床の隙間1.3cm問題!白の床材選びと施工のコツ

部屋の床を白にしたいのですが、ドアと床の隙間が1.3cmしかなく、調べたものがどれも1.8や2.0で困っています……。木目調のものを探しているのですが、ニトリなどの方がいいのでしょうか……?

床のリフォームは、お部屋全体の印象を大きく変える重要な作業です。特に、白の床は清潔感や明るさを与え、空間を広く見せる効果があります。しかし、既存のドアとの隙間がわずか1.3cmしかないという状況では、床材の厚み選びに頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。今回は、ドアと床の隙間が狭い場合の白の床材選びについて、具体的な解決策と、ニトリを含む家具店選びのポイントを解説します。

1. 1.3cmの隙間でも大丈夫?床材の厚みと種類

一般的なフローリングの厚みは1.8cm~2.0cm程度です。そのため、1.3cmの隙間では多くの床材が敷設できないと感じるのも当然です。しかし、諦める必要はありません。いくつか解決策があります。

  • 薄型フローリングの検討: 一部のメーカーでは、厚みが1.2cm程度の薄型フローリングを販売しています。これであれば、既存のドアとの隙間を確保できる可能性があります。ただし、強度や耐久性については、標準的な厚みのものと比較して劣る可能性があるため、注意が必要です。ホームセンターや専門店で相談してみましょう。
  • 既存の床材の上張り: 現在の床材の上に新しい床材を貼る「上張り工法」を検討しましょう。この方法であれば、厚みを追加することなく、白の床を実現できます。ただし、既存の床の状態によっては、上張りできない場合もあります。専門業者に相談し、床の状態を確認してもらうことが重要です。
  • ドアの調整: どうしても床材の厚みを確保できない場合は、ドアの調整を検討しましょう。ドアの下部を削ることで、隙間を確保できます。ただし、これは専門業者に依頼する必要があります。DIYで無理に調整しようとすると、ドアの破損につながる可能性があるため、注意が必要です。
  • 巾木(はし板)の調整: 巾木(はし板)は、床と壁の境目に付ける板です。巾木の厚みを調整することで、ドアとの隙間を調整できる可能性があります。ただし、巾木はデザインにも影響するため、慎重に検討する必要があります。

2. 木目調の白床材:素材とデザインの選び方

白の床材の中でも、木目調は人気が高いです。清潔感がありながらも、温かみのある空間を演出できます。木目調の白床材を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 素材: 木目調の床材には、様々な素材があります。
    • 無垢材: 天然木を使用しており、高級感があり、経年変化も楽しめます。しかし、価格が高く、メンテナンスも必要です。
    • 合板: 木材を薄くはぎ合わせ、表面に木目柄を印刷したものです。無垢材に比べて価格が安く、メンテナンスも容易です。ただし、無垢材と比べると耐久性は劣ります。
    • 塩ビシート: 塩化ビニル樹脂を使用しており、防水性・耐久性に優れています。価格も比較的安価です。ただし、天然木のような質感はありません。
    • クッションフロア: 表面にクッション性のある素材を使用しており、足触りが柔らかく、防音効果も期待できます。価格も比較的安価です。
  • デザイン: 木目の濃淡や幅、節の有無など、様々なデザインがあります。お部屋の雰囲気や好みに合わせて選びましょう。サンプルを取り寄せて、実際に見て触れてから決めることをおすすめします。
  • 耐水性・耐久性: キッチンや浴室など、水回りで使用する場合には、耐水性・耐久性に優れた素材を選びましょう。

3. ニトリなどの家具店と専門店の比較

ニトリなどの大型家具店では、比較的安価で様々な種類の床材を取り扱っています。手軽に購入できるというメリットがありますが、専門的なアドバイスを受けにくい場合があります。一方、床材専門のショールームでは、専門スタッフから詳細な説明を受けながら、自分に合った床材を選ぶことができます。価格はやや高めですが、品質や施工に関する安心感を得られます。

ニトリのメリット:価格が手頃、種類が豊富、手軽に購入できる

ニトリのデメリット:専門的なアドバイスを受けにくい、施工は自分で行う必要がある場合が多い

専門店のメリット:専門的なアドバイスを受けられる、施工まで依頼できる、品質が高い

専門店のデメリット:価格が高い、種類が限られる場合がある

4. 専門家への相談と施工

ドアと床の隙間が狭い場合、DIYでの施工は難しい場合があります。専門業者に相談し、適切な床材選びと施工方法を検討することをおすすめします。専門業者は、床の状態を正確に診断し、最適な施工方法を提案してくれます。また、施工後のトラブルにも対応してくれるため、安心です。

5. まとめ:理想の白の床を実現するために

白の床は、お部屋を明るく清潔感のある空間に変えてくれます。しかし、既存のドアとの隙間が狭い場合は、適切な床材選びと施工方法が重要です。薄型フローリングの検討、上張り工法、ドアの調整など、様々な解決策があります。ニトリなどの家具店と専門店のメリット・デメリットを比較検討し、ご自身の状況に合った方法を選択しましょう。そして、専門家のアドバイスを得ながら、理想の白の床を実現してください。

ポイント: 必ず事前に専門業者に相談し、現状の確認と適切なアドバイスを受けることが重要です。安易なDIYは、かえって費用や手間がかかる可能性があります。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)