引越し後のガスコンロ清掃問題!油汚れの酷い魚焼きグリル、誰が掃除するの?

今日引越しました。ガスコンロの魚焼きグリル内が油汚れで凄い汚かったです。契約書を読むと「組み込み式コンロの消耗部分の交換程度の補修」は借主負担と書いてありました。これは自分で掃除をしなくてはいけませんか?クリーニング代取ってる上に前回の借主さんのせいで汚いままって納得できないです。補足 受け皿などは綺麗だったのですが、両側面に油汚れがびっしりでした・・・

引越し後のガスコンロ清掃問題:借主と貸主の責任はどこまで?

引越し後、想像をはるかに超えるガスコンロの油汚れに直面し、落胆されたことと思います。契約書に「組み込み式コンロの消耗部分の交換程度の補修」と記載がある場合、その解釈と、清掃の責任の所在について詳しく見ていきましょう。まず、重要なのは「消耗部分」の定義です。これは、使用によって自然に劣化していく部品を指します。例えば、バーナーキャップや五徳などは消耗部分に該当する可能性が高いです。しかし、グリル内部の油汚れは、消耗による劣化ではなく、使用状況による汚れです。そのため、消耗部分の交換とは明確に区別されます。

「消耗部分」と「汚れ」の違い

契約書に記載されている「消耗部分の交換程度の補修」は、経年劣化による部品の交換を指していると考えられます。一方、グリル内部の油汚れは、前の居住者の使用状況によって生じた汚れであり、消耗部分とは異なります。 消耗部分の交換は借主の負担となる可能性がありますが、汚れの清掃は借主の負担とは必ずしも言えません。

クリーニング代と現状回復義務の関係

入居前にクリーニング代を支払っているにも関わらず、油汚れが酷かったという点についても、ごもっともなご不満です。クリーニング代は、通常、建物の一般的な清掃を想定した費用です。極端な汚れや、前の居住者の故意または過失による汚れは、クリーニング代の範囲外と考えるのが一般的です。 つまり、クリーニング業者が通常の清掃範囲内で対応できる汚れであれば、問題ありませんが、今回のケースのように明らかに異常な汚れは、前の居住者の責任において清掃されるべきです。

具体的な解決策:大家さんとの交渉

では、どうすれば良いのでしょうか?具体的な解決策を3つのステップで解説します。

ステップ1:写真・動画で証拠を確保

まず、ガスコンロの油汚れを写真や動画で記録しましょう。特に、汚れの程度が分かるように、全体像と詳細な部分を撮影することが重要です。これは、後々の交渉に役立ちます。

ステップ2:大家さん(または管理会社)に連絡

証拠を確保したら、大家さん(または管理会社)に状況を説明し、清掃について相談しましょう。契約書の内容を提示しつつ、クリーニング代を支払っているにも関わらず、このような状態だったこと、そして油汚れが消耗部分の範囲外であることを明確に伝えましょう。 丁寧な言葉遣いを心がけ、感情的にならないように注意しましょう。

ステップ3:交渉が難航した場合の対応

大家さんとの交渉が難航する場合は、次の手段を検討しましょう。

* 専門家(弁護士など)に相談する:法的観点からアドバイスを受けることができます。
* 消費者センターに相談する:トラブル解決のサポートを受けることができます。
* 家主と家賃交渉を行う:清掃費用相当額の家賃減額を交渉する事も可能です。

自分で清掃する場合の注意点

交渉の結果、自分で清掃することになった場合も、いくつかの点に注意が必要です。

適切な洗剤を使用する

ガスコンロの清掃には、アルカリ性の洗剤が効果的です。ただし、研磨剤入りの洗剤は、表面を傷つける可能性があるので使用を避けましょう。また、換気を十分に行い、ゴム手袋を着用するなど、安全に配慮して作業を行いましょう。

焦げ付きへの対処法

頑固な焦げ付きには、重曹ペーストが有効です。重曹と水を混ぜてペースト状にし、焦げ付きに塗布し、しばらく置いてからこすり洗いします。それでも落ちない場合は、専用の洗剤を使用したり、プロの清掃業者に依頼するのも良いでしょう。

清掃後の注意点

清掃後は、ガスコンロの各部が正常に動作することを確認しましょう。また、清掃後の水分を完全に拭き取り、乾燥させてから使用しましょう。

専門家の視点:不動産管理会社からのアドバイス

不動産管理会社に勤務する経験豊富なスタッフに話を聞きました。「入居前の清掃は、一般的な汚れを除去することを目的としています。明らかに異常な汚れは、前居住者の責任において清掃されるべきです。借主様は、写真や動画で証拠を確保し、大家さん(または管理会社)に状況を説明することが重要です。スムーズな解決のためには、冷静かつ丁寧な対応が不可欠です。」

まとめ:油汚れ問題、冷静に対処しよう

引越し後のガスコンロの油汚れ問題は、ストレスが溜まる問題ですが、冷静に対処することで解決できます。契約書の内容をきちんと確認し、証拠を確保して大家さん(または管理会社)と交渉することで、納得のいく解決を目指しましょう。必要であれば、専門家への相談も検討しましょう。 今回の経験を活かし、次回の引越しでは、入居前にガスコンロの状態をしっかり確認することをお勧めします。

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