廃墟病院のお化け屋敷を7万円で成功させる!デザイン・演出アイデア集

大学の文化祭でお化け屋敷をやることになりました。テーマは『廃墟の病院』で使う部屋は4部屋(3Fの半分のエリアを使用します)。予算は7万円です。スタッフは全員で18名です。私はお化け屋敷の責任者になりましたが初めてのことなのでとても不安で緊張しています。今、部屋のデザインを考えています。 一応使おうと思っているものは ・暗幕 20枚 ・ダンボール 80枚 ・机・椅子 70台 ・スクリーン 1個 ・BGM音源・ラジカセ 2個 ・黒いゴミ袋 15枚 ・血のり 2本 ・こんにゃく 5個 ・注射 1個 ・手や首などのマネキン 1個 ・不織布(白) 1本 ・蜘蛛の巣 2箱 ・シャワーカーテン 1枚 ・衣装(医者・看護師) です。しかし、これだけで足りるのかわかりません。『これはあったほうがいい!』や おばけ屋敷ならではの演出、アイディアのある方、もしよろしければお知恵をおかしください。

廃墟病院のお化け屋敷:デザインと演出のポイント

7万円という限られた予算と18名のスタッフを最大限に活かし、来場者を恐怖で魅了する廃墟病院のお化け屋敷を成功させるためのデザインと演出アイデアをご紹介します。

1.4部屋のゾーニングとテーマ設定

4部屋を効果的にゾーニングし、それぞれに異なる恐怖体験を提供することで、飽きさせないお化け屋敷を実現しましょう。

  • 第1部屋:受付&導入:薄暗い待合室をイメージ。受付で「患者」として番号札を受け取らせ、不気味なBGMと演出で緊張感を高めます。古い医療機器の模型や、患者記録らしき書類などを配置し、物語の導入として活用しましょう。照明は極力暗くし、スポットライトで不気味な影を演出します。
  • 第2部屋:病室の恐怖:廃墟となった病室を再現。崩れた壁、血痕、点滴台、ベッドなど、廃墟感を演出する小道具を効果的に配置します。マネキンや幽霊の影などを活用し、サスペンス感を高めましょう。ここでは、急に音が鳴ったり、影が動いたりするなどの演出を取り入れると効果的です。
  • 第3部屋:手術室の惨劇:血のりが飛び散った手術台、医療器具、人体模型などを配置し、グロテスクな雰囲気を演出します。暗闇の中で、突然の悲鳴や、何かが動く演出を加えましょう。スタッフは白衣を着て、手術用器具を持って登場するなど、臨場感を高める演出も効果的です。
  • 第4部屋:脱出:クライマックスとなる部屋。出口までの道は迷路状にするなど、脱出までの過程に工夫を加えましょう。急に風が吹いたり、何かが触れたりするなどの演出で、恐怖を最大限に高めます。出口付近には、スタッフが待ち伏せし、最後の驚かせを演出するのも効果的です。

2.限られた予算を最大限に活かす工夫

7万円という予算の中で、効果的な演出を行うには、DIYとリサイクルが不可欠です。

  • ダンボールの活用:ダンボールは壁、床、家具など、様々な小道具として活用できます。破れたり、汚れたりした状態を演出することで、廃墟感を効果的に表現できます。血のりやペンキで汚したり、切り抜いて窓やドアに見立てたりするのも良いでしょう。
  • 廃材の活用:近所の廃材置き場などで、古材や不要な医療器具などを探してみましょう。それらを活用することで、よりリアルな廃墟感を演出できます。ただし、安全面には十分に注意してください。
  • 照明の工夫:暗幕とスポットライトを効果的に組み合わせることで、恐怖感を高めることができます。影を巧みに操り、来場者の心理を操作しましょう。安価なLEDライトや懐中電灯も有効です。
  • 音響効果:BGMだけでなく、効果音も活用しましょう。急に大きな音が鳴ったり、ささやき声が聞こえたりすることで、恐怖感を増幅させることができます。無料の音源サイトなどを活用し、効果音を自作するのも良いでしょう。

3.スタッフの役割分担と演出

18名のスタッフを効果的に配置することで、よりリアルで迫力のある演出が可能です。

  • 役割分担:受付、各部屋の演出担当、誘導係、清掃係など、役割を明確に分けましょう。事前にリハーサルを行い、スムーズな連携を図ることが重要です。
  • 演出担当:各部屋の担当者は、事前に役割を決め、動きを統一しましょう。突然現れたり、追いかけたり、ささやき声で脅かしたりするなど、様々な演出を計画しましょう。ただし、安全面には十分に注意し、来場者を傷つけたり、恐怖を与えすぎたりしないように配慮しましょう。
  • 誘導係:来場者をスムーズに誘導し、各部屋の演出を最大限に活かすように導きましょう。迷路のような構造にすることで、恐怖感を高めることも可能です。

4.安全対策と緊急時の対応

来場者の安全を確保することは、お化け屋敷運営において最も重要な要素です。

  • 通路の確保:通路は十分な幅を確保し、来場者がスムーズに移動できるようにしましょう。段差や障害物がないか、事前に確認しましょう。
  • 照明の確保:完全に真っ暗にするのではなく、わずかな明かりを確保することで、安全性を高めることができます。非常灯なども設置しましょう。
  • 緊急時の対応:スタッフには、緊急時の対応マニュアルを作成し、周知徹底しましょう。救急箱を用意し、万が一の事態に備えましょう。

5.プロの意見を取り入れる

お化け屋敷のプロの意見を参考にすることで、より効果的な演出を実現できます。

  • 専門家のアドバイス:イベント会社や、お化け屋敷運営会社などに相談してみましょう。プロの意見を参考に、より効果的な演出を計画できます。
  • 事例研究:過去のお化け屋敷の事例を参考に、成功事例や失敗事例を分析しましょう。他のお化け屋敷の演出方法を参考に、独自のアイデアを盛り込むことも可能です。

まとめ

限られた予算と人員の中で、最高の廃墟病院のお化け屋敷を作るには、創意工夫と綿密な計画が不可欠です。上記を参考に、安全に配慮しながら、来場者が忘れられない恐怖体験ができるようなお化け屋敷を作り上げてください。

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