引越し時の修繕費用:築25年物件での現状回復費用を予測する

★引越し★ 現在引越しを考えています。 今借りている部屋に引越す時に保証金20万払っています。 築25年ほど、引越してきて8年目。 2ヶ所の壁に猫が引っ掻いた後があります。 全部屋の数ヶ所にネジフックや画ビョウの穴があります(これは初めからある物も私が開けた物もあります) 一部屋タバコのヤニでほんの少しだけですが黄ばんでいます。 お風呂の壁は元々細かい細工がしてある部分があり、その細かい部分にカビが生えています、そのカビは私が引越してきた時から既にありました。 風呂釜(茶色)の外側は水垢がひどく乾いていたら白く濁っています、これも引越してきた時には既にありました。(私が住み始めてから酷くなったという事も無いです) キッチンのシンク下の開き戸の取ってが取れています、これは引越してきてすぐに分かったのですが前に住んでいた人の時からそうなのか、一度外れた物をハメていただけで私が引くとすぐ外れます、そのまま使っています。 キッチンの換気扇が去年潰れて回らなくなってますがそのままです、しかし住み始めた当初から調子が悪く回すと凄い音がしていました。 湿気が多い部屋のようで全部屋の壁紙がタンスや靴箱など家具を置いている所の裏がカビていて吹いても完璧には取れず、黒くなっています、トイレの壁紙や洗面台も一部カビていて取れません、これらは湿気取りを置いていても効果無しの結果です。 畳が一枚、テレビを買い換えて運ぶ時に捨てる方を落としてしまい角が刺さり、3センチほどの穴が相手います。 火災保険は更新時に更新し忘れていて、かなりたってから気付いたのですが更新せず、解約状態です。 と、いう感じなのですが、引越す時に弁償などでどのくらい取られそうか分かりますでしょうか?

築古物件での現状回復:保証金返還と修繕費用の関係

築25年の賃貸物件から引越しを検討されているとのこと、現状の状況から保証金返還に関する不安を抱えていることと思います。 まず、重要なのは、契約書に記載されている「原状回復」に関する条項をよく確認することです。 多くの賃貸契約では、借主は「通常の使用による損耗」を除き、現状を回復する義務を負っています。 しかし、「通常の使用による損耗」の範囲は曖昧な部分があり、家主との間で意見の食い違いが生じることがあります。

具体的な損傷箇所の評価と費用予測

それぞれの損傷箇所について、費用予測と家主との交渉ポイントを解説します。

壁の猫の引っ掻き傷

2ヶ所の壁の猫の引っ掻き傷は、通常の使用による損耗とはみなされない可能性が高いです。 修繕費用は傷の大きさや位置、壁紙の種類によって異なりますが、数千円から数万円かかる可能性があります。 猫を飼っていたことを事前に告知していたか、または契約書にペット飼育に関する特約があるかどうかで、家主側の対応も変わってきます。

ネジ穴・画鋲の穴

数ヶ所のネジ穴や画鋲の穴は、小さな穴であれば通常の使用による損耗とみなされる可能性があります。 しかし、数が多く目立つ場合は、パテ処理などの修繕が必要になるかもしれません。費用は数百円から数千円程度でしょう。 初めからあった穴については、写真などを証拠として残しておきましょう。

タバコのヤニ

ほんの少しのヤニ汚れであれば、通常の清掃で対応できる可能性が高いです。 特別なクリーニングが必要な場合でも、費用は数千円程度で済むでしょう。

浴室のカビ

浴室の細かい部分のカビは、入居時からあったことを証明できれば、修繕費用を請求される可能性は低いです。 入居時の写真や、家主への報告書があれば、有利な証拠となります。 ただし、入居後、カビの状況が悪化した場合は、責任を問われる可能性があります。

風呂釜の水垢

風呂釜の水垢も、入居時からあったことを証明できれば、修繕費用は請求されない可能性が高いです。 こちらも入居時の写真や報告書が重要です。

キッチンのシンク下の開き戸の取っ手

取っ手が取れている状態は、入居時からであれば家主の負担となる可能性が高いです。しかし、あなたが壊した可能性も否定できないため、家主との話し合いが重要になります。

キッチンの換気扇

換気扇の故障は、入居時から不具合があったことを証明できれば、家主の負担となる可能性があります。 入居時の報告書や、修理を依頼した記録があれば有利です。

壁紙のカビ

湿気による壁紙のカビは、原因究明が重要です。 建物の構造的な問題であれば、家主の責任となる可能性が高いです。 しかし、あなたが適切な換気や除湿を行っていなかった場合、責任を問われる可能性があります。 専門業者による調査が必要になるかもしれません。

畳の穴

畳の穴は、あなたの過失による損傷であるため、修繕費用を負担する必要があります。 畳一枚の交換費用は、数万円程度かかる可能性があります。

火災保険

火災保険に加入していなかったことで、万が一の事故への備えができていなかった点について、家主から指摘を受ける可能性があります。 ただし、直接的な修繕費用に影響を与えるとは限りません。

家主との交渉と具体的な対応

家主との交渉においては、冷静かつ誠実に対応することが重要です。 それぞれの損傷箇所について、写真や証拠となる資料を準備し、入居時の状態と現在の状態を明確に説明しましょう。 必要に応じて、専門業者に現状調査を依頼し、客観的な意見を参考に交渉することも有効です。 また、早期に家主と連絡を取り、状況を説明し、合意形成を図ることが重要です。

専門家のアドバイス:弁護士や不動産会社への相談

交渉が難航する場合は、弁護士や不動産会社に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より有利な条件で交渉を進めることができます。 特に、高額な修繕費用が請求される可能性がある場合は、専門家の意見を聞くことが重要です。

まとめ:保証金返還に向けた準備

引越し前に、家主との間で現状回復について合意形成を図ることが重要です。 写真や証拠となる資料を準備し、誠実に対応することで、保証金の返還額を最大限に確保することができます。 交渉が難航する場合は、専門家の力を借りることを検討しましょう。

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