Contents
広いリビングの家具配置:空間をゾーニングして快適に
14畳のリビングと8畳の和室、そして12畳のキッチンと、広々とした空間をお持ちなのですね。広すぎるがゆえの配置の難しさ、お気持ちよく分かります。まずは、それぞれの部屋を「ゾーン」に分け、目的別に空間を区切ることから始めましょう。
リビングのゾーニング
現状の家具配置を元に、リビングをいくつかのゾーンに分け、それぞれのゾーンに合った家具配置を考えてみましょう。
- 読書ゾーン:北側の壁にある大型本棚2つを活かして、落ち着いた読書空間を設けましょう。ソファを配置する際には、本棚とソファの間に余裕を持たせ、圧迫感のない空間を確保することが大切です。間接照明や観葉植物などを加えることで、よりリラックスできる空間になります。
- リラックゼーションゾーン:東側の壁沿いの3人掛けソファを中心に、くつろぎの空間を作りましょう。ソファの前に、コーヒーテーブルやサイドテーブルを配置することで、飲み物や本などを置くスペースが確保できます。暖色系のラグを敷くことで、より温かみのある空間になります。コタツは、季節に応じて出し入れすることで、空間の使い勝手を高められます。
- テレビ視聴ゾーン:南側の引き戸横に配置されているテレビとテレビ台は、そのままの位置で問題ありません。テレビのサイズが32インチとコンパクトなので、圧迫感も少ないでしょう。テレビ台の横に、収納付きのベンチなどを配置すれば、収納スペースを増やしつつ、座るスペースも確保できます。
ゾーニングを実現するためのコツ
ゾーニングには、以下のアイテムが効果的です。
- ラグ:異なる色のラグをそれぞれのゾーンに敷くことで、空間を自然と仕切ることができます。素材や柄も考慮して、それぞれのゾーンの雰囲気に合ったラグを選びましょう。例えば、読書ゾーンには落ち着いた色のラグ、リラックゼーションゾーンには温かみのある色のラグなど。
- 間仕切り:パーテーションやカーテンなどを活用することで、物理的に空間を仕切ることができます。視覚的に空間を区切ることで、それぞれのゾーンの独立性を高めることができます。ただし、14畳の空間を完全に仕切ってしまうと狭く感じてしまう可能性があるので、視覚的な仕切りを意識しましょう。
- 照明:それぞれのゾーンに合った照明を配置することで、空間の雰囲気を演出することができます。読書ゾーンにはスタンドライト、リラックゼーションゾーンには間接照明、テレビ視聴ゾーンにはシーリングライトなど、それぞれのゾーンの用途に合わせた照明を選びましょう。
- 観葉植物:観葉植物は、空間のアクセントとしてだけでなく、空気清浄効果も期待できます。それぞれのゾーンに合った大きさや種類の観葉植物を配置することで、より豊かな空間になります。
キッチンの収納問題:収納を見直して動線を確保
キッチンの収納がぎゅうぎゅう詰めで動きづらいとのこと。これは、収納方法を見直すことで解決できる可能性があります。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
キッチンの収納改善策
- 不要なものの整理:まずは、食器や調理器具など、本当に必要なものだけを残し、不要なものは処分しましょう。定期的な断捨離は、キッチンの収納スペースを確保する上で非常に重要です。
- 収納用品の活用:収納ケースや引き出しなどを活用することで、収納スペースを効率的に活用できます。スタッキングできる収納ケースや、引き出し式の収納ケースなどを活用することで、スペースを最大限に活用できます。
- 壁面収納の活用:壁面収納を活用することで、床面積を広く使うことができます。壁に棚を取り付けることで、収納スペースを増やすことができます。吊り戸棚なども有効活用しましょう。
- 高さを有効活用:高い位置の収納スペースも活用することで、収納力をアップさせることができます。踏み台などを活用して、高い位置の収納スペースも使いやすくしましょう。
- 動線を見直す:冷蔵庫、食器棚、調理台など、頻繁に使うものの配置を改めて見直しましょう。作業効率を上げるためには、動線をスムーズにすることが重要です。例えば、調理台と冷蔵庫の距離を近づけるなど。
専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス
インテリアコーディネーターの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。
広い空間を有効活用するには、家具の配置だけでなく、色のバランスや素材感も重要です。ベージュを基調としたインテリアは、空間に広がりを与え、リラックス効果も期待できます。また、カーテンやラグなどのファブリックアイテムを効果的に使用することで、空間の温かみを演出できます。
さらに、空間全体に統一感を持たせるために、同じ色合いや素材のアイテムをいくつか取り入れることをおすすめします。例えば、ベージュのソファと、ベージュのラグを組み合わせることで、空間全体に統一感が生まれます。
まとめ:広々とした空間を快適に暮らせる空間に
広い空間は、自由度が高く、自分らしいインテリアを実現しやすい反面、配置に迷いがちです。今回のアドバイスを参考に、それぞれのゾーンを明確に区切り、収納を見直すことで、広々とした空間を快適に暮らせる空間に変えましょう。 少しずつでも、自分らしい空間作りを楽しんでください。