帰ってきたら部屋がムンとする暑さ!電気を使わず涼しくする6階建マンションの対策

帰ったら部屋が凄くム~ンとし暑いのですが、電気を使わず帰ったら涼しくさせる方法はどうすれば良いですか? うちは6階です。熱気が上がって来ちゃうのもあると思います。 遮光ガードしたけど、日光のせいで無かったよう、部屋はムンとして効果ないです、 宜しくお願いします。

6階建てマンションにお住まいの方で、日中の暑さがこもって、帰宅時の室温が高く、電気を使わずに涼しくする方法を探しているのですね。遮光カーテンを使用されているにも関わらず、効果を感じられないとのこと、お困りの状況がよく分かります。高層階は日射の影響を受けやすく、熱気がこもりやすいという課題があります。そこで、電気を使わずに室温を下げる効果的な方法をいくつかご紹介します。

窓辺の工夫:太陽熱の侵入を防ぐ

遮光カーテンだけでは不十分な場合、窓辺の工夫が重要です。遮光カーテンに加えて、以下の対策を検討してみましょう。

  • 断熱シートの活用:窓ガラスの内側に貼る断熱シートは、太陽熱の侵入を効果的に抑えます。アルミ蒸着タイプのシートは特に効果が高いです。種類も豊富なので、お部屋の雰囲気に合うものを選びましょう。
  • ブラインドやロールスクリーン:遮光カーテンと併用することで、さらに効果を高めることができます。特に、アルミ素材のブラインドは、太陽光を反射して室温上昇を防ぐ効果があります。
  • 窓の断熱リフォーム:予算が許すのであれば、窓ガラスを複層ガラスに交換するリフォームを検討しましょう。複層ガラスは、空気層が断熱材の役割を果たし、高い断熱効果を発揮します。長期的な視点で見れば、電気代の節約にも繋がります。
  • 外付け日よけ:オーニングやシェードなどを設置することで、窓に直接日光が当たるのを防ぎます。特に、西日が強い場合は効果的です。マンションによっては、設置に制限がある場合があるので、事前に管理規約を確認しましょう。

空気の循環:熱気を逃がす

熱気は上昇気流に乗って上に溜まりがちです。そのため、空気の循環を良くすることが重要です。

  • 窓の開閉:朝夕など気温が低い時間帯に、窓を開けて換気を行いましょう。風通しの良い時間帯を選んで、部屋全体に新鮮な空気を入れ替えましょう。高層階では風が強い場合があるので、安全に配慮して窓を開けましょう。
  • 扇風機の活用:扇風機は、空気の循環を促進し、体感温度を下げる効果があります。窓際に置いて、外気を取り込むように使うと効果的です。サーキュレーターと併用すると、より効率的に空気を循環させることができます。
  • 天井扇の設置:天井扇は、部屋全体の空気を循環させるのに非常に効果的です。設置スペースがあれば検討してみましょう。

室内の工夫:熱を吸収・放出する素材

室内の素材も室温に影響を与えます。熱を吸収しにくい素材を選ぶことで、室温上昇を抑えることができます。

  • カーテンの色:濃い色のカーテンは熱を吸収しやすいので、明るい色のカーテンを選びましょう。特に、白やアイボリーなどの淡い色は、太陽光を反射する効果があります。
  • 家具の配置:家具は、窓から離れた場所に配置することで、日射による影響を軽減できます。また、通気性を良くするために、家具を詰め込みすぎないようにしましょう。
  • 床材:コンクリートの床は熱を蓄えやすいので、カーペットやラグなどを敷くことで、床からの熱気を抑えることができます。天然素材のラグは、通気性も良く、快適な空間を演出します。

その他:湿度対策

湿度が高いと、体感温度が高くなります。湿度対策も重要です。

  • 除湿剤の活用:市販の除湿剤を使用することで、室内の湿度を下げることができます。特に梅雨時期や、雨が降った後などは効果的です。
  • 換気:こまめな換気は、湿度を下げる効果があります。窓を開けて風を通して、湿気を排出しましょう。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、高層階マンションの暑さ対策は、窓の性能が非常に重要です。遮熱性能の高い窓ガラスや、日射遮蔽効果の高いブラインド・カーテンを選ぶことが、効果的な対策となります。また、マンション全体の設計や、周辺環境も影響します。ベランダに緑を植えるなど、周囲の環境を整えることで、建物の温度上昇を抑えることも可能です。

まとめ:総合的な対策で快適な空間を

6階建てマンションの暑さ対策は、窓辺の工夫、空気の循環、室内の工夫、湿度対策など、総合的な対策が重要です。上記の対策を組み合わせることで、電気を使わずに、快適な室温を保つことができます。それぞれの対策の効果を検証しながら、ご自身の状況に最適な方法を見つけてください。それでも改善が見られない場合は、専門家への相談も検討しましょう。

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