引越し後の修繕費問題:ゴミ屋敷と賃貸契約

引越し時の修繕費(ゴミ屋敷)。半年前の2010年9月に、2年半住んでいた賃貸マンションから引越しをしました。 実は、引越し前のその部屋の状態は悲惨なもので、ゴミ屋敷。ゴミだらけ、虫(コバエ・ダニ等も)も大量発生。異臭。の状態からとりあえず物は全部片付け引っ越しました。半年たったつい先日に、「修繕費が70万以上かかる」と連絡がきました。問題なのは、その部屋が社宅扱いで会社名義で借りてもらっていたものなので会社に修繕費の請求がきてしまったことです。会社から「ペットは飼っていなかったか?(たぶん異臭と床の汚れからの質問)通常の状態で使用していたか?と不動産屋さんから言われているがどうか?と聞かれ「ペットも飼っておらず、普通に生活していました」と答えました。実際ペットは飼っていませんでした。がゴミ屋敷でした。ここで質問が①会社に部屋がゴミ屋敷だったことを隠し通して大丈夫か。②70万もの修繕費は払わなければならないのか。です。ご回答よろしくお願いいたします。 引越し理由が「①帰宅ルートの治安の悪さ」と「②天井(天井器具)からの水もれ」の物件理由です。②に関してすぐ修理に来てもらえなかったのと、「上階で不備は無かった(結局は屋上で不備)」とあしらわれた事、警報器が毎夜中に鳴るため4夜ほどブレーカーを落として生活させられたこと、その事に正式謝罪がなかったこと、水もれ止まらず床が水浸しが何夜かあった、などで、不動産管理に不満がありました。部屋をゴミ屋敷にしてしまったことは反省しています。現在はきちんと生活しており、いまの部屋からはゴミ屋敷は想像し難いです。会社には水もれの事は正式には伝えていませんでした。築10年、床に大きな傷はもともと何本かありました。1K30m2

質問内容の整理と回答

この質問は、賃貸マンション(社宅)をゴミ屋敷状態にして引越しをした後、多額の修繕費請求を受けたことに関するものです。具体的には、

1. **会社への報告:** ゴミ屋敷の状態を会社に隠蔽したままにして良いのか?
2. **修繕費の負担:** 70万円を超える修繕費を支払う義務があるのか?

の2点について疑問を抱いています。 さらに、引越し理由として、治安の悪さと天井からの水漏れを挙げ、不動産管理会社への不満も述べられています。

会社への報告について

結論から言うと、会社にゴミ屋敷の状態を隠蔽したままにすることは、適切ではありません。 社宅は会社名義で借りているため、部屋の状態は会社の責任範囲に含まれます。 隠蔽したままでは、将来的なトラブル(例えば、他の社員への影響など)に発展する可能性があります。 正直に現状を報告し、状況を説明することが重要です。

正直に報告するメリット

* **信頼関係の維持:** 会社との信頼関係を維持することができます。
* **解決策の発見:** 会社と協力することで、修繕費負担の軽減策を見つけられる可能性があります。
* **法的リスクの軽減:** 隠蔽がバレた場合、より大きな責任を負う可能性があります。

報告方法のポイント

* **事実を正確に伝える:** ゴミ屋敷の状態、その原因、改善への努力などを具体的に説明します。
* **謝罪をする:** 会社の迷惑をかけたことを素直に謝罪します。
* **解決策を提案する:** 修繕費の負担軽減策などを提案することで、建設的な話し合いを進めることができます。
* **証拠を準備する:** 写真や動画など、現状を客観的に示す証拠を準備しておくと効果的です。

修繕費の負担について

70万円という高額な修繕費ですが、必ずしも全額を支払う義務があるとは限りません。 賃貸借契約の内容、故意過失の有無、通常の使用範囲内かどうかの判断が重要になります。

修繕費負担の判断基準

* **賃貸借契約書の内容:** 契約書に修繕責任に関する条項がないか確認します。
* **故意過失の有無:** ゴミ屋敷状態になった原因が、故意または過失によるものかどうかが問われます。 単なる不注意であれば、全額負担を求められる可能性は低くなります。
* **通常の使用範囲:** 通常の居住生活において生じる程度の汚れや損耗であれば、借主の負担は限定的です。 しかし、ゴミ屋敷状態は明らかに通常の使用範囲を超えています。
* **既存の損傷:** 築10年で床に傷があったとの記述がありますが、その状態を写真や契約書で確認し、今回の修繕費に含まれるかどうかを明確にする必要があります。
* **不動産会社との交渉:** 不動産会社と交渉し、修繕費の内訳を詳細に確認し、負担すべき金額を協議する必要があります。

修繕費軽減のための交渉ポイント

* **内訳の精査:** 修繕費の内訳を詳細に確認し、不当な項目がないかを確認します。
* **減額交渉:** 全額負担は難しいことを伝え、減額交渉を行います。 具体的な根拠を示すことが重要です。
* **分割払い:** 一括払いが困難な場合は、分割払いを交渉します。
* **弁護士への相談:** 交渉が難航する場合は、弁護士に相談することを検討します。

専門家の意見:弁護士・不動産鑑定士

高額な修繕費請求の場合、弁護士や不動産鑑定士に相談することを強くお勧めします。弁護士は法的観点から、不動産鑑定士は物件の現状と修繕費の妥当性を判断する上で、非常に役立ちます。 専門家のアドバイスを受けることで、より有利な交渉を進めることができます。

水漏れ問題と不動産会社への対応

天井からの水漏れ問題についても、不動産会社への対応に問題があったと指摘されています。 これらの問題は、修繕費請求とは別に、不動産会社への責任追及につながる可能性があります。 水漏れ問題に関する証拠(写真、修理依頼記録など)を保管し、必要に応じて対応を検討しましょう。

まとめ

ゴミ屋敷問題による修繕費請求は、深刻な事態ですが、適切な対応によって解決できる可能性があります。 会社への正直な報告、修繕費の減額交渉、専門家への相談などを検討し、冷静に対処することが重要です。 今回の経験を活かし、今後の生活における清潔さや整理整頓を心がけることも大切です。

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