引っ越しトラブル!欠陥だらけの部屋で30万円の損失…どこに相談すればいい?

引っ越し先が欠陥だらけで入居翌日に引っ越しを決めました。掃除されておらず、部屋中ヤニだらけ、換気扇はほこりだらけでひもはベタベタ。台所の排水溝は黒カビだらけでシンクもくすんでおり 蛇口もあまくノズルはグラグラ。なんと言っても室内洗濯機置き場を希望していたのですが、排水溝はあったのですが蛇口がありませんでした。不動産に電話すると管理会社に連絡させるから。とのことで管理会社では皆さん、台所の水道に給水ホースつないでいるようですとの返事。洗濯中台所が使えないのか?と聞くと洗面所があるという返事。ユニットなので洗面所ってトイレのことですよね?しかしどうしても洗濯しないわけにはいかず隣の駅まで給水の延長ホースを買いに行き接続しようとしたら蛇口の吐水口が腐食しており水漏れして接続なりません。管理会社に連絡するとぞうきんまいても無理ですか?といわれました。トイレの配管から水漏れしており、浴槽をつかえばトイレ側に逆流、さらには浴槽からも排水ならなくなるという事態。風呂場の換気扇のひもはちぎれており、窓には髪の毛の束がありました。部屋には10年前のタウンページが置いてありました。台所のノズルを付け替えてもらい、洗濯できるようになったかとおもいきや、お湯の方のバルブから水漏れ。不動産に電話したら書面上のことをそのままに説明しており自分たちは悪いところがなく返金もなしと。管理会社に引っ越しするので引っ越し代を含め全額返金を要求したところ、オーナーが直さなければならない所は直す。引っ越しはこちら側の都合であって全額返金には応じられないといった返事でした。今回の引っ越しには30万円ほどかかりました。いったいどこに相談したらよいのでしょうか?泣き寝入りはしたくありませんが、これ以上、お金をかけたくありません。今回不動産の紹介で部屋を見に行った時は「これから掃除が入る」と言っていたのです。お願いしていたベランダの掃除もされておらず泥だらけでした。くやしくて泣けてきました。どうしたらよいのでしょうか?アドバイスおねがいします。

劣悪な賃貸物件…あなたの権利と解決策

今回のケースは、賃貸物件における重大な瑕疵(かし)と、不動産会社・管理会社の不誠実な対応が重なった非常に残念な事例です。30万円もの引っ越し費用が発生した上に、精神的な苦痛も伴っていることと思います。決して泣き寝入りする必要はありません。法的にも、経済的にも、解決できる可能性があります。

1. 問題点の整理と証拠集め

まず、問題点を整理し、証拠を集めることが重要です。具体的には以下の点を記録しましょう。

* **物件の欠陥箇所の詳細:** 写真や動画で記録しましょう。ヤニ汚れ、カビ、水漏れ、破損箇所など、すべてを詳細に記録することが重要です。
* **不動産会社・管理会社とのやり取り:** 電話やメールの記録、担当者名、日付、発言内容などをメモしておきましょう。
* **引っ越し費用に関する領収書・見積書:** すべての費用を証明できる書類を保管しましょう。
* **賃貸借契約書:** 契約内容を確認し、契約違反に該当する部分がないか確認しましょう。
* **物件の内覧時の状況:** 内覧時に指摘した点、不動産会社からの説明内容などを記録しておきましょう。「これから掃除が入る」という説明は重要な証拠になります。

2. 相談窓口

どこに相談すれば良いのか、迷うかもしれません。いくつかの相談窓口をご紹介します。

* **消費者ホットライン:** 国が運営する相談窓口です。賃貸トラブルに関する相談にも対応しています。
* **都道府県などの消費生活センター:** 各都道府県に設置されている相談窓口です。専門家が相談に応じてくれます。
* **弁護士:** 弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受けられます。特に、損害賠償請求などを検討する場合は、弁護士への相談がおすすめです。初回相談は無料の弁護士事務所も多いので、まずは相談してみることをお勧めします。
* **宅地建物取引業協会:** 不動産会社が加盟している団体です。苦情相談窓口があり、対応してもらえる可能性があります。

3. 具体的な解決策

相談窓口への相談と並行して、以下の対応を検討しましょう。

* **内容証明郵便による請求:** 不動産会社・管理会社に対して、物件の欠陥と不適切な対応について、内容証明郵便で正式に抗議し、損害賠償請求を行いましょう。写真や動画などの証拠を添付し、具体的な金額を請求します。引っ越し費用30万円に加え、精神的苦痛に対する慰謝料も請求できます。
* **裁判:** 内容証明郵便で解決しない場合は、裁判を検討する必要があります。裁判は費用と時間がかかりますが、正当な権利を主張する上で有効な手段です。

4. 専門家の意見

弁護士などの専門家に相談することで、より適切な対応策を立てることができます。特に、損害賠償請求額の算定や裁判手続きなどにおいては、専門家のアドバイスが不可欠です。

インテリア選びで失敗しないために

今回の経験から、物件選びの重要性が改めて浮き彫りになったのではないでしょうか。物件を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

* **内覧を徹底的に行う:** 部屋の隅々まで確認し、写真や動画で記録しましょう。特に、水回りや設備は注意深くチェックしましょう。
* **契約書をよく読む:** 契約書の内容をしっかりと理解し、不明な点は質問しましょう。
* **複数の物件を比較検討する:** 複数の物件を比較することで、より良い物件を選ぶことができます。
* **不動産会社とのコミュニケーションを大切に:** 不安な点があれば、遠慮なく質問しましょう。

まとめ

今回のケースは、非常に残念な出来事でしたが、決して諦めないでください。適切な相談窓口に相談し、証拠をしっかりと集め、法的にも経済的にも解決策を探りましょう。そして、今後の物件選びでは、今回の経験を活かし、より慎重な判断を心がけてください。

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