市営団地におけるカビ問題と解決策:換気対策から転居の可能性まで

私は今、市営団地に住んでいます。住み始めてまだ10ヶ月なのですが冬になり始めてから湿気と畳のカビがひどくて困っています。 部屋は3部屋あり2つの部屋は日当たり良く、内ひと部屋をリビング として使っています。そしてもう1つが日当たりが悪く(風は多少吹きます)夏場は物置として使っていましたが最近1/3ほどの畳にカビが生えてしまったので今は使っていません。 そして最近になりリビングとして使っていた部屋にもカビが生えてしまいました。 掃除機をかけようとソファーを動かしたら凄いカビが。 乾拭きをしたら見た目は元に戻ったのですが奥に胞子が残っていると思うと上を歩けません。ソファーも捨てました。 市に電話してみたのですが『お客様の使い方の問題』『とにかく換気をしてください』と言われました。 私は今育児中で(生後5ヶ月の赤ちゃんがいます)家に毎日いることもあり換気を凄く心掛けてるつもりです。 朝一番に窓を開け、窓の結露も拭いています。 団地の構造上トイレ、風呂、キッチンにさえも窓がありません。(換気扇はありますがあまり意味をなしません) せめてもと思い、日当たりが悪いといっていた部屋のふすまも全て取り除きキッチンまで吹き抜けのようにしています。 それなのにリビングにまでカビが出てきて毎日の努力は何だったのかと落胆しました。 赤ちゃんの為にもカビはどうしても無くしたいです。 ここで相談なのですが市営団地で他の棟の多少は換気がいい部屋に移動したりできるのでしょうか? 赤ちゃんが生まれてすぐという事と私がまだ21歳ということでお金に余裕がありません。引っ越しや除湿器を買う余裕がありません(泣) 一番は換気の良い部屋に移動してもらいたいのですが無理な場合、市に何らかの対応はしてもらえたりするのでしょうか? このままでの生活は厳しいのであと何度か市に電話しようと考えているのですが何と言ったらいいでしょうか? 団地は湿気がひどいと噂では聞いていましたがここまで酷いとは思いませんでした。 長くなりましたが詳しいかた居ましたら回答お願いします。

市営団地のカビ問題:原因と対策

市営団地でのカビ発生、特に小さなお子様がいるご家庭では深刻な問題です。ご自身の努力にも関わらずカビが発生している状況、大変お辛いと思います。まず、市営団地におけるカビ発生の原因をいくつか考え、具体的な対策を検討しましょう。

カビ発生の原因

* **構造的な問題:** 窓のないトイレ、浴室、キッチンは換気が不十分になりがちです。団地の構造自体に換気の問題がある可能性があります。古い団地では、気密性も低く、外気との空気の入れ替えが不十分な場合があります。
* **結露:** 冬場の寒暖差による結露はカビの温床となります。窓の結露だけでなく、壁や床の結露も発生している可能性があります。
* **湿気:** 育児中とのことですので、洗濯物や浴室乾燥など、生活に伴う湿気も無視できません。
* **通風の悪さ:** たとえ窓を開けていても、風の通り道が確保されていないと、効果的な換気はできません。

具体的な対策

1. 換気方法の見直し:

* **窓の開閉時間と方法:** 朝だけでなく、昼間や夜間も、可能な限り窓を開けて換気しましょう。風通しの良い時間帯を選んで、窓を複数箇所開け、空気の流れを作るのが重要です。
* **換気扇の活用:** 換気扇は、単独での使用では効果が低い場合がありますが、窓を開けて換気するのと併用することで、より効果的な換気になります。
* **除湿機の活用(予算が許す場合):** 除湿機は、空気中の湿気を除去し、カビの発生を抑える効果があります。中古品などを検討するのも良いでしょう。
* **浴室乾燥機の活用:** 浴室乾燥機は、浴室だけでなく、部屋全体の湿気を取るのに役立ちます。

2. カビの除去と予防:

* **カビの除去:** カビを発見したら、すぐに除去しましょう。市販のカビ取り剤を使用する際は、必ず換気を十分に行い、ゴム手袋とマスクを着用してください。赤ちゃんがいるため、安全な自然由来のカビ取り剤の使用も検討しましょう。
* **予防策:** カビの発生しやすい場所(壁、畳、床など)は、定期的に清掃し、乾燥を保つことが重要です。
* **防カビ剤の使用:** 防カビ剤を塗布することで、カビの発生を抑制することができます。ただし、赤ちゃんがいる場合は、安全性の高い製品を選び、使用方法をよく確認してください。

3. 市への相談:

現状を改めて具体的に説明することが重要です。

* **具体的な状況説明:** 「リビングともう一部屋でカビが発生しており、赤ちゃんがいるため健康被害が心配です。換気扇や窓の開閉を心がけていますが、構造的な問題による換気不足が原因ではないかと考えています。」
* **改善要望:** 「他の棟の換気の良い部屋への転居を希望します。それが難しい場合は、団地の構造的な問題を改善するための対策(例えば、換気設備の改善)を検討していただけないでしょうか。」
* **証拠の提示:** カビの写真や動画を撮影し、証拠として提示しましょう。

転居の可能性と市への対応

市営住宅の転居は、空室状況や居住者の状況など様々な要因で判断されます。

転居の可能性

* **空室状況の確認:** 市営住宅の管理担当者に、他の棟で換気の良い空室があるかどうかを問い合わせましょう。
* **優先順位:** 赤ちゃんがいること、そして若い年齢で経済的に余裕がないことを伝え、転居の優先順位を高く評価してもらうよう交渉しましょう。
* **書類の準備:** 転居を希望する旨を伝える際には、カビの写真や動画、現状の説明、そして転居の必要性を訴える手紙などを準備しておきましょう。

市への対応

市は、居住者の健康と安全を守る責任があります。カビ問題は放置できない問題です。

* **改善要求:** 市に対して、カビ発生の原因究明と改善策の検討を強く求める必要があります。
* **専門家の意見:** 必要であれば、専門家(建築士や住宅衛生管理士など)に相談し、客観的な意見を市に提示しましょう。
* **記録の保持:** 市とのやり取りは、すべて記録に残しておきましょう。

まとめ

市営団地でのカビ問題は、ご自身だけの責任ではない可能性があります。構造的な問題や換気の問題が原因である可能性も高く、市に積極的に改善を求めることが重要です。赤ちゃんのためにも、健康被害を避けるためにも、諦めずに粘り強く交渉しましょう。 専門家の意見を取り入れることで、より説得力のある主張ができます。 状況を説明する際には、具体的な事実と、その事実から導き出される結論を明確に伝えましょう。 そして、常に冷静さを保ち、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。

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