引っ越しと愛猫:友達の決断と、あなた自身の葛藤

飼い猫を捨てようとする友達 立ち退きで引っ越すことになった友達がおり、その際飼っていた猫を捨てていくと言い始めました。 友達でいられなくなる可能性もあったのですが意を決して言いました。 飼い猫が野良になったときの寂しさ、辛さ、捨てるならなぜ飼ったのか、去勢をしていないからまた更に野良が増えてしまうこと、保健所での最期の末路。 友達の言い分は、マーキングをするので新しい部屋がおしゃれにできない、大家に猫がバレたら追い出しをくらう可能性、ペット可にすると家賃が3千円上がる、そもそもペットは飼いたくなかったが、妹に無理やり押し付けられたこと・・・などです。 隣に居た私の彼氏が「自分が飼うわけでもないんだから押し付けちゃいけない」グチグチ横槍を入れてきました。 確かにそうですが、私も捨て猫などや捨て犬を拾っては飼っていて、地域ボランティアさんの苦労や、去勢や避妊の大切さ、一人一人の意識がいかに大切か、いつも切実に語られていることがよく分かります。 結局猫は去勢をして、新しい家に連れて行き様子を見ることになりましたが、果たして私のしたことは良かったのだろうか? とても仲のいい友達だったからこそ言ったのですが、不安になってしまいました。 彼氏は8年ぐらい付き合っていて、私の動物へ対する想いも重々わかっています。 その上で「動物に対して異常な感情だ」「人の猫なんか放っておけばいい自分の生活だけ考えろ」「宗教信者のようだ」 と言います。 色んな事情で別れられないのですが、ホントに別れたい気分です。 人それぞれ考えはあるでしょうが、友達が猫を捨てると言った時私はどうすればよかったのでしょうか?

友達の状況と、あなたの行動:多角的な視点

今回のケースは、友達の置かれた状況、あなたの動物愛護への強い思い、そして彼氏の無理解という、複雑に絡み合った問題を含んでいます。まず、友達の言い分を整理し、それぞれに対してどう対応できたかを検討してみましょう。

友達の言い分への対応

* **マーキング問題:** 猫のトイレの場所や種類、頻度などを確認し、適切な対策を提案する。例えば、フェロモン製品の使用、ストレス軽減のための環境整備、獣医への相談など。新しい部屋のインテリアを考慮した上で、猫が落ち着ける空間を作ることも重要です。
* **大家への報告:** 賃貸契約書をよく確認し、ペット飼育に関する規定を明確にする。大家さんとの話し合いが必要な場合、事前に猫の性格や飼育方法について説明し、理解を得られるよう努力する。
* **家賃アップ:** 3千円の増加は負担が大きいですが、猫と暮らすことによるメリット(精神的な安らぎなど)も考慮し、友達と話し合う。
* **妹からの押し付け:** これは友達の責任ではありませんが、妹にも事情を説明し、猫の飼育に関する協力を得られるよう働きかける。

あなたの行動:良かった点と改善点

あなたは、友達の猫を捨てるという行為を食い止めるために、勇気を持って意見しました。これは素晴らしい行動です。しかし、友達を責めるのではなく、猫と友達が幸せに暮らせる解決策を一緒に探るというアプローチも重要でした。

例えば、以下のような提案も考えられます。

* **一時預かりの提案:** 友達が新しい住居に落ち着くまでの間、一時的に猫を預かることを提案する。
* **里親探しの支援:** 万が一、友達がどうしても猫を飼えない場合、信頼できる動物保護団体に相談し、新しい里親探しを支援する。
* **専門家の相談:** 猫の行動問題や飼育に関する相談は、動物病院の獣医や動物行動学の専門家に相談することも有効です。

彼氏との関係:動物愛護への理解の深まり

彼氏の反応は、残念ながらあなたの動物愛護への思いを理解していないことを示しています。「異常な感情」や「宗教信者」といった発言は、あなたの気持ちを傷つけるものであり、関係を見直す必要があるかもしれません。

彼氏にあなたの気持ちを伝え、動物愛護の重要性について理解を深めてもらう努力は必要ですが、一方的にあなたの考えを押し付けるのではなく、彼氏の意見にも耳を傾け、冷静に話し合うことが大切です。 彼氏の言葉は、あなたの行動の正当性を否定するものではなく、彼の価値観や考え方の違いを示しているに過ぎません。

彼氏との話し合いのポイント

* **感情的にならず、事実を伝える:** あなたの動物愛護への思いを冷静に説明し、捨てられる猫たちの現状を客観的に伝える。
* **彼の意見を尊重する:** 彼氏の意見を否定するのではなく、なぜそのような考えを持つのかを理解しようと努める。
* **共通の理解点を探す:** 動物愛護について完全に一致する必要はありませんが、共通の理解点を見つけ、お互いの考えを尊重する関係を築く。

インテリアとペットの共存:具体的な対策

猫と暮らす上でインテリアに配慮することは重要です。猫が快適に過ごせる空間を作ることで、マーキングなどの問題を軽減できる可能性があります。

インテリアと猫の共存:具体的な対策

* **猫が登れる家具や棚を設置する:** 猫は高い場所が好きなので、猫専用の棚やキャットタワーを設置することで、ストレスを軽減し、マーキングを防ぐ効果が期待できます。
* **猫が傷つけにくい素材の家具を選ぶ:** 猫が爪を研ぐことを考慮し、猫が傷つけにくい素材(例えば、合皮や木製の家具)を選ぶ。
* **猫が隠れることができる場所を作る:** 猫は隠れ家が好きなので、猫用のハウスやベッドを用意する。
* **猫のトイレを適切な場所に設置する:** 猫のトイレは、静かで清潔な場所に設置する。複数匹飼っている場合は、トイレの数も増やす必要がある。
* **定期的な掃除:** 猫の毛や汚れをこまめに掃除することで、清潔な環境を保ち、アレルギー症状を予防する。

まとめ:あなたの行動は正しかった

友達の猫を救うためにあなたが取った行動は、正しかったと言えるでしょう。 動物愛護の精神に基づいたあなたの行動は、友達と猫の未来に良い影響を与えたはずです。 彼氏との関係については、じっくりと話し合い、お互いの理解を深める努力を続けることが大切です。 今回の経験を通して、あなたはより一層動物愛護への意識を高め、周りの人々にもその大切さを伝えることができるでしょう。 そして、あなたの行動は、多くの人の心に響き、動物たちを救う力となるはずです。

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