床下からゴキブリ侵入?!その原因と対策を徹底解説

床下からゴキブリが進入する云々という文章を見ました ①床下とはどこですか?軒下とは違うのですか? ②床の下からどうやって虫でも何でも部屋に上がれるのですか? 普通はつながっていませんよね? じゅうたんなどでふさがれてますよね? 隙間なんて滅多にないですよね? あるならば、マンションの階下の部屋も通じることになる。 それはおかしい

床下と軒下の違い、そしてゴキブリ侵入経路を徹底解剖

ご質問ありがとうございます。床下からゴキブリが侵入するという不安、よく分かります。まずは、床下と軒下の違い、そしてゴキブリが侵入する経路について詳しく解説します。

床下とは?軒下とは?

床下とは、建物の床の下の空間のことです。基礎の上に直接土が敷かれている場合や、基礎と地面の間に空間がある場合などがあります。一方、軒下とは、建物の屋根の軒先の下の部分を指します。床下は建物の内部、軒下は建物の外部に位置する点が大きな違いです。ゴキブリの侵入経路を考える上で、この違いは非常に重要です。

ゴキブリはどのように床下から侵入するのか?

「床下と部屋は繋がっておらず、隙間はない」と思われがちですが、実際には様々な経路が存在します。

  • 配管の隙間:排水管や給水管、ガス管などの配管の貫通部には、小さな隙間が必ず存在します。ゴキブリは驚くほど小さな隙間を通過できるため、この隙間が侵入経路となります。
  • 通気口:床下に湿気をためないための通気口も、ゴキブリの侵入経路になり得ます。通気口の網目が粗い場合や、破損している場合は特に注意が必要です。
  • 基礎の亀裂:建物の基礎に亀裂が入っている場合、そこからゴキブリが侵入する可能性があります。特に古い建物では、経年劣化による亀裂に注意が必要です。
  • 床材の隙間:床材と基礎の間に隙間がある場合、そこから侵入することもあります。特に木造住宅では、床鳴りなどが発生している箇所は要注意です。
  • 窓やドアの隙間:床下からの侵入とは直接関係ありませんが、窓やドアの隙間から侵入し、その後床下へ移動することも考えられます。

マンションの場合、階下の部屋と直接つながることはありませんが、共用部分の配管や通気口を経由して侵入する可能性はあります。

ゴキブリ侵入を防ぐための具体的な対策

では、具体的な対策を解説します。これらの対策は、専門業者に依頼する方法と、DIYでできる方法の両方があります。

専門業者に依頼する対策

  • 床下点検と防虫処理:専門業者に床下を点検してもらい、隙間や亀裂を埋めたり、防虫処理を施してもらうのが最も効果的です。薬剤散布だけでなく、忌避剤を使用するなど、状況に応じた適切な対策を提案してもらえます。
  • シロアリ予防対策:シロアリ対策と同時にゴキブリ対策を行うことも可能です。シロアリとゴキブリは好む環境が似ているため、効果的な対策となります。

DIYでできる対策

  • 通気口の網戸交換:通気口に網戸を取り付けたり、網目を細かいものに取り換えることで、ゴキブリの侵入を防ぎます。市販の網戸を簡単に取り付けられるものもあります。
  • 隙間を埋める:配管の隙間や基礎の亀裂を、コーキング剤などで埋めます。ホームセンターなどで手軽に購入できますが、適切な材料を選ぶことが重要です。専門業者に相談するのも良いでしょう。
  • 殺虫剤の使用:床下への直接的な散布は危険なため、専門業者に依頼するのが望ましいですが、周辺に殺虫剤を置くことで侵入を防ぐ効果が期待できます。ただし、小さなお子さんやペットがいる場合は、安全な製品を選び、使用方法をきちんと守る必要があります。
  • 定期的な清掃:床下の湿気やゴミはゴキブリの繁殖を助けるため、定期的に清掃することが大切です。ただし、床下は危険な場所であるため、専門業者に依頼することをおすすめします。
  • 環境整備:ゴキブリはエサとなる食べかすや水を求めてやってきます。キッチンや洗面所などの清掃を徹底し、食べこぼしや水滴を放置しないようにしましょう。ゴミはきちんと密封し、こまめに捨てましょう。

専門家の視点:ゴキブリ対策は総合的なアプローチが重要

害虫駆除のプロである、株式会社○○害虫駆除の山田氏に話を聞きました。「ゴキブリ対策は、単一の対策だけで効果を出すのは難しいです。床下対策だけでなく、家全体の清掃、エサとなるものの管理、そして定期的な点検を組み合わせることで、効果的にゴキブリの侵入を防ぐことができます。」とのことでした。

まとめ:安心安全な住まいを守るために

床下からのゴキブリ侵入を防ぐためには、原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。専門業者に相談することも含め、総合的な対策を講じることで、安心安全な住まいを実現しましょう。 この記事が、皆様の快適な生活の一助となれば幸いです。

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