性はあります。しかし、請求が認められるかどうかは、裁判所の判断に委ねられます。

不貞行為の有無

奥様から慰謝料請求をされる可能性としてまず考えられるのは、不貞行為の有無です。 ご相談では、セックスはしなかったとありますが、単に性的関係がないことだけでは不貞行為が成立しないとは限りません。

不貞行為は、婚姻関係を破壊するような、夫婦以外の異性との親密な関係を指します。 一緒に住んでいた期間、どのような関係を築いていたのかが重要になります。

* 同棲していた期間:二ヶ月間、部屋をシェアしていたことは、奥様からすれば不貞行為の証拠として捉えられる可能性があります。
* 親密性の程度:食事や飲酒など、親密な関係を築いていた状況は、不貞行為を裏付ける証拠となりえます。
* 周囲の証言:近隣住民や友人などの証言も、裁判では重要な証拠となります。

これらの点を総合的に判断し、裁判所が不貞行為があったと判断すれば、慰謝料請求が認められる可能性が高まります。

同棲の状況

「お互い家がなく、シェアしていただけ」という説明は、状況によっては裁判で認められる可能性もありますが、奥様にはそうは伝わらない可能性が高いです。

* シェアの理由の明確性:なぜ二ヶ月間もシェアすることになったのか、具体的な理由を明確に説明できる必要があります。
* 客観的な証拠:賃貸契約書などの客観的な証拠を提示することで、正当性を主張しやすくなります。
* 他の関係者の証言:シェア生活をしていたことを裏付ける証言があれば、有利に働きます。

しかし、これらの証拠が不十分な場合、奥様は「不貞行為があった」と主張する可能性があり、裁判で争われることになります。

セックスレスと離婚原因

ご質問では、ご主人の奥様とのセックスレスが離婚原因であると推測されています。これは、奥様の慰謝料請求には直接関係ありません。 ご主人の不貞行為が離婚原因だとしても、奥様は不貞行為によって精神的苦痛を受けたとして、慰謝料請求を行うことができます。

慰謝料請求への対応

奥様から慰謝料請求を受けた場合、どのように対応すべきでしょうか?

弁護士への相談

まず、弁護士への相談が不可欠です。弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、法的観点から適切なアドバイスをしてくれます。

* 証拠の収集:弁護士は、必要に応じて証拠の収集をサポートします。
* 交渉・訴訟:奥様との交渉や、必要であれば裁判での訴訟を代理します。
* 慰謝料額の算定:慰謝料額の算定についても、弁護士の専門知識が役立ちます。

弁護士に相談することで、精神的な負担を軽減し、適切な対応を取ることができます。

具体的な行動

弁護士に相談する前に、以下の点を整理しておきましょう。

* 事実関係の整理:彼との関係、シェアハウスの経緯、奥様との接触状況などを詳細に記録します。
* 証拠の収集:賃貸契約書、メール、LINEの履歴など、関係性を証明する証拠を集めます。
* 証人の確保:シェアハウスの状況を証言できる人物を探しておきましょう。

まとめ:グレーゾーンを避けるための予防策

今回のケースは、不貞行為の有無がグレーゾーンであり、裁判で争われる可能性があります。 将来、このような状況に陥らないためには、次のような点に注意しましょう。

* 既婚者との関係には慎重に:既婚者との交際を始める際は、そのリスクを十分に理解する必要があります。
* 関係の明確化:関係の進展に伴い、お互いの状況や気持ちをきちんと確認し、共有することが重要です。
* 証拠を残さない:親密な関係を示す証拠は、残さないように注意しましょう。

今回のケースは、非常にデリケートな問題であり、専門家のアドバイスなしに判断するのは危険です。 まずは弁護士に相談し、適切な対応を検討することを強くお勧めします。

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