引越しトラブルと不用品処分費用:15000円の請求は可能?

どうしても納得いかない引越しについて。今月6日にアパートから引越しをしました。理由は11月に住んでいたアパートのオーナーがアパートの建て替えを2月に行うことを決定したという旨を管理人から伝えられたからです。年末年始にも加え12月からは就活が始まるし1月の頭からはテストで忙しい時期でしたし、何よりも急すぎるので納得いきませんでした。しかし管理人が常に仲介役となっておりオーナー本人と連絡をとる術もない上、管理人さんが高齢で耳も遠く話もあまり通じないような頑固な人であまりこちらの意見は尊重されませんでした。よって引越しにかかる代金の全額負担、敷金の全額返金という条件を飲んで泣く泣く引越しすることになりました。他の住居人はわたしのほかに今年で大学卒業する一名のみでそのひとは実家に帰り円満引越しとなったようです。わたしはもちろん引越しにより肉体的精神的疲労がありましたし、様々に時間をとられたりバイト休みをわざわざとることになったので大変不満です。謝罪はひとこともありません。そこで本題ですが引越しする上で次に住む部屋がせまくなるため、ベッドを捨てることにしました。ベッドを捨てるのに引越し会社からの委託でリサイクルショップに引き取りを頼みました。管理人さんに相談したところ、引越し会社からの請求は負担できるがリサイクルショップはわからない、しかし撤去はとりあえずしてもらいなさいとのことでしたので、撤去しました。費用は15,000円でした。さて、この15,000円は自己負担となったのですが、今調べてみれば普通に粗大ゴミとしてだせば800円で済みました。自分の知識不足もあったと思います。しかし引越し費用にベッド撤去費用が含まれないことは引越し屋さんに説明されませんでしたし、管理人さんはとりあえず撤去しなさいと指示しました。わたしはこの件の他にもこの引越しで損しかしなかったように思うので全体的に不満です。せめてこの15,000円について泣き寝入りしたくないのですが、請求は可能でしょうか?

突然の引越し告知と高額な不用品処分費用

今回のケースは、突然の建て替え告知による引越しと、それに伴う高額な不用品処分費用に関するトラブルです。 15,000円のベッド撤去費用は、本来800円で済む粗大ゴミ処分だったため、大きな損失を感じているとのこと。 この状況を整理し、15,000円の請求可能性について検討していきます。

引越しトラブルの法的観点

まず、アパートの建て替えによる引越しは、家主の権利に基づくもので、通常、家主は事前に告知する義務があります。しかし、告知期間やその妥当性については、個々の状況や地域の慣習によって判断が異なります。今回のケースでは、年末年始や就活、試験期間といった事情を考慮すると、告知期間が短かったと主張できる可能性があります。

しかし、管理人の高齢やコミュニケーションの困難さといった状況も考慮すると、法的措置を取るには証拠集めが重要になります。 例えば、管理人とのやり取りを記録したメモや、オーナーとの連絡を試みた記録があれば、交渉の際に有利になります。

ベッド撤去費用15,000円の請求可能性

15,000円のベッド撤去費用について、請求の可能性を探ります。

1. 引越し業者との契約内容

引越し業者との契約書を確認しましょう。 不用品処分に関する記述、特にリサイクルショップへの委託やその費用負担について明記されているかを確認します。 もし、契約書に記載がなく、業者側が説明を怠っていた場合は、請求の可能性があります。 契約書のコピーを保管しておきましょう。

2. 管理人からの指示

管理人からの「とりあえず撤去しなさい」という指示は、重要な証拠となります。 この指示が、費用負担を暗示しているとは言い切れませんが、少なくとも、管理人が撤去作業を黙認していたことを示す証拠になります。 管理人とのやり取りを記録していた場合、その記録を証拠として提示できます。

3. 粗大ゴミ処理との比較

15,000円という費用は、粗大ゴミ処理費用(800円)と比較して明らかに高額です。 この差額について、なぜこれだけの価格差が生じたのか、引越し業者やリサイクルショップに説明を求めることができます。 明細書や見積もり書を請求し、価格の内訳を確認しましょう。

4. 請求方法

請求を行う際には、まず、引越し業者とリサイクルショップに個別に連絡を取り、費用の妥当性について説明を求めましょう。 その上で、契約内容や管理人からの指示などを根拠に、費用の一部または全額の返還を求める交渉を行います。 交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。

具体的な行動ステップ

1. **契約書・明細書・見積もり書の確認:** 引越し業者、リサイクルショップとの契約書、明細書、見積もり書を改めて確認し、不当な点がないかチェックします。
2. **管理人とのやり取りの記録:** 管理人とのやり取りを記録したメモや録音があれば、それを証拠として保管します。
3. **業者への交渉:** 引越し業者とリサイクルショップに、費用の妥当性について説明を求め、交渉を行います。 交渉の際には、穏やかな態度で、冷静に事実を説明しましょう。
4. **弁護士への相談:** 交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討します。 弁護士費用はかかりますが、専門家のアドバイスを受けることで、より有利な交渉を進めることができます。
5. **消費者センターへの相談:** 消費者センターに相談することで、客観的なアドバイスを得ることができます。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談する場合、以下の情報を準備しておくとスムーズです。

* 賃貸借契約書
* 引越し業者との契約書
* リサイクルショップとの契約書(あれば)
* 管理人とのやり取りの記録
* 費用の明細書
* 写真や動画(証拠となるものがあれば)

弁護士は、これらの情報に基づいて、請求の可能性や勝訴の見込みを判断し、適切なアドバイスを行います。

まとめ

今回のケースは、突然の引越し告知、高齢の管理人とのコミュニケーションの困難さ、そして高額な不用品処分費用と、複数の要因が絡み合った複雑な問題です。 しかし、冷静に事実を整理し、証拠を収集することで、15,000円の請求に向けて交渉を進めることができます。 交渉が難航する場合は、弁護士や消費者センターに相談することをお勧めします。 引越しは人生における大きな出来事であり、トラブルを未然に防ぐためにも、契約内容をしっかり確認し、記録を残しておくことが重要です。

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