引っ越し時の原状回復：カーテンレール設置による損傷と請求について

来月引っ越し予定で1年と半年住んだ今のアパートから引っ越すことになりました。引っ越しとなると部屋に残った傷について質問です。普通に生活していてできた傷なら請求は来ないといわれています。が、今住んでいるところはカーテンレールがなく自分で穴をあけました。一応カーテンレールをつける前に大家さんにカーテンレールをつけてもいいか？と聞きOKをもらいました。窓枠に1センチほどの木枠があったのでそこに取りつけました。しかし実はカーテンレールが付いていなかったのは設計上の問題があったみたいで、カーテンレールをつけてしまうとクローゼットの扉が当たってしまうみたいだったのです。それに気付かずつけてクローゼットを開けてしまいクローゼットの扉に傷が付き木が少しはげてしまいました。以降扉は開けないようにしていたのですが、すでにはげているはわけで…退去の電話をした際大家さんに「カーテンレールを残してもいいか？」と聞いたら「基本的に外していってほしいところですが、まぁ、見て考えましょう」と言われました。ここで質問なのですが、もし外せとなった場合木枠についた傷跡の請求や扉についたはげた請求は来るのでしょうか？もし来るとなった場合の平均的な請求額はいくらぐらいになるでしょうか？外さなくても請求は来るのでしょうか？またいくらぐらいになるでしょうか？すみませんが皆様の知恵をお貸しください。本当はもっと長く住もうかと思ったのですが、「会社の人に早く近くに引っ越しておいで」と言われていたのと引っ越して数カ月で壁に付いていた換気扇が取れたりネズミかわからないですが、壁の削る音がして深夜になったときは目が覚めたり、一応対策はしてもらい最近はあまり音がしなかったのですが、今まで音がするのはだいたいはリビングのほうだったのですが、最近寝室の天井を何かが走る音がして…小さいネズミではない足音でした。対策といっても天井にネズミ取りを置いたりネズミの嫌いな周波数の音を出すのを置こうとしてもらったり…でも周波数は私には聞こえ嫌いな音で部屋には置かず隣人に人が住んでいないのでそこに置いてもらったり…今隣の部屋は改装中で改装終わったら人すむと思うので周波数も置けなくなってしまいます。でも最終的にはどれもあまり効果を発していなかったみたいですが(笑)こういうことがあり安心して住める部屋ではないと思い引越しを決めました。たぶん天井や壁の向こうは悲惨だと思うので改装して傷も…って淡い期待を…長文失礼いたしました。またここまで読んで下さりありがとうございます

Contents

1 引っ越しに伴う原状回復義務と損害賠償
2 大家さんとの交渉
- 2.1 交渉のポイント
3 専門家の意見
4 今後の対策
5 まとめ

引っ越しに伴う原状回復義務と損害賠償

賃貸物件の退去時には、通常使用による損耗を除き、元の状態に復旧する「原状回復義務」があります。しかし、今回のケースのように、大家さんの承諾を得て行った工事による損傷については、状況が複雑になります。 大家さんの承諾を得ていたという点が重要です。

カーテンレール撤去と損傷に関する請求の可能性

まず、カーテンレールを撤去した場合の損傷についてです。木枠への穴とクローゼット扉の傷は、大家さんの承諾を得て行った行為の結果生じたものですが、想定外のクローゼット扉への損傷があったため、請求される可能性があります。請求額は、修理費用や交換費用、場合によっては減価償却分などを考慮して算出されます。

木枠の穴

1cm程度の穴であれば、パテ埋めと塗装で修復できる可能性が高く、費用はそれほど高額にはならないでしょう。数千円から1万円程度が相場と考えられます。ただし、木枠の種類や材質、修復の難易度によって費用は変動します。

クローゼット扉の傷

扉の傷の程度（はげている程度）によって費用が大きく変わります。軽微な傷であれば、研磨と塗装で済む可能性がありますが、深い傷や大きなはげであれば、扉の交換が必要になるかもしれません。交換となると、数万円から十数万円の費用がかかる可能性があります。

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カーテンレール撤去しない場合の請求の可能性

カーテンレールを撤去しない場合も、クローゼット扉の傷について請求される可能性があります。大家さんは、現状のままではクローゼット扉の機能に支障がある、または美観を損ねていると判断するかもしれません。この場合も、修理費用または交換費用が請求される可能性があります。

請求額の算出

請求額は、以下の要素によって決定されます。

損傷の程度：傷の大きさ、深さ、数など
修復方法：修理、交換など
材料費：木材、塗料、部品など
施工費：業者への委託費用
減価償却：物件の経年劣化分

具体的な金額は、専門業者に見積もりを依頼する必要があります。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。

大家さんとの交渉

大家さんには、既に状況を説明し、了承を得ている部分もあります。まずは、誠実に現状を説明することが大切です。写真や動画で損傷の状況を記録しておき、大家さんに見せることで、状況を共有し、冷静な話し合いを進めることができます。

交渉のポイント

損傷の状況を写真や動画で記録する
修理見積もりを複数業者から取得する
大家さんと話し合い、費用負担について交渉する
書面で合意内容を記録する

大家さんの立場からすると、物件の価値を維持することが重要です。そのため、修理費用を全額負担させられる可能性もありますが、事前に状況を説明し、話し合うことで、費用負担を軽減できる可能性もあります。例えば、修理費用の一部負担や、他の修繕との相殺などを検討できるかもしれません。

専門家の意見

弁護士や不動産会社などに相談することで、より適切な対応策を知ることができます。特に、費用負担割合や法的責任について、専門家の意見を聞くことは非常に重要です。

今後の対策

今回の経験を踏まえ、今後の賃貸生活では、以下の点に注意しましょう。

工事を行う前に、大家さんと詳細に相談する：工事内容、費用、責任範囲などを明確に確認する
工事前後の状態を写真や動画で記録する：トラブル発生時の証拠として活用できる
賃貸契約書をよく読む：原状回復に関する条項をしっかり確認する

まとめ

今回のケースでは、大家さんの承諾を得ていたとはいえ、想定外の損傷が発生したため、請求される可能性があります。しかし、誠実な対応と適切な交渉を行うことで、費用負担を軽減できる可能性もあります。写真や動画による記録、複数業者からの見積もり取得、大家さんとの丁寧な話し合い、そして必要に応じて専門家への相談を検討しましょう。