市営住宅の賃貸トラブル:カーテンレール、照明、アンテナ…欠損設備への対応とインテリア選び

市営住宅の賃貸について質問させてください。知人の話です。応募した時点では内覧不可でした。入居が決まって先日部屋を見たら、全ての窓のカーテンレールがない(取り外されている)、全ての部屋の照明器具がない(取り外されている)、屋根にあるはずのテレビアンテナがない(取り外されている)、ガス給湯器がない(取り外されている)、浄化槽に中身がたっぷり残されている(業者がみつけてくれた)浄化槽については4万円ほどかかると聞いたのですぐ市に連絡。前居住者の負担ということで収まりました。その他に関しては入居者負担、とのことです。通常の賃貸では普通装備であるものが無いので驚きです。エアコンもつけなければならないのに、これでは出費がかさみすぎる。なぜ前もって欠損している設備について教えてくれないのか疑問です。住宅に同行した市の担当者は「取り付け前と取り付け後をデジカメで撮影しておくといいですよ」って。随分と他人事のような対応です。低所得者の市営住宅ってこんなものですか?

市営住宅における設備欠損問題:入居前の確認と対応策

知人の体験談、大変驚きましたね。通常の賃貸物件では考えられない状況です。市営住宅であっても、最低限の居住に必要な設備は備わっているのが当然です。カーテンレール、照明器具、アンテナ、ガス給湯器といった設備が全て撤去されているのは、明らかに問題があります。

なぜ事前に告知されないのか?

市営住宅の管理体制に問題がある可能性が高いです。入居前に内覧できないこと自体、すでに不透明な点があります。欠損設備の告知義務を怠っているだけでなく、入居者への説明責任を果たしていないと言えるでしょう。これは、低所得者層を対象とした住宅であるだけに、より深刻な問題です。

入居者負担の妥当性

浄化槽清掃費用が前居住者の負担になったのは良かったですが、それ以外の設備はなぜ入居者負担となるのでしょうか? 契約書に明記されていたのでしょうか? もし明記されていなかった場合、市に対して改めて交渉する必要があるかもしれません。弁護士や消費者センターなどに相談することも検討しましょう。

具体的な対応策:市への交渉と費用負担軽減策

まずは、市営住宅の管理担当部署に改めて状況を説明し、対応を求めることが重要です。以下の点を明確に伝えましょう。

  • 欠損設備のリスト:カーテンレール、照明器具、アンテナ、ガス給湯器など、具体的にどのような設備が欠損しているのかをリスト化します。
  • 写真や動画の証拠:入居時の状態を写真や動画で記録しておくことは、非常に重要です。市の担当者も推奨している通り、証拠として活用できます。
  • 費用負担の軽減を求める:現状では、入居者が多額の費用を負担せざるを得ない状況です。市の責任を明確にし、費用負担の軽減または補助を求めましょう。
  • 契約書の内容確認:契約書に、これらの設備に関する記述があるかを確認しましょう。もし記載がない場合は、契約違反の可能性があります。

交渉が難航した場合の対処法

市との交渉が難航する場合は、弁護士や消費者センターに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な対応策を立てることができます。

インテリア選びへの影響と対策

設備の欠損は、インテリア選びにも大きな影響を与えます。まずは、必須の設備を揃える必要があります。

照明選びのポイント

全ての照明器具がない状態では、まず照明選びが重要です。部屋の広さや用途に合わせて、適切な照明器具を選びましょう。

  • 天井照明:リビングや寝室には、全体を明るく照らすシーリングライトがおすすめです。LEDシーリングライトは省エネで長寿命です。
  • 間接照明:落ち着いた雰囲気を作りたい場合は、間接照明を取り入れるのも良いでしょう。フロアランプやテーブルランプなどを活用しましょう。
  • スポットライト:キッチンや書斎など、作業スペースには、スポットライトで作業場所を明るく照らすのが効果的です。

照明の色温度も重要です。リラックスしたい寝室には暖色系の電球色、作業に集中したい書斎には白色系の昼白色がおすすめです。

カーテン選びのポイント

カーテンレールがないため、カーテンレールを取り付ける必要があります。取り付け可能なタイプを選び、窓のサイズに合ったカーテンを選びましょう。

  • 遮光カーテン:寝室など、光を遮りたい部屋には遮光カーテンがおすすめです。遮光性だけでなく、断熱効果も期待できます。
  • レースカーテン:プライバシーを守りつつ、自然光を取り入れたい場合は、レースカーテンを選びましょう。
  • ドレープカーテン:デザイン性が高いドレープカーテンは、お部屋の雰囲気を大きく変えることができます。生地や色、柄など、様々な選択肢があります。

カーテンの色は、部屋全体の雰囲気に大きく影響します。ベージュは、どんなインテリアにも合わせやすく、落ち着いた雰囲気を作り出します。

その他インテリアのポイント

ガス給湯器がない場合は、設置費用も考慮する必要があります。エアコンも同様に、設置費用やランニングコストを計算に入れましょう。

まとめ:市への対応と賢いインテリア選びで快適な住まいを

市営住宅の設備欠損問題は、入居者にとって大きな負担となります。市に対して適切な対応を求め、費用負担の軽減に努めることが重要です。同時に、限られた予算の中で、快適な住空間を作るための賢いインテリア選びも大切です。照明やカーテンなどの基本的な設備を整え、徐々にインテリアを充実させていくことで、安心して暮らせる住まいを実現しましょう。専門家への相談も有効な手段です。

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