年末にもらったどぶろく、大丈夫?室温放置後の状態と飲み方

年末にどぶろくをもらいました。製造日は12月28日です。要冷蔵とあるのを知らず部屋におきっぱなし(室温18度くらい)でした。気づけば発酵して少し漏れてました。慌てて冷蔵庫に入れたのが二週間ほど前。今日開けて飲んだら酸味と炭酸でびっくり。一口飲んでやめました。やっぱり痛んでるんでしょうか?それともこういうものですか?大丈夫であれば飲みやすい飲み方を教えてください。ちなみにどぶろくは近くの地元の特産品で市販されているものです。火入れもされています。

室温放置されたどぶろくの状態と安全性

年末にもらったどぶろくを、要冷蔵の表示を見落として室温18度程度の場所で2週間ほど放置し、発酵して漏れてしまったとのこと。その後冷蔵庫で保管し、酸味と炭酸が強くなっていたとのことです。これは、残念ながら、品質が劣化している可能性が高いです。

火入れされているとはいえ、どぶろくは生きた酵母を含む発酵飲料です。室温放置により、酵母が活発に活動を続け、再発酵が進んだと考えられます。そのため、酸味や炭酸が強くなり、本来の風味とは異なる、あるいは不快な味になっている可能性があります。さらに、漏れているということは、容器内部の気圧が高まり、発酵が過剰に進んでいることを示唆しています。

重要なのは、安全性の確認です。 見た目や匂いに異常がないか、よく確認してください。カビが生えていたり、異臭がしたりする場合は、絶対に飲まないようにしてください。食中毒のリスクがあります。

どぶろくの再発酵と品質劣化

どぶろくは、米などの穀物を原料とした日本酒の一種で、一般的にアルコール度数は低めです。そのため、冷蔵庫で保管することが推奨されます。室温で保管すると、酵母が活発に活動し、再発酵が起こりやすくなります。再発酵によって、アルコール度数が増加したり、酸味や炭酸が強くなったり、風味や香りが変化したりする可能性があります。場合によっては、腐敗につながることもあります。

市販のどぶろくであっても、火入れされているものは、加熱処理によって一部の酵母は死滅していますが、全てが死滅しているわけではありません。残存する酵母が室温で活性化し、再発酵を起こす可能性があるのです。

美味しく飲むための方法(リスクを伴うため、自己責任で)

もし、見た目や匂いに異常がなく、飲んでも問題ないと判断した場合(自己責任で)、以下のような方法を試すことができます。ただし、安全性を完全に保証することはできませんので、少量ずつ試飲しながら確認することを強くお勧めします。

1. 炭酸の抜く

強すぎる炭酸が気になる場合は、冷蔵庫で数時間から一晩ほど置いて、炭酸を抜いてみましょう。炭酸が抜けることで、酸味が少し和らぐ可能性があります。

2. 加熱する

少量を鍋で温めてみましょう。加熱することで、酸味や炭酸が弱まり、飲みやすくなる可能性があります。ただし、加熱しすぎるとアルコール分が飛んでしまうので、注意が必要です。ぬるめ程度に温めるのがおすすめです。

3. 割って飲む

炭酸水やジュース、牛乳などで割って飲むことで、酸味や炭酸を薄めることができます。好みに合わせて、色々な飲み方を試してみてください。例えば、炭酸水で割れば、爽やかな飲み口に変化するかもしれません。また、牛乳で割ると、まろやかな味わいに変化する可能性があります。

4. 料理に使う

飲めない場合は、料理の隠し味として活用することもできます。例えば、煮物や肉料理に加えることで、独特の風味をプラスすることができます。

専門家(醸造家)の意見

地元の醸造家に相談してみるのも良いでしょう。製造方法や、室温放置による影響について、専門的なアドバイスをもらえる可能性があります。

今後のどぶろくの保管方法

今回の経験を活かし、今後は必ず要冷蔵の表示に従って、冷蔵庫で保管しましょう。特に、未開封の場合でも、冷蔵庫での保管がおすすめです。

まとめ

室温で放置されたどぶろくは、再発酵により品質が劣化している可能性が高いです。安全性を確認し、それでも飲む場合は、少量ずつ試飲しながら、炭酸を抜いたり、加熱したり、割って飲むなど、工夫して飲みましょう。 今後、どぶろくを美味しくいただくためには、適切な保管方法を心がけることが大切です。

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