工場・倉庫跡地への撮影用簡易部屋DIY:費用と作り方

工場、倉庫跡地に撮影用の部屋を作りたいのですが、作り方と金額を教えてください。 ちゃんとした部屋ではなく壁+床のみの簡易の部屋を作りたいと考えています。 現状復旧が義務がありますので、出来るだけ元の構造には手を加えないようなつくりが望ましいです。 壁の強度は人がもたれかかっても倒れない、多少の衝撃で割れない、穴が開かない程度であれば良いです。 壁の高さは高くて3m程度、天井までは作らないので、自立させる必要があります。 壁には壁紙を、床はフロアタイルやクッションフロアを利用したいと考えています。 個人で出来る範囲で、出来るだけ安上がりな方法と大体の金額を教えてください。 (例として6x3mの部屋でL字型に2面だけ2.5mの壁を作った場合で、壁紙、タイル等は含まない。 壁紙、タイル等を貼るために何か必要であればそれも含む。) また、参考となる書籍やサイト等ありましたらよろしくお願いします。補足誤解を招く表現が合ったようで申し訳ないです。 「跡地」と書きましたが、土地だけしかないのではなく、建物はあります。 貸倉庫や貸工場と書くべきでした。 一時的に利用したいのではなく、恒常的に利用したいので、リースは不可とさせて下さい。 また、脚立等を使って屋根よりも高い位置で部屋を撮影したい為、天井等は無いものが望ましいです。 従って、ユニットハウスや物置等は向きません。 イメージ的には、舞台のセットや書割、間仕切りと言ったもので、表面さえしっかりしていれば裏面の見た目が悪くても問題ありません。 建築確認申請に関してなのですが、軽く見てみましたが、上記のような ・屋内に対して面積を増やさない ・主要設備に手を加えない と言う場合、不要みたいなのですが、もし必要であればどのケースに該当してしまうのか教えてください。

工場・倉庫跡地への撮影用簡易部屋DIY:実現可能な方法

既存の工場や倉庫を傷つけずに、撮影用の簡易部屋を作るには、自立型の軽量構造が最適です。天井を作らないことで、高さ制限や建築確認申請の手続きを簡素化できます。以下、具体的な方法と費用を解説します。

1. 材料選び:軽量かつ堅牢な素材を選択

強度とコストのバランスを考慮し、以下の素材がおすすめです。

* 壁材:合板(9mm厚以上)、構造用合板(より強度が必要な場合)。軽量で加工しやすい合板はDIYに最適です。強度を高めるために、骨組みをしっかり作ることが重要です。
* 骨組み:木材(2×4材など)。安価で入手しやすい木材は、壁の骨組みを作るのに最適です。強度が必要な場合は、金属製のフレームも検討できます。
* 床材:フロアタイル、クッションフロア。既存の床の上に直接敷設できるので、工事は簡単です。
* 固定方法:強力な両面テープ、接着剤、L字金具など。壁を既存の構造物に固定する必要がないため、現状復帰が容易です。

2. 制作手順:段階的に進めていきましょう

1. 設計図の作成:部屋の寸法、壁の配置、材料の数量を正確に計算します。
2. 骨組みの組み立て:木材をカットし、壁の骨組みを組み立てます。強度を高めるために、適切な間隔で木材を配置し、金具で固定します。
3. 壁材の取り付け:骨組みに合板を取り付けます。ビスや釘でしっかりと固定します。
4. 壁紙・フロアタイルの施工:壁と床に壁紙とフロアタイルを貼ります。
5. 仕上げ:必要に応じて、コーキングなどで仕上げを行い、強度と美観を高めます。

3. 費用概算:6x3mのL字型2面壁(高さ2.5m)の場合

以下の費用はあくまで目安です。材料費は時期や購入場所によって変動します。

* **木材(2×4材など):** 約15,000円
* **合板(9mm厚):** 約20,000円
* **フロアタイル/クッションフロア:** 約10,000円
* **壁紙:** 約5,000円
* **金具、接着剤、ビスなど:** 約5,000円
* **その他工具:** (既にお持ちの場合を除く) 約10,000円

**合計:約65,000円**

※上記は材料費のみの概算です。人件費は含まれていません。

4. 建築確認申請について

ご質問のケースでは、屋内に対して面積を増やさない、主要設備に手を加えないため、建築確認申請は不要と判断される可能性が高いです。しかし、自治体によって判断基準が異なる場合があります。安全面を考慮し、事前に建築確認申請担当部署に確認することを強くお勧めします。

5. 参考情報

* **DIY関連のウェブサイト:**多くのウェブサイトで、DIYに関する情報や動画が公開されています。
* **ホームセンター:**ホームセンターの店員に相談することで、適切な材料や工具を選ぶことができます。
* **建築関連書籍:**建築に関する書籍には、構造や材料に関する詳細な情報が記載されています。

専門家の視点:安全性を最優先

DIYで簡易部屋を作る際には、安全性を最優先する必要があります。強度不足による倒壊やケガを防ぐため、以下の点に注意しましょう。

* 構造計算:複雑な構造の場合は、専門家に構造計算を依頼することを検討しましょう。
* 材料の選定:強度と耐久性のある材料を選び、適切な施工方法で組み立てましょう。
* 安全対策:作業中は安全帽や保護メガネを着用し、周囲の安全にも配慮しましょう。

まとめ:DIYで理想の撮影空間を

工場・倉庫跡地に撮影用の簡易部屋を作ることは、DIYで十分可能です。費用を抑えつつ、安全性を確保することで、理想の撮影空間を実現できます。計画段階から丁寧に進め、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることで、安心して作業を進めましょう。

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