強制わいせつ事件被害後の対応と示談について

つい先週、強制わいせつ事件の被害者になりました。弁護士との話し合いがあるそうなのですが、これからどうなっていくのでしょう。つい先週、明け方、自転車での帰宅途中に、男性から声をかけられ、羽交い絞めに会い、むりやり胸と陰部を少し触られ、車に押し込まれたのですが、できるかぎりの抵抗をして、逃げてきました。とくに、なぐられたりなどの、暴力はうけていません。私の方が、噛み付いたり、蹴飛ばしたりしたくらいです。すぐに警察に被害届を出し、一週間後に、犯人が逮捕され、検察に身柄がうつったおもわれますが、検察から、示談だと思うけど、弁護士から電話をしたいと言われ、電話番号を教えました。ここでの質問で、似たようなのを、読んだのですが、実際に、自分だと、やっぱり、どうしたらいいものか、よくわからないので、質問です。これから、弁護士にどのような事を言われて、どうなっていくのでしょう。示談金だと、どれくらいと言われるのが普通ですか?あれだけ、恐ろしい思いをして、お金だけで、解決というのも、怖いし、だからといって、自分が、裁判?とか出たりするのも、どーしても、世間体もあるし、おおっぴらにもしたくありません。犯人との住所が、近い為、あまりに軽い罪で、何事もないようだと、怖い気もします。わがままな質問ですが、私も、、、どうしていいのか、、、私自身も、弁護士をつけるべきでしょうか・・・。

弁護士との話し合いの流れと示談について

まず、ご自身の身に起きたことは大変なことであり、心からお見舞い申し上げます。恐怖体験から立ち直るには時間とサポートが必要です。弁護士からの連絡は、事件の今後の進め方や示談の可能性について話し合うためです。弁護士はあなたの代理人として、あなたの権利を守り、最善の解決策を導くために尽力します。

弁護士との最初の面談では、事件の詳細な状況説明を求められるでしょう。警察への被害届の内容、犯人との遭遇状況、抵抗した際の状況など、可能な限り正確に、そして感情的にならずに事実を伝えることが重要です。弁護士は、これらの情報に基づいて、今後の戦略を立てます。

示談の話が出た場合、示談の内容、金額、今後の対応について弁護士が丁寧に説明してくれるでしょう。示談は、被害者と加害者双方にとって、裁判よりも迅速かつプライベートな解決方法です。しかし、示談に応じるかどうかは、あなたの自由意思です。

示談金については、事件の具体的な状況(被害の程度、加害者の反省の度合い、経済状況など)によって大きく異なります。一概に「どれくらいが普通」とは言えません。弁護士は、あなたの被害状況、精神的苦痛、治療費、休業損害などを考慮し、適切な金額を提示するよう交渉します。示談金は、あなたの受けた損害に対する補償であり、決して「お金で解決」という単純なものではありません。

示談以外の選択肢と裁判について

示談を望まない場合、裁判による解決も選択肢としてあります。裁判では、検察官が加害者を起訴し、裁判所が判決を下します。裁判は時間と労力を要し、精神的な負担も大きくなりますが、より重い処罰を求めることができます。また、裁判を通じて、事件の真相を明らかにし、加害者から謝罪を得ることも可能です。

裁判を避ける理由として「世間体」を挙げられていますが、強制わいせつ事件はあなたの責任ではありません。被害者であるあなたを守るために、積極的に法的措置を講じることは全く恥ずかしいことではありません。むしろ、勇気ある行動です。

弁護士の必要性と今後の対応

ご自身で弁護士をつけるかどうか迷われているようですが、弁護士に依頼することを強くお勧めします。弁護士は法律の専門家であり、示談交渉や裁判手続きにおいて、あなたの権利を最大限に保護してくれます。特に、犯人との住所が近いという状況では、弁護士のサポートは不可欠です。弁護士は、あなたの不安や恐怖を解消し、冷静に事態に対処するための力強い味方になってくれます。

弁護士費用については、経済的な負担を心配される方もいるかもしれませんが、法律扶助制度を利用できる可能性もあります。弁護士に相談することで、費用についても適切なアドバイスを受けることができます。

具体的な行動ステップ

1. **弁護士への相談:** まずは弁護士に相談し、事件の状況を詳しく説明しましょう。弁護士紹介サービスや法律相談窓口などを利用することもできます。
2. **示談内容の検討:** 弁護士から示談の提案があった場合、その内容を慎重に検討しましょう。金額だけでなく、加害者からの謝罪や反省の態度なども重要な要素です。
3. **意思決定:** 示談に応じるか、裁判を選択するかは、あなたの意思に基づいて決定します。弁護士は、あなたの意思を尊重し、最善のサポートを提供します。
4. **今後の生活:** 事件後、精神的な負担が大きくなる可能性があります。必要であれば、カウンセリングやサポートグループなどを利用しましょう。

専門家の視点

弁護士だけでなく、臨床心理士や精神科医などの専門家によるサポートも有効です。トラウマを克服し、日常生活を取り戻すための適切なケアを受けることが重要です。

まとめ

強制わいせつ事件は、決してあなたの責任ではありません。勇気を持って警察に届け出たことは、大変素晴らしいことです。弁護士のサポートを受けながら、落ち着いて今後の対応を検討していきましょう。まずは弁護士に相談し、あなたの権利と安全を守りましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)