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引っ越し前のチェックと不動産会社への対応
まず、現状を把握することが大切です。不動産会社には既に連絡済みとのことですが、具体的な隙間の写真を撮ってメールなどで送付し、修繕の必要性を改めて伝えましょう。 写真があれば、修繕の遅延や不備があった場合の証拠にもなります。 また、修繕完了後の確認も忘れずに行いましょう。 完璧な修繕が確認できない場合は、再度不動産会社に連絡し、対応を求める必要があります。 契約書に記載されている修繕義務についても確認しておきましょう。
隙間から虫・ゴキブリを侵入させないための具体的な対策
不動産会社の対応を待つ間にも、ご自身でできる対策を講じておくことをおすすめします。 完全に隙間を塞ぐことが難しい場合でも、侵入を防ぐための対策は可能です。
1. 隙間を埋める
- コーキング剤を使用する:ホームセンターなどで手軽に購入できるコーキング剤は、隙間を埋めるのに効果的です。 シリコン系やウレタン系のコーキング剤があり、用途に合わせて選びましょう。 隙間が大きい場合は、ウレタンフォームを使用し、硬化後に余分な部分をカッターで切り取る方法も有効です。 ただし、壁や床の素材によってはコーキング剤が付きにくい場合があるので、事前にテストすることをおすすめします。 また、使用する際は、マスキングテープで周囲を保護し、綺麗に仕上げましょう。 ベージュの壁や床であれば、ベージュ系のコーキング剤を選ぶことで目立ちにくくなります。
- パテを使用する:コーキング剤よりも粘土状で、細かい隙間を埋めるのに適しています。 乾燥後は硬化し、しっかりとした仕上がりになります。 こちらもホームセンターで購入できます。 色選びはコーキング剤と同様、周囲の壁や床の色に合わせたものを選びましょう。
- 隙間テープを使用する:手軽に使える隙間テープも有効です。 様々なサイズや素材のものが販売されているので、隙間のサイズに合わせて選びましょう。 粘着力が高いものを選ぶと、より効果的です。 ただし、長期間の使用には向かない場合があるので、定期的な交換が必要です。
2. 虫よけ対策
隙間を完全に塞げない場合、虫よけ対策も併用しましょう。
- 殺虫剤:隙間周辺に殺虫剤を散布することで、虫の侵入を抑制できます。 ゴキブリ用の殺虫剤を使用する場合は、隙間だけでなく、ゴキブリの通り道になりやすい場所にも散布しましょう。 ただし、小さなお子さんやペットがいる場合は、安全な製品を選び、使用方法をよく確認して使用してください。
- 虫よけスプレー:天然成分配合の虫よけスプレーは、人体への影響が少ないため、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。 定期的にスプレーすることで、虫の侵入を防ぐ効果が期待できます。
- ハーブやアロマ:ハッカ油やユーカリなどのハーブやアロマオイルは、虫よけ効果があると言われています。 アロマディフューザーを使用したり、コットンに染み込ませて置いておくことで、自然な虫よけ対策ができます。 ただし、香りが苦手な人もいるため、使用量には注意しましょう。
3. その他の対策
- 定期的な清掃:隙間周辺を定期的に清掃することで、虫の侵入を防ぐことができます。 掃除機やブラシなどで、ゴミやホコリを取り除きましょう。
- 湿気の対策:湿気は虫の繁殖を助けるため、換気をしっかり行い、湿気を溜めないようにしましょう。 除湿剤を使用するのも効果的です。
- 専門業者への相談:自分で対処できない場合や、大きな隙間がある場合は、害虫駆除業者に相談することをおすすめします。 専門業者であれば、適切な対策を提案してくれます。
まとめ:安心安全な新生活のために
引っ越しは新しい生活の始まりです。 床と壁の隙間は、快適な生活を送る上で大きな問題となる可能性があります。 不動産会社への連絡と並行して、上記の対策を講じることで、虫やゴキブリの侵入を防ぎ、安心して新生活を始められるようにしましょう。 ベージュの落ち着いた色合いのインテリアで、快適な空間を演出してください。