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部屋の片付け、まずは「捨てる」ことから始めよう!
年末の大掃除で、特に困るのが「捨てる」作業ですよね。特に趣味の道具や愛着のあるものなどは、なかなか手放す決心がつきません。しかし、すっきりとした部屋で新年を迎えるためには、断捨離は必須です。 絵を描く趣味をお持ちの方にとって、紙や画材は特に量が多くなりがちです。まずは、以下のステップで不要なものを選別してみましょう。
ステップ1:分類と仕分け
まず、部屋にあるものを種類ごとに分類します。例えば、
- 絵を描くための画材(紙、絵の具、筆など)
- 描き終わった作品
- 参考資料となる本や雑誌
- その他不要な物(ゴミなど)
といった具合に、細かく分類することで、全体像が見えてきます。 そして、それぞれのカテゴリーごとに「必要なもの」「不要なもの」「迷うもの」の3つに仕分けましょう。
ステップ2:「迷うもの」への対処法
「迷うもの」は、すぐに捨てられないものの代表格です。 この段階では、無理に捨てる必要はありません。「本当に必要か?」を改めて吟味するために、以下の方法を試してみましょう。
- 1ヶ月ルール:1ヶ月間使わなかったものは、基本的に捨てる。
- 場所を決める:「迷うもの」を一時的に保管する場所(箱など)を決めて、そこに収納する。1ヶ月後に改めて必要か判断する。
- 写真撮影:思い出の品や、なかなか捨てられないものについては、写真に撮って記録に残す。デジタルデータとして保存することで、物理的なものを手放しやすくなります。
- 誰かに相談する:客観的な意見を聞くことで、捨てる決心がつきやすくなります。信頼できる友人や家族に相談してみましょう。
ステップ3:捨てる時のコツ
不要なものを選別したら、いよいよ捨てる作業です。 一気に捨てるのではなく、少しずつ、そして確実に捨てることが大切です。
- 小さなことから始める:まずは、明らかに不要なゴミから片付けていきましょう。小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持できます。
- 分別を徹底する:燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミなど、きちんと分別して捨てることで、スムーズに作業を進めることができます。
- 定期的な見直し:大掃除後も、定期的に不要なものを処分することで、部屋が散らかりにくくなります。
掃除のコツとアドバイス
片付けが終わったら、いよいよ掃除です。 絵を描く趣味のある方は、絵の具やインクなどがこぼれていたり、紙くずが散らばっていたりする可能性があります。
掃除の基本
- 上から下へ:高い場所から低い場所へと掃除することで、ほこりが下に落ちないようにできます。
- 奥から手前へ:奥まった場所から掃除することで、効率的に作業を進めることができます。
- 拭き掃除:乾拭きと湿拭きを組み合わせることで、汚れをしっかり落とすことができます。湿拭きの際は、マイクロファイバークロスを使うと効果的です。
- 換気をしっかり行う:掃除中はこまめに換気を行うことで、室内の空気をきれいに保つことができます。
絵を描く部屋の掃除ポイント
- 絵の具の汚れ:絵の具の汚れは、固まる前にすぐに拭き取ることが大切です。固まってしまった汚れは、専用のクリーナーを使うと効果的です。アクリル絵の具などは、水拭きで落とせる場合が多いですが、油絵の具は専用の溶剤が必要です。
- 紙くず:紙くずは、掃除機や粘着ローラーを使うと効率的に掃除できます。細かい紙くずは、静電気で床に付着しやすいので、注意が必要です。
- 筆の洗浄:使用後の筆は、丁寧に洗浄し、乾燥させて保管しましょう。筆の劣化を防ぎ、長く使えるようにします。
- 収納スペースの整理:画材や作品を収納するスペースは、定期的に整理整頓しましょう。収納ボックスなどを活用することで、整理しやすくなります。
専門家のアドバイス
整理収納アドバイザーの山田花子氏によると、「捨てることに罪悪感を感じやすい方は、不要なものを『卒業』するという考え方を取り入れると良いでしょう。物に感謝し、次に繋げるという気持ちを持つことで、気持ちよく手放すことができます。」とのことです。
まとめ
年末の大掃除は、単なる掃除ではなく、自分自身を見つめ直す良い機会です。 不要なものを断捨離し、すっきりとした空間で新年を迎えることで、心も新たに気持ちの良いスタートを切ることができるでしょう。 今回ご紹介した方法を参考に、快適な空間を手に入れてください。