廊下側から木製の内開きドアを少し開けたまま固定する方法

部屋の木製の内開きのドアがあります。(廊下からは押して入る)換気などをしたいため開けておきたいのですが、猫が入ってしまうため開けられません。猫は入れたくありません。内側からならストッパーで止めることで解決ですが、廊下側から5センチほど開けて止める方法は無いでしょうか。ネットを色々見て回りましたが、良いものがありません。鍵でも何でもかまいませんので何か良いものをご存知でしたらお願いします。

換気と猫の侵入防止:内開きドアのスマートな固定方法

換気のためにドアを開けたいけれど、猫の侵入を防ぎたい…これは多くの猫飼い主さんが抱える悩みです。特に内開きドアの場合、廊下側から簡単に開け閉めできるため、猫の侵入を防ぐのが難しいですよね。 今回は、廊下側から木製の内開きドアを5cmほど開けた状態で固定する方法を、様々な角度からご提案します。 既存のドアストッパーでは解決できない、この問題に最適な解決策を見つけていきましょう。

解決策1:市販のドアストッパーを工夫する

まず、手軽に試せる方法として、市販のドアストッパーを工夫する方法があります。 一般的なドアストッパーは、ドアを完全に閉じた状態か、最大限に開いた状態での固定を目的としています。しかし、少し開けた状態をキープするには工夫が必要です。

1-1. 複数個のドアストッパーを使う

ドアの開き角度に合わせて、複数のドアストッパーを組み合わせることで、5cm程度の開きを固定できます。 例えば、ドアの枠とドア本体の間に小さなドアストッパーを挟み込み、さらに少し離れた位置にもう一つドアストッパーを設置することで、微調整が可能です。 この方法では、ドアストッパーの種類や設置場所を工夫することで、猫がドアを開けるのを防ぐことができます。 ただし、ドアストッパーがドアや枠に傷をつける可能性があるので、柔らかい素材のものを選ぶか、保護シートを貼ることをお勧めします。

1-2. ドアストッパーと補助具の併用

ドアストッパーと、小さな木の板やゴム板などの補助具を併用することで、より安定した固定を実現できます。 補助具をドアとドア枠の間に挟み込み、ドアストッパーで固定することで、ドアがずれるのを防ぎます。 この方法では、補助具の厚さや位置を調整することで、開ける角度を細かく調整できます。

解決策2:DIYによる自作ストッパー

より確実な固定、そしてインテリアに合わせたデザインを求めるなら、自作ストッパーがおすすめです。

2-1. 木材と金具を使ったストッパー

ホームセンターで入手できる木材と金具を使って、簡単に自作ストッパーを作ることができます。 ドア枠にネジで固定するベース部分と、ドアに当たるストッパー部分を作成します。 ストッパー部分は、ドアの厚みに合わせて調整する必要があります。 木材を塗装したり、好みのデザインに仕上げることで、インテリアにも馴染む自作ストッパーを作成できます。 この方法では、強度とデザイン性を両立させることができます。

2-2. マグネット式ストッパー

強力なマグネットを使用することで、ドアを傷つけずに固定できるマグネット式ストッパーも自作できます。 ドア枠にマグネットを固定し、ドア側に金属板を貼り付けることで、簡単にドアを開けた状態を維持できます。 ただし、マグネットの強さを調整する必要があるため、試行錯誤が必要となる場合があります。 この方法では、ドアに穴を開ける必要がないため、賃貸住宅でも安心して使用できます。

解決策3:市販のドアチェーン・ドアガードを活用

ドアチェーンやドアガードは、防犯対策として販売されている製品ですが、換気のためにドアを少し開けた状態を維持する目的にも活用できます。

3-1. ドアチェーンの調整

通常、ドアチェーンはドアを完全に閉じた状態から、ある程度開いた状態までしか調整できません。しかし、チェーンの長さを調整したり、チェーンとドア枠の間に小さなスペーサーを挟むことで、5cm程度の開きを維持できる場合があります。 ただし、チェーンがドアに干渉して、猫が侵入できる可能性もあるので、注意が必要です。

3-2. ドアガードの活用

ドアガードの中には、ドアを少し開けた状態でも固定できるものがあります。 ドアガードの種類によっては、開閉角度を調整できるものもありますので、製品を選ぶ際に確認が必要です。

専門家の視点:安全性を考慮した選択

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ドアストッパーを選ぶ際には、デザイン性だけでなく、安全性も考慮することが重要です。 特に、小さなお子さんやペットがいる家庭では、ドアが急に閉まってケガをする危険性があります。 そのため、しっかりと固定できる丈夫な製品を選び、定期的に点検することが大切です。 また、ドアストッパーの設置位置も重要です。 小さなお子さんやペットが触れやすい位置に設置しないように注意しましょう。

まとめ:最適な方法を選び、快適な空間を

様々な方法をご紹介しましたが、最適な方法は、ご自宅のドアの構造や猫の性格、そしてあなたのインテリアスタイルによって異なります。 まずは、手軽に試せる市販のドアストッパーの工夫から始めてみたり、DIYに挑戦してみるのも良いでしょう。 安全性を第一に考え、猫の侵入を防ぎながら、快適な換気を実現できる方法を見つけてください。

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