引っ越し前にクローゼットが壊れていた!修理してもらえる?対処法と注意点

はじめまして。長文です。今週末に引っ越しをするのですが、契約前に部屋を見に行った時にクローゼットが激しく凹み閉まらない状態でした。その事を不動産屋に伝えて、管理会社に直るのか確認してもらったところ「一度見てみます」と言われたようで、不動産屋には「まあこれだけひどかったら普通は直すでしょう。大丈夫でしょう。」と言われたので契約することにしました。すると入居直前の先日、クローゼットの件大丈夫ですか?と不動産屋に聞くと「なんの連絡もないので直らないんでしょう。」と言われたのですが、この場合クローゼットは閉まらないまま諦めて入居するしかないのでしょうか?それとも直してもらう事はできるのでしょうか?初めての引っ越しで分からない事ばかりなので教えてもらえたら嬉しいです。お願いします。

引っ越し前の物件チェックと修理対応について

初めての引っ越しは、わからないことだらけで不安ですよね。特に、物件の状態に関するトラブルは、後々大きな問題になりかねません。今回のケースのように、契約前に指摘したにも関わらず、修理されないまま入居することになる可能性も考えられます。 では、具体的にどのような対応が可能なのか、ステップを追って見ていきましょう。

1. 契約書の内容を確認する

まず、賃貸借契約書を確認することが重要です。契約書には、物件の状態や修繕責任について記載されているはずです。「現状有姿」という記述があれば、現状のまま引き渡されることを意味し、修繕義務は家主にはありません。しかし、契約時に指摘したにも関わらず、明らかに使用に支障をきたすような欠陥がある場合は、家主にも修繕義務が生じる可能性があります。 契約書に記載がない場合でも、民法上の「瑕疵担保責任」という考え方が適用される可能性があります。これは、売買や賃貸借において、物件に隠れた欠陥があった場合、売主や家主が責任を負うというものです。

2. 不動産会社と管理会社への連絡と証拠の確保

不動産会社には、クローゼットの凹みについて、契約前に報告した事実と、その後の対応について、再度連絡を取りましょう。 その際に、契約前の物件の状態を写真や動画で撮影した記録があれば、非常に有効な証拠となります。メールでのやり取りも記録として残しておきましょう。管理会社からの連絡がないこと、そして不動産会社からの「直らないでしょう」という発言も記録として残しておくことが重要です。

3. 書面での修理依頼

口頭でのやり取りだけでは、証拠として弱い場合があります。書面で修理を依頼することを強くお勧めします。内容証明郵便を使うことで、確実に相手に届いたことを証明できます。修理依頼書には、以下の点を明確に記載しましょう。

  • 物件の住所
  • 部屋番号
  • クローゼットの損傷状況(写真や動画添付が望ましい)
  • 修理を依頼する日付
  • 修理完了期限
  • 連絡先

4. 弁護士や消費生活センターへの相談

書面での修理依頼にも応じてもらえない場合、弁護士や消費生活センターに相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から適切なアドバイスとサポートをしてくれます。消費生活センターは、消費者トラブルの相談窓口として、無料で相談を受け付けています。

5. 入居後の対応

もし、入居後も修理されない場合は、家賃の減額請求や、契約解除を検討する必要があるかもしれません。家賃の減額請求や契約解除を行う際には、弁護士に相談することを強くお勧めします

専門家の視点:賃貸トラブルの解決策

賃貸トラブルに詳しい弁護士の山田先生に、今回のケースについて意見を伺いました。「契約前に指摘した瑕疵(欠陥)について、家主が修繕義務を負うかどうかは、契約書の内容や瑕疵の程度、そして家主の対応によって判断されます。今回のケースでは、契約前に深刻な損傷を指摘し、家主も確認したにも関わらず、修理されなかった点が問題です。書面で修理を依頼し、それでも対応がない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討するべきです。」

インテリアへの影響と解決策

クローゼットが閉まらない状態では、収納に大きな支障をきたします。せっかく新しい部屋に引っ越しても、生活に不便を感じてしまうでしょう。 仮に修理が難しい場合でも、インテリアの工夫で、収納スペースを確保することができます。例えば、

  • オープンシェルフの設置:クローゼットが使えない分、オープンシェルフで収納スペースを確保しましょう。おしゃれなバスケットや収納ボックスを使うことで、見栄えも良くできます。
  • ハンガーラックの活用:クローゼットが使えない場合、ハンガーラックで衣類を収納できます。壁掛けタイプのハンガーラックを選べば、省スペースで収納できます。
  • 収納ボックスの活用:様々なサイズの収納ボックスを活用することで、クローゼット以外の場所に衣類や小物などを収納できます。カラーボックスなどを活用し、インテリアに合わせた色合いのボックスを選べば、お部屋の雰囲気を損なわずに収納できます。

これらの方法を組み合わせることで、クローゼットが使えない不便さを軽減し、快適な生活空間を確保できます。 ベージュの収納ボックスや、ブラウンの棚などを活用すれば、落ち着いた雰囲気のインテリアに仕上がります。

まとめ

初めての引っ越しでトラブルに遭遇すると、非常に不安になりますよね。しかし、慌てず、冷静に対処することが大切です。今回ご紹介したステップに従い、証拠をしっかり確保し、書面で対応を求めることで、解決できる可能性が高まります。それでも解決しない場合は、専門家への相談を検討しましょう。 快適な新生活を送るために、諦めずに、しっかりと対応していきましょう。

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