引っ越し先のお部屋の下見チェックリスト!見逃しがちなポイントを徹底解説

引っ越し先のお部屋を下見する際に「ここはチェックしておくべき!」というところを教えて下さい。但し、部屋の長さに関すること(ゆくゆくは家具に関わること)や、近隣のこと(近辺の治安、駅・コンビニが近いかなど)は除いて下さい。純粋に部屋のなかだけを見なければいけないとき、どこを見れば良いでしょうか?

お部屋の下見で必ずチェックすべきポイント5選

お部屋の下見は、快適な生活を送るための重要なステップです。間取りや広さだけでなく、以下の5つのポイントをチェックすることで、後悔のないお部屋選びにつながります。

1. 採光と通風:陽当たりと風通しの良さ

  • 窓の大きさ、向き、数: 窓の大きさや向きによって、日中の明るさや風通しが大きく変わります。南向きの窓が多い部屋は日当たりがよく、暖かく過ごしやすいでしょう。東向きの窓は朝の陽射しが気持ちよく、西向きの窓は夕焼けが楽しめます。窓の数が多いほど、風通しが良くなります。
  • 窓の開閉状況: 窓がスムーズに開閉するかを確認しましょう。開閉が困難な場合、修理が必要になる可能性があります。また、窓の防音性や断熱性も確認しておくと安心です。
  • 日中の明るさ: 実際に部屋を訪れて、日中の明るさを確認しましょう。曇りの日でも十分な明るさがあるか、カーテンを閉めた状態でも暗すぎないかなどをチェックします。特に、北向きの部屋は日当たりが悪いため、照明器具の設置場所や種類も考慮する必要があります。
  • 通風の良さ: 窓を開けた際に、風が部屋全体にきちんと巡るかを確認しましょう。風の流れが悪いと、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすくなります。換気扇の設置場所や機能も確認しておくと良いでしょう。

2. 設備・機能:水回りや収納の確認

  • キッチン: コンロの種類、シンクの広さ、収納スペースの有無などを確認しましょう。使い勝手の良いキッチンかどうかを想像しながらチェックすることが大切です。また、排水溝の詰まりや水漏れがないかも確認しましょう。
  • 浴室: 浴室の広さ、換気扇の機能、排水溝の状態などを確認しましょう。カビや汚れがないかもチェックし、浴槽の保温性も確認しておくと良いでしょう。シャワーヘッドの水圧も確認しておきましょう。
  • トイレ: トイレの広さ、便器の種類、洗浄機能などを確認しましょう。ウォシュレットの有無や、便座の温度などもチェックポイントです。また、換気扇の機能や、便器の汚れなども確認しましょう。
  • 洗面所: 洗面台の広さ、収納スペースの有無などを確認しましょう。鏡の大きさや、収納の使い勝手などもチェックしましょう。排水溝の詰まりや水漏れがないかも確認しましょう。
  • 収納スペース: クローゼットや押入れなどの収納スペースの広さや使い勝手を確認しましょう。収納が少ない場合は、追加の収納家具が必要になるかもしれません。収納の高さや奥行きなども確認しておきましょう。

3. 壁や床の状態:傷や汚れ、湿気

  • 壁: 壁に傷や汚れ、ひび割れがないかを確認しましょう。特に、湿気によるカビや汚れがないか注意深くチェックしましょう。壁紙の剥がれや色あせなども確認しましょう。
  • 床: 床材の種類、傷や汚れ、湿気などを確認しましょう。フローリングの場合は、傷やへこみがないか、畳の場合は、湿気やカビがないかを確認しましょう。床鳴りなども確認しておきましょう。
  • 天井: 天井にシミや汚れ、亀裂がないかを確認しましょう。雨漏りの跡がないかもチェックしましょう。また、天井の高さも確認しておきましょう。

4. 電気設備と配線:コンセントの位置と数

  • コンセントの数と位置: 家具の配置を想定しながら、コンセントの数が十分にあるか、位置が適切かを確認しましょう。コンセントの位置によっては、延長コードが必要になる可能性があります。USBコンセントの有無も確認しておきましょう。
  • 照明器具: 照明器具の種類と明るさを確認しましょう。照明器具が古かったり、数が少なかったりする場合は、交換や追加が必要になるかもしれません。明るさだけでなく、色の温度なども確認しておきましょう。
  • スイッチの位置: スイッチの位置が使いやすい場所にあるかを確認しましょう。特に、ベッドサイドや玄関などのスイッチの位置は重要です。

5. 防犯設備:セキュリティの確認

  • ドアの鍵: ドアの鍵の種類とセキュリティレベルを確認しましょう。オートロックや防犯カメラの有無なども確認しておきましょう。鍵の開閉がスムーズに行えるかも確認しましょう。
  • 窓の鍵: 窓の鍵の種類とセキュリティレベルを確認しましょう。防犯ガラスの有無なども確認しておきましょう。窓の開閉がスムーズに行えるかも確認しましょう。
  • 防犯設備: 防犯カメラや警備システムの有無を確認しましょう。防犯対策がしっかりしているかを確認することで、安心して暮らせるかどうかの判断材料となります。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から、下見時のチェックポイントをさらに深掘りします。

「お部屋の雰囲気」も重要な要素です。採光や壁の色、床材などから受ける印象は、生活の質に大きく影響します。例えば、ベージュ系の壁はどんな家具にも合わせやすく、落ち着きのある空間を演出します。一方、濃い色の壁は、部屋を狭く感じさせる可能性があるため、注意が必要です。

まとめ:快適な生活を送るための下見を

お部屋の下見は、快適な生活を送るための重要なステップです。この記事で紹介したポイントを参考に、時間をかけて丁寧にチェックすることで、後悔のないお部屋選びを実現しましょう。

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