引き戸の隙間調整:7mmの隙間を解消する方法

2面ある引き戸ですが、部屋を一部屋にしたくて一度その2枚をはずしました。1枚はすんなりはずれましたが、もう一枚は下のキャップみたいなのをはずして、3か所のねじをくるくるうごかしたらとれました。しかし、補足すみません(汗)しかしまた取り付けてみると扉を閉めたときに上はぴったり壁についているのですが、下を見ると7mm程隙間があいてしまっています。どのように写真のねじを調節したらいいのか教えてほしいです。よろしくお願いします!

引き戸の隙間、原因と解決策

引き戸の設置後、上部はぴったりと閉まるのに下部に7mmの隙間が空いてしまったとのこと。これは、引き戸の調整がずれていることが原因です。原因を特定し、適切な調整を行うことで隙間を解消できます。 今回は、下部が浮いてしまう原因と、ねじの調整方法について詳しく解説します。

隙間が発生する主な原因

引き戸の下部が浮いてしまう原因はいくつか考えられます。

  • レールと戸車の不具合:戸車(キャスター)がレールから外れかけていたり、摩耗してスムーズに動かない場合、下部が浮きやすくなります。レールにゴミや埃が詰まっている可能性も考慮しましょう。
  • ねじの緩み:調整用のねじが緩んでいると、戸車の位置がずれて隙間が生じます。質問者様もねじを触られたとのことですので、これが最も可能性が高いです。
  • 床の傾斜:床が傾斜している場合、引き戸が水平に設置されず、隙間が生じる可能性があります。特に古い住宅では、経年劣化による床の歪みも考えられます。
  • 扉自体の歪み:扉自体が反ったり、歪んでいたりする場合も、隙間が発生する原因となります。これは、扉の交換が必要となる可能性があります。
  • 設置時の誤差:設置時に戸車の位置やレールとの調整が不十分だった場合、隙間が生じる可能性があります。

ねじの調整方法:具体的な手順

写真がないため具体的なねじの種類は不明ですが、多くの引き戸には、戸車の高さを調整するねじが設置されています。このねじを調整することで、下部の隙間を解消できます。

  1. まずは安全確認:作業前に、引き戸が完全に閉まっていることを確認し、怪我がないように注意しましょう。必要であれば、軍手などを着用してください。
  2. ねじの位置を確認:引き戸の下部をよく観察し、調整用のねじを探します。通常、戸車の近くにあり、プラスドライバーで回せるタイプが多いです。もし、複数のねじがある場合は、一つずつ慎重に調整しましょう。
  3. 少しずつ調整する:ねじを回す際は、少しずつ回して隙間を確認します。一気に回すと、調整が難しくなるため、数ミリずつ調整することをお勧めします。時計回りに回すと戸車が上がり、反時計回りに回すと戸車が下がります。
  4. 隙間を確認しながら調整:ねじを回すごとに、隙間を定規などで正確に測定します。7mmの隙間を目標に、少しずつ調整していきましょう。上部と下部の隙間を均等にすることが重要です。
  5. 左右の調整:左右の戸車の高さを調整することで、扉全体の高さを調整できます。片側だけ調整すると、扉が傾いてしまう可能性があるので、左右のバランスを見ながら調整しましょう。
  6. 完成:隙間が解消されたら、ねじをしっかり締め付け、戸車の動きを確認します。スムーズに開閉できることを確認しましょう。

それでも隙間が解消しない場合

上記の方法を試しても隙間が解消しない場合は、以下の可能性を検討しましょう。

  • 戸車の交換:戸車が摩耗している場合は、新しい戸車に交換する必要があります。ホームセンターなどで購入できます。
  • レールの清掃:レールにゴミや埃が詰まっていると、戸車の動きが悪くなります。レールを掃除機やブラシなどで清掃しましょう。
  • 専門業者への依頼:自分で修理できない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。専門業者は適切な診断と修理を行い、問題を解決してくれます。

インテリアとの調和:引き戸の色選びと部屋の雰囲気

引き戸の調整と合わせて、部屋全体のインテリアとの調和も考えてみましょう。引き戸の色は、部屋全体の雰囲気を大きく左右します。

ブラウンの引き戸と相性の良いインテリア

質問者様の引き戸がブラウンとのことですので、ブラウンの引き戸と相性の良いインテリアについてご紹介します。

ブラウンは自然で温かみのある色です。そのため、ナチュラル、北欧、カントリーなど、自然素材を多く使ったインテリアスタイルと相性が良いです。

  • ナチュラルスタイル:木製の家具や、麻や綿などの天然素材のファブリックを組み合わせると、落ち着いた空間を演出できます。
  • 北欧スタイル:白やグレーなどの明るい色と組み合わせることで、清潔感がありながらも温かみのある空間を作ることができます。
  • カントリースタイル:花柄の壁紙や、アンティーク風の家具と組み合わせることで、可愛らしい空間を演出できます。

反対に、モダンやスタイリッシュなインテリアには、ブラウンが少し重く感じられる可能性があります。その場合は、引き戸に合わせた色の家具や小物を選ぶことで、統一感を出すことが重要です。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、引き戸の調整とインテリアの調和についてアドバイスします。

「引き戸の隙間調整は、一見簡単な作業に見えますが、戸車の状態やレールの状況によっては、専門知識が必要となる場合があります。無理に自分で修理しようとせず、状況に応じて専門業者に依頼することも検討しましょう。また、引き戸の色は、部屋全体の雰囲気を大きく左右します。既存のインテリアに合わせて、適切な色を選ぶことが重要です。色選びに迷った場合は、インテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。」

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