布壁紙の上から水性ペンキでDIY!6畳部屋の塗り替えに必要な量と手順

部屋の壁を水性ペンキで塗り替えようと思うのですが… 現在、部屋の壁紙は布?の壁紙が貼ってあります。 壁紙を一部剥がしてみたんですがのりと薄い紙が残っている状態です。 水を掛けて少し紙を取ってみたら、よくわからないものがしましまに塗ってありました。(写真参照) 質問です。 ・のりと薄い紙は綺麗に剥がさなきゃいけませんか? ・茶色の部分が紙?みたいなものだったんですが水性ペンキで塗れますか?(写真参照) ・一度、壁を全て同じ色にしなきゃ綺麗に塗れませんか? ・6畳、窓が2つクローゼットがある部屋だとペンキはどのくらい必要ですか? ちなみにペンキはhttp://item.rakuten.co.jp/kabegamiyahonpo/rkpk-tn-ori-40s/このラベンダーで塗ろうと思っています。 質問ばかりですが宜しくお願いします。補足alpsjo_tkさん 回答ありがとうございます。 ビニールでは無いので多分、布です。柄が気に入らないので勝手に剥がしてしまいました…茶色と白の凹凸は殆ど無いです。ペンキ2回塗りでこのしましまは分からなくなりますか?

1. 布壁紙の上から水性ペンキ塗装:下地処理について

まず、ご質問にある「のりと薄い紙」と「茶色のしましま」について解説します。これは、下地処理において重要なポイントとなります。

1-1. のりと薄い紙の処理

のりと薄い紙は、完全に剥がす必要はありません。 ただし、剥がれやすい部分や浮いている部分は、しっかり剥がしておきましょう。完全に剥がそうとすると、下地を傷つけてしまう可能性があります。ヘラなどで優しく剥がせる部分だけを処理し、残った部分はペンキで覆うことをおすすめします。無理に剥がすと壁を傷めてしまい、ペンキの仕上がりにも影響します。

1-2. 茶色のしましま部分の処理

写真からは判断できませんが、記述から推測すると、下地の模様や下塗り材の可能性があります。水性ペンキは、多くの下地に対応できます。 凹凸がほとんどないとのことですので、ペンキで隠せる可能性が高いです。ただし、吸い込みの差によって仕上がりにムラができる可能性があります。後述するプライマーの使用を検討しましょう。

2. 水性ペンキ塗装:材料と手順

ラベンダー色のペンキで6畳の部屋を塗り替える場合に必要なものと手順を説明します。

2-1. 必要となる材料

* 水性ペンキ(ラベンダー): 6畳の部屋で窓が2つ、クローゼットがある場合、2回塗りで約2~3L必要です。念のため、少し多めに購入することをおすすめします。お選びのペンキの容量を確認し、必要量を計算しましょう。
* ローラー: 壁の面積が広いので、ローラーを使用すると効率的に塗装できます。
* ローラーバケット: ペンキを適量入れ、ローラーを浸して使うためのバケットです。
* 刷毛: コーナー部分や細かい部分の塗装に必要です。
* マスキングテープ: 窓枠やドア枠、モールディングなどの周囲に貼り付け、ペンキがつかないように保護します。
* ペイントトレー: ペンキを少量ずつ取って、ローラーに塗布するのに便利です。
* プライマー: 下地処理剤。吸い込みの差を調整し、ペンキの密着性を高め、ムラを防止します。特に、今回のように下地の状態が不明な場合は、使用することを強くお勧めします。
* バケツ: 水でローラーを洗うためのバケツ。
* ヘラ: 必要に応じて、剥がれやすい壁紙を剥がすために使用します。
* サンドペーパー: 必要に応じて、下地を研磨するために使用します。
* 養生シート: 床や家具などを保護するために使用します。
* ゴム手袋: ペンキを扱う際に手肌を保護します。
* メガネ: ペンキの飛沫から目を保護します。
* 換気扇: 作業中の換気を確保するため。

2-2. 塗装手順

1. 下地処理: 剥がれやすい壁紙や汚れを丁寧に除去します。ヘラやサンドペーパーを使用し、下地を平らにします。
2. プライマーの塗布: プライマーをローラーで均一に塗布します。これは、ペンキの吸い込みを均一にし、仕上がりの美しさと耐久性を高めるために非常に重要です。乾燥時間を守って行いましょう。
3. マスキング: 窓枠、ドア枠、クローゼットなど、ペンキを塗ってはいけない部分にマスキングテープを貼ります。
4. 1回目の塗装: ペンキをローラーで均一に塗布します。薄く均一に塗ることが重要です。
5. 乾燥: ペンキが完全に乾燥するまで待ちます。乾燥時間はペンキの種類や気温、湿度によって異なりますので、商品の説明をよく確認しましょう。
6. 2回目の塗装: 1回目の塗装と同様に、ペンキを均一に塗布します。2回塗ることで、より美しい仕上がりになります。
7. マスキングテープの除去: ペンキが完全に乾燥したら、マスキングテープを丁寧に剥がします。
8. 清掃: 使用した道具をきれいに清掃します。

3. ペンキの量について

6畳の部屋で、窓が2つ、クローゼットがある場合、壁の面積は約12~15㎡と推定されます。水性ペンキは1Lあたり約5~7㎡を塗れるとされています。2回塗りをすることを考慮すると、2~3Lのペンキが必要になります。しかし、下地処理の状態や塗り方によって必要な量は変わりますので、少し多めに購入しておくと安心です。

4. 茶色のしましまは隠れるか?

2回塗りで茶色のしましまが完全に隠れるかどうかは、しましまの濃さやペンキの隠ぺい力によって異なります。ラベンダー色のペンキが濃い色であれば、隠れる可能性が高いです。しかし、念のため、目立たない場所でテスト塗装を行い、確認することをおすすめします。それでも心配な場合は、プライマーを塗布することで、より確実に隠ぺいできます。

5. 専門家のアドバイス

DIYで壁を塗装する際は、事前に専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。ホームセンターなどで相談すれば、適切な材料や手順についてアドバイスをもらえます。また、複雑な下地や特殊な塗装の場合は、プロの業者に依頼するのも良いでしょう。

6. まとめ

布壁紙の上から水性ペンキで塗装することは可能です。適切な下地処理と手順を踏むことで、美しい仕上がりを実現できます。ペンキの量や、しましまの隠ぺいについては、状況に応じて調整しましょう。DIYに挑戦する際は、安全に配慮し、必要に応じて専門家のアドバイスを求めながら作業を進めてください。

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