布団下の三角マットレスのカビと染み対策

布団の下にひく三角マットレスに黒カビが発生してしまいました。 塩素系漂白剤「ハイター」のスプレーを吹きかけ、乾かしたら消えたのですが染みになりました。 しかも塩素なので今晩から寝る時身体に悪くなりますか? いつも日中は三角下りしているのですが、丁度折りたたんでる中側にびっしり・・・。今の家は全部屋フローリングなので、湿気が原因なのでしょうか? やはり捨てて買い換えた方がいいのでしょうか…? 明日からは日中は折りたたんでせめて立てかけておこうと思うのですが、それで大丈夫ですかね? 一応スプレーが乾いた後、消臭スプレーをかけたのですが・・・。 ご回答お願い致します。

カビ発生の原因と対処法

三角マットレスに黒カビが発生した原因は、湿気です。特に、布団の下は通気性が悪く、寝汗や湿気がこもりやすい場所です。フローリングの部屋は、空気の乾燥度合いによっては湿気がこもりやすく、カビの発生を助長する可能性があります。マットレスを折りたたんで収納している状態だと、内側の通気性がさらに悪くなり、カビの繁殖に最適な環境になってしまっていたと考えられます。

塩素系漂白剤使用後の染みと健康への影響

塩素系漂白剤を使用することでカビは除去できましたが、染みが残ってしまったとのこと。これは、漂白剤の成分がマットレスの素材を侵してしまった可能性があります。また、塩素系漂白剤は、完全に乾燥すれば人体への影響はほとんどありません。しかし、完全に乾燥していない状態で使用すると、皮膚や呼吸器への刺激となる可能性があります。今晩から寝る際に、漂白剤の残留臭が気になるようであれば、十分に換気をし、それでも気になる場合は、布団カバーを使用することをお勧めします。

マットレスの処分と買い替えについて

カビがマットレスに深く浸透している場合、完全に除去するのは困難です。健康面を考慮すると、買い替えを検討するのが良いでしょう。特に、黒カビはアレルギー症状を引き起こす可能性もあるため、健康被害を防ぐためにも、新しいマットレスへの交換を強くおすすめします。

カビ対策と湿気対策

今後のカビ対策として、以下の点を心がけましょう。

1. 通気性の確保

  • マットレスの素材:通気性の良い素材のマットレスを選ぶことが重要です。例えば、綿素材や、通気孔のあるウレタン素材など。
  • 収納方法:日中はマットレスを折りたたまず、立てかけて収納しましょう。風通しの良い場所に置くことで、湿気がこもるのを防ぎます。
  • 定期的な天日干し:天気の良い日に、マットレスを数時間天日干ししましょう。紫外線による殺菌効果でカビの発生を防ぎます。

2. 湿気対策

  • 除湿機:特に梅雨時期や、湿度の高い時期は、除湿機を使用しましょう。部屋の湿度を下げることで、カビの発生を抑えることができます。
  • 換気:こまめな換気も重要です。窓を開けて空気の入れ替えを行い、湿気を排出しましょう。特に朝と夜、そして布団を干した後は必ず換気してください。
  • 除湿剤:クローゼットや押し入れなどに除湿剤を置いて、湿気を吸収させましょう。
  • 吸湿シート:布団の下に吸湿シートを敷くことで、寝汗などの湿気を吸収し、マットレスへの湿気の影響を軽減できます。

3. カビ予防スプレーの使用

市販のカビ予防スプレーを使用するのも有効です。定期的にスプレーすることで、カビの発生を抑えることができます。ただし、使用前に必ず使用方法をよく読んでから使用しましょう。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「カビ問題は、湿気対策が最も重要です。通気性の良い素材を選び、こまめな換気と除湿を心がけることで、カビの発生リスクを大幅に減らすことができます。また、カビが生えてしまった場合は、早めの対処が大切です。放置すると、カビが拡大し、健康被害につながる可能性があります。」とのことです。

まとめ

三角マットレスのカビ問題は、湿気が主な原因です。通気性の良い素材のマットレスを選び、適切な収納方法、こまめな換気、除湿対策を行うことで、カビの発生を防ぎ、清潔で快適な睡眠環境を保つことができます。今回のカビは残念ながら完全に除去が難しいため、買い替えを検討することをお勧めします。

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