床鳴りの原因と対策:コンパネ床での施工と根太の役割

以前は大変お世話になりました。おかげさまで屋根は完成しました。満足しています。いろいろと知恵袋を見ていて目についたのですが、下記の床鳴りについて教えてください。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1479343449 この回答に『長手方向にも同サイズの根太を入れれば』とありますが、素人で意味が分かりません。まだ先の工事なので急ぎませんので、お時間のある時に教えて欲しいのですが・・私もフローリングを使わず、コンパネで床を施工する部屋が多いので気になりました。よろしくお願い致します。

床鳴りの原因を理解する

床鳴りは、床材と下地材の間に隙間が生じたり、木材の乾燥収縮や経年劣化によって起こる不快な音です。コンパネ(コンクリート合板)を使用する場合でも、適切な下地処理や施工をしないと、床鳴りが発生する可能性があります。 特に、コンパネはフローリング材に比べて剛性(変形しにくさ)が低いため、下地材との間に隙間ができやすく、床鳴りの原因になりやすいのです。

床鳴りの主な原因

  • 下地材との隙間:コンパネと根太(後述)や土台との間に隙間ができ、踏み込むことで摩擦音が発生します。
  • 根太の不足または間隔が広い:根太が不足していたり、間隔が広すぎると、コンパネがたわみやすくなり、床鳴りを引き起こします。
  • 根太の固定不良:根太がしっかり固定されていないと、動きやすく、床鳴りの原因になります。
  • コンパネの固定不良:コンパネが釘やビスでしっかり固定されていないと、隙間が生じたり、たわんだりして音が発生します。
  • 木材の乾燥収縮:木材は乾燥によって収縮するため、隙間が生じ、床鳴りが発生することがあります。
  • 経年劣化:時間の経過とともに、木材や金物が劣化し、床鳴りが発生しやすくなります。

「長手方向にも同サイズの根太を入れれば」の意味

質問にある「長手方向にも同サイズの根太を入れれば」とは、床の構造を強化するための提案です。

根太とは?

根太とは、床を支えるための水平方向の構造材です。通常、床組は、土台の上に根太を一定間隔で配置し、その上にコンパネなどの床材を張ることで構成されます。根太は、床の荷重を支え、たわみを防ぐ重要な役割を果たします。

長手方向と短手方向

床の施工において、「長手方向」とは、部屋の長い方向、「短手方向」とは、部屋の短い方向を指します。通常、根太は短手方向に配置されます。しかし、床の強度を高めるためには、長手方向にも根太を入れることが有効です。

なぜ長手方向にも根太が必要なのか?

短手方向にのみ根太を配置した場合、コンパネは短手方向にはしっかり支えられますが、長手方向にはたわみやすくなります。特に、コンパネを使用する場合は、剛性が低いため、長手方向のたわみが床鳴りの原因となる可能性が高いです。長手方向にも同サイズの根太を入れることで、コンパネを面で支え、たわみを抑制し、床鳴りを防ぐ効果が期待できます。

コンパネ床での床鳴り対策:実践的なアドバイス

コンパネ床で床鳴りを防ぐためには、以下の点に注意して施工する必要があります。

1. 根太の選定と配置

  • 適切な間隔:根太の間隔は、コンパネの厚さや種類、予想される荷重によって異なります。一般的には450mm~600mmの間隔が推奨されますが、専門業者に相談することをお勧めします。
  • 適切なサイズ:根太のサイズは、使用するコンパネの厚さや部屋の広さ、予想される荷重によって異なります。専門業者に相談して適切なサイズを選択しましょう。
  • 長手方向への根太設置:強度を高めるために、短手方向だけでなく、長手方向にも根太を設置することを検討しましょう。特に、広い部屋や荷重がかかりやすい場所では効果的です。

2. 根太の固定

  • しっかり固定する:根太は、土台にしっかりと固定する必要があります。釘やビスを使用し、しっかりと固定しましょう。必要に応じて、金具を使用するのも有効です。
  • 防振ゴムの使用:根太と土台の間に防振ゴムを挟むことで、振動を吸収し、床鳴りを軽減することができます。

3. コンパネの固定

  • 適切な釘またはビス:コンパネを根太に固定する際は、適切な長さの釘またはビスを使用しましょう。短すぎると固定力が弱くなり、長すぎるとコンパネを貫通してしまいます。
  • 適切な間隔:釘またはビスの間隔も重要です。一般的には150mm~200mmの間隔で打ち込むのが推奨されます。
  • 打ち込みすぎに注意:釘やビスを打ち込みすぎると、コンパネが割れてしまう可能性があります。適切な深さで打ち込むように注意しましょう。

4. その他の対策

  • 下地材の調整:床下地が不均一な場合は、レベル調整を行い、平らな状態にしてからコンパネを施工しましょう。
  • 防音材の使用:床鳴りを防ぐだけでなく、防音効果を高めるために、防音材を使用することも検討しましょう。
  • 専門業者への相談:床鳴りの原因が特定できない場合や、自分で対処できない場合は、専門業者に相談しましょう。

専門家の視点:経験豊富な大工さんの意見

経験豊富な大工さんによると、「コンパネ床で床鳴りを防ぐには、根太の選定と固定が非常に重要です。特に、長手方向にも根太を入れることで、コンパネのたわみを抑制し、床鳴りを効果的に防ぐことができます。また、コンパネの固定も丁寧に行うことが大切です。釘やビスを適切な間隔で打ち込み、しっかり固定することで、床鳴りを防ぐことができます。」とのことです。

まとめ

コンパネ床での床鳴り対策は、適切な下地処理と施工が不可欠です。根太の配置、固定方法、コンパネの固定方法に注意し、必要に応じて専門業者に相談することで、快適な住空間を実現できます。 この記事が、皆様の床鳴り対策の一助となれば幸いです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)