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廻り縁のペンキ塗りリフォーム:費用相場とDIYの可否
建売住宅の濃い茶色の廻り縁を白く塗り替え、北欧風の明るいインテリアにしたいとのことですね。 オレンジがかった床材との色のバランスも考慮し、明るい空間を実現しましょう。 DIYと業者依頼、それぞれの費用相場とメリット・デメリットを詳しく解説します。
DIYで廻り縁を白く塗る場合の費用
DIYで廻り縁をペンキ塗りする場合は、材料費が主な費用となります。 必要なものは以下の通りです。
- ペンキ(水性塗料): 廻り縁の面積に合わせて購入します。 白系の塗料を選び、下地処理用のプライマーも必要です。 1Lあたり2,000円~5,000円程度が相場です。 耐久性や仕上がりを考慮し、高品質な塗料を選ぶことをお勧めします。
- ローラー、刷毛、マスキングテープ: ペンキの塗りやすさや仕上がりに影響するため、質の良いものを選びましょう。 セットで購入すると割安です。 1,000円~3,000円程度。
- ヘラ、サンドペーパー: 下地処理に必要です。 1,000円程度。
- 養生シート、ビニール手袋、マスク、保護メガネ: 作業中の汚れ防止や安全確保のために必須です。 500円~1,000円程度。
- プライマー: 下地処理剤として、ペンキの密着性を高め、仕上がりを美しくします。 1,000円~2,000円程度。
これらの材料費を合計すると、5,000円~12,000円程度になります。 ただし、これはあくまでも材料費のみです。 時間や労力、そして失敗した場合の修正費用などは考慮されていません。 DIYは費用を抑えられますが、技術と時間が必要になります。
業者に依頼する場合の費用相場
業者に依頼する場合、費用は㎡単価で計算されることが一般的です。 17畳のLDKとトイレの廻り縁の面積を正確に測り、リフォーム業者に見積もりを依頼することが重要です。 面積だけでなく、廻り縁の形状や状態、使用する塗料の種類によっても費用は変動します。
一般的な相場としては、㎡あたり3,000円~5,000円程度と言われています。 17畳のLDKとトイレの廻り縁の面積を仮に30㎡とすると、費用は90,000円~150,000円になります。 ただし、これはあくまでも概算です。 実際には、現場調査に基づいた正確な見積もりが必要となります。
業者選びのポイント
業者を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
- 実績と評判: 過去の施工事例や口コミを確認し、信頼できる業者を選びましょう。 インターネットで検索したり、知人に相談したりするのも良い方法です。
- 見積もりの明瞭さ: 費用内訳が明確に記載されているかを確認しましょう。 不明瞭な点があれば、業者に質問しましょう。
- 保証体制: 施工後の保証期間や内容を確認しましょう。 万が一、問題が発生した場合にも安心です。
- 対応の良さ: 連絡や相談に丁寧に対応してくれる業者を選びましょう。
複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
北欧風インテリアと廻り縁の色選び
北欧風インテリアは、白やベージュ、グレーなどの淡い色を基調とした、シンプルで清潔感のあるスタイルです。 廻り縁を白くすることで、空間が明るく広がり、北欧風の雰囲気を演出できます。 床材のオレンジ色っぽい木の色との調和も考慮し、白以外にもアイボリーやオフホワイトなども検討してみましょう。 また、壁の色や家具の色とのバランスも大切です。
専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス
インテリアコーディネーターの視点から見ると、廻り縁の色を変えることで、空間の印象が大きく変化します。 濃い茶色の廻り縁は、空間を重く、狭く見せる傾向がありますが、白くすることで、明るく、広く、開放的な印象になります。 床材のオレンジ色とのバランスを考慮し、白系の塗料を選ぶ際には、少しグレーがかった白や、クリーム色なども良い選択肢です。 全体的なバランスを考えて、色を選ぶことが重要です。
まとめ:廻り縁リフォームで理想の北欧風空間を実現
廻り縁のペンキ塗りリフォームは、DIYでも業者依頼でも可能です。 DIYは費用を抑えられますが、時間と労力、そして技術が必要です。 業者に依頼する場合は、費用は高くなりますが、仕上がりの美しさや安心感を得られます。 ご自身のスキルや予算、時間などを考慮し、最適な方法を選択してください。 そして、北欧風インテリアに合う色を選び、理想の空間を実現しましょう。