庭の花を部屋に飾る!クジャクソウの切り方と長持ちさせるコツ

庭に植えた花を切って部屋に飾りたいのですが、庭に咲いた花を切花にして部屋に飾る場合、茎のどの部分を切るのが一番よいですか?ちなみに・・・ポット買いして地植えしたクジャクソウの量が多すぎたので、少し減らして部屋に飾りたいのですが。

庭の花を室内で楽しむ!切花の選び方と切り方

庭で美しく咲く花を室内に飾って、お部屋を華やかに彩りたいですよね。特に、クジャクソウのようにたくさん咲いてしまった場合は、切花として楽しむのも良い方法です。しかし、せっかく切った花がすぐにしおれてしまうと残念ですよね。そこで、今回は、切花を長持ちさせるための選び方と切り方、そしてクジャクソウの扱い方について詳しく解説します。

1. 切花の選び方:元気な花を選ぼう!

まず、切花にする花を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 花びらがしっかりとしているものを選びましょう。しおれているものや傷んでいるものは避け、元気な花を選びましょう。
  • つぼみが少し膨らんでいるものもおすすめです。すぐに開花するとは限りませんが、長く楽しむことができます。
  • 葉や茎に傷がないものを選びましょう。傷があるとそこから雑菌が入りやすく、花の寿命を縮めてしまいます。
  • 朝か夕方に切るのがベストです。植物は朝に光合成でエネルギーを蓄え、夕方は水分を多く含んでいるため、この時間帯に切ると長持ちしやすいです。

2. 茎の切り方:斜めに切るのがポイント!

花を切るときは、茎を斜めに切るのがポイントです。これは、吸水面積を増やし、水を吸い上げやすくするためです。切り口が平らだと、茎が吸水する面積が小さくなり、水が吸い上げにくくなってしまいます。

  • 鋭利な刃物を使うことが大切です。ハサミやナイフなど、清潔な刃物を使用しましょう。雑菌の混入を防ぐため、刃物はアルコールなどで消毒しておくとさらに効果的です。
  • 切り口を清潔に保つために、切り口から数センチ下の葉を取り除きましょう。葉が水に浸かると腐敗しやすいため、水につからないように注意することが大切です。
  • 茎の切り口を水につけたまま、数分間置いてから花瓶に挿しましょう。これにより、空気が入り込むのを防ぎ、吸水性を高めることができます。

3. クジャクソウの扱い方:繊細な花への配慮を

クジャクソウは、繊細な花なので、優しく扱うことが大切です。

  • 花茎を長く残して切ると、より長く楽しむことができます。ただし、花瓶のサイズに合わせて調整しましょう。
  • 葉を多く残しすぎると腐敗の原因となるため、水につからないように注意しましょう。
  • 切り口を清潔に保つために、毎日水を取り替え、茎の切り口を軽く切り直すことをおすすめします。特に夏場は、水の腐敗が早いため、こまめな水換えが重要です。

切花を長持ちさせるためのコツ

せっかくの花を長く楽しむために、以下のコツも実践してみましょう。

1. 花瓶の水をこまめに交換する

花瓶の水は、毎日交換しましょう。古くなった水には雑菌が繁殖しやすいため、花が傷む原因になります。交換する際には、花瓶をよく洗い、清潔な水を使用しましょう。

2. 切り口を清潔に保つ

毎日、茎の切り口を軽く切り直すことで、吸水性を高めることができます。また、切り口にクエン酸を少量加えることで、水の腐敗を防ぎ、花持ちを良くする効果があります。

3. 花瓶に適切な栄養剤を使用する

市販の切花延命剤を使用することで、花を長持ちさせることができます。栄養剤には、花に必要な栄養素が含まれており、花を元気な状態に保つ効果があります。

4. 直射日光や高温多湿を避ける

直射日光や高温多湿の場所は、花にとってストレスになります。風通しの良い涼しい場所に飾りましょう。エアコンの風が直接当たる場所も避けましょう。

5. その他のポイント

  • 花瓶は清潔なものを選びましょう。
  • 花瓶の水位は、茎の1/3程度にしましょう。茎全体が水に浸かると腐りやすくなります。
  • 花の種類によって、適切な処理方法が異なります。例えば、バラなどは、茎のトゲを取り除く必要があります。

専門家のアドバイス:フラワーデザイナーの視点

フラワーデザイナーの視点から、切花を長持ちさせるためのアドバイスをいただきました。

「花を長く楽しむためには、新鮮な花を選ぶことが最も重要です。そして、適切な切り方と、こまめな水換えが大切です。また、花の種類によって、適切な処理方法が異なるため、それぞれの特性を理解することが重要です。」

まとめ:美しい花を長く楽しもう!

この記事では、庭の花を切花として楽しむための選び方、切り方、そして長持ちさせるためのコツについて解説しました。これらのポイントを参考に、庭で咲いた美しい花を、室内でも長く楽しんでください。

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