平屋32坪、1700万円の見積もりは妥当?家づくりの費用と節約術

はじめまして。近々家を建てる予定で工務店に見積もりまで出してもらいました。価格的にどうなのか分かりませんので詳しい方おられましたら、宜しくお願いします。土地は実家なので購入の必要ありません。32坪、平屋、リビング24畳、寝室8畳、子ども部屋2部屋6畳、断熱材は屋根、壁、床、ウッドデッキ、キッチン、棚、その他水道工事等全て込で1700万位です。(もう少し安くしてくれるみたいです。)大まかな情報で申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

平屋32坪、1700万円の見積もりは高い?安い?

32坪の平屋で1700万円という見積もり、高いか安いかは、いくつかの要素を考慮しなければ判断できません。まず重要なのは、含まれる内容と仕様です。見積書には、どのような材料が使われ、どのような工法が採用されているか、詳細に記載されているはずです。

見積もりの内訳を確認しよう

1700万円という金額の中に、具体的に何が含まれているのかを確認することが非常に重要です。例えば、

* **基礎工事:** ベタ基礎か布基礎か、地盤改良が必要かどうかで費用は大きく変わります。
* **構造材:** 木材の種類や等級、集成材の使用有無など。
* **断熱材:** 種類、厚さ、施工方法によって断熱性能と費用が異なります。高性能な断熱材を使用すれば、ランニングコストを抑えられます。今回の見積もりでは「屋根、壁、床」とありますが、具体的な種類と厚さが記載されているか確認しましょう。
* **外壁材:** サイディングの種類や塗装費用。
* **屋根材:** 瓦、金属系、その他の屋根材の種類によって費用は大きく異なります。
* **内装材:** クロス、床材、建具の種類やグレード。
* **設備機器:** キッチン、浴室、トイレ、洗面台のメーカーやグレード。高機能な設備を選ぶと費用が高くなります。
* **その他工事:** 水道工事、電気工事、外構工事なども含まれているか確認しましょう。外構工事は別途費用になることが多いので注意が必要です。

これらの項目を一つずつ確認し、それぞれの価格が妥当かどうかを調べることが大切です。もし、不明な点があれば、工務店に丁寧に質問しましょう。

坪単価で比較してみよう

平屋の坪単価は、地域や仕様によって大きく異なりますが、一般的には100万円~150万円程度と言われています。今回の見積もりは、1700万円 ÷ 32坪 = 約53万円/坪 となり、平均的な坪単価よりも低い価格です。しかし、これはあくまで大まかな目安であり、含まれる内容によって大きく変わるため、注意が必要です。

同じ地域・規模の住宅と比較してみよう

同じ地域で、同じような規模の住宅の見積もりを複数社から取ってみることをお勧めします。比較することで、相場観を掴むことができ、今回の見積もりが妥当かどうかを判断しやすくなります。

家づくりの費用を抑えるための節約術

1700万円という金額をさらに安くしたいのであれば、いくつかの節約方法があります。

間取りを見直す

間取りをシンプルにすることで、建築費用を抑えることができます。例えば、リビングを少し小さくしたり、廊下を短くしたりすることで、建築面積を削減できます。今回の間取りでは、リビング24畳と広めなので、少し小さくするだけで費用を抑えられる可能性があります。

設備機器の見直し

キッチンや浴室、トイレなどの設備機器は、価格帯が幅広いので、コストパフォーマンスの良い製品を選ぶことで節約できます。メーカーやグレードを比較検討し、機能性を重視する部分とコストを抑える部分を明確にしましょう。

建材の見直し

建材も価格が大きく異なるため、コストを抑えられるものを選ぶことが重要です。例えば、外壁材や内装材をグレードを下げる、または素材を変えることで費用を抑えることができます。ただし、耐久性やデザイン性とのバランスを考慮する必要があります。

DIYを取り入れる

カーテンや照明、棚などの内装の一部をDIYすることで、費用を抑えることができます。ただし、DIYには時間と労力がかかりますので、自分の能力と時間を見極めて行いましょう。

ローコスト住宅会社を検討する

ローコスト住宅会社は、コストを抑えた住宅を提供することに特化しているため、同じ仕様でも一般的な工務店よりも安く建てられる可能性があります。ただし、デザインや自由度の制限がある場合があるので、自分の希望と相談しながら検討しましょう。

専門家の意見

建築士や住宅アドバイザーに相談することで、より詳細なアドバイスを受けることができます。見積もりの内容を専門家にチェックしてもらうことで、不必要な費用やリスクを事前に発見できる可能性があります。

まとめ

1700万円の見積もりは、詳細な内容が分からなければ高いか安いか判断できません。見積書を丁寧に確認し、必要に応じて工務店に質問したり、他の業者に見積もりを取ったり、専門家に相談したりすることで、最適な判断ができるでしょう。家づくりは大きな買い物です。じっくり時間をかけて、納得のいく家づくりを進めてください。

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