屋根裏部屋を子供部屋として利用可能?7.2畳、天井高140cmの空間活用術

床から天井まで140センチの屋根裏部屋を子供部屋として利用することは可能ですか? 来年一年生になる子供の机や本棚など置いて使おうかと・・・。 実際に部屋として使っている方のアドバイス聞かせてください。 補足屋根裏部屋、7.2畳、二階から三階(屋根裏ですが)に上がる階段は有ります。風が抜けるように二箇所に窓あり、エアコンもつけます。 住宅メーカー側の話だと、大人がパソコン部屋として使っているお宅もあるとか。「部屋として十分使えますよ」と。 ウチの土地が第一種低層住宅地で、三階建てが建てられず、土地も狭く子供部屋三つは取れなくて(汗)

140cmの天井高、7.2畳の屋根裏部屋を子供部屋として使うことは可能?

結論から言うと、7.2畳で天井高140cmの屋根裏部屋を子供部屋として利用することは、工夫次第で可能です。ただし、天井の低さが大きな課題となるため、家具選びや空間設計において細心の注意が必要です。 住宅メーカーの「部屋として十分使えます」という発言は、大人がパソコン作業など、比較的座って作業する用途を想定している可能性が高いです。お子様にとって、140cmの天井高は、圧迫感を感じたり、動きにくさを感じたりする可能性があります。

屋根裏部屋を子供部屋として利用する際のポイント

1. 家具選びの重要性:低めの家具を選ぶ

天井高が低い空間では、家具の高さが非常に重要です。ロータイプの家具を選ぶことで、圧迫感を軽減し、子供も安全に過ごせる空間を確保できます。

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  • 机:高さ調整可能な子供用デスクや、ロータイプの学習机を選びましょう。座った時の視線と天井の距離を確保することが大切です。コンパクトな机を選ぶことで、スペースを有効活用できます。
  • 本棚:背の低い本棚や、壁面収納を活用しましょう。収納力と省スペースを両立できる工夫が必要です。絵本や学習参考書など、子供の身長に合わせて収納場所を工夫しましょう。
  • ベッド:ロフトベッドは天井高が低い部屋には不向きです。床に直接布団を敷くか、極低床のベッドを検討しましょう。収納付きベッドなら、省スペース化にも繋がります。
  • 収納:天井まで届くような高さの収納は避け、低い位置に収納スペースを確保しましょう。押入れやクローゼットを有効活用し、床下収納なども検討してみましょう。

2. 空間設計:視覚的な工夫で広さを演出

天井が低いと圧迫感を感じやすいので、視覚的な工夫で空間を広く見せることが大切です。

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  • 明るい色を使う:壁や床に明るい色(アイボリー、白、パステルカラーなど)を使うことで、空間が広く感じられます。本記事のテーマカラーであるアイボリーは、明るく清潔感があり、子供部屋に最適な色です。
  • 鏡を使う:鏡を効果的に配置することで、空間の奥行きを演出できます。ただし、安全面にも配慮し、割れない鏡を使用しましょう。
  • 間接照明:天井照明だけでなく、間接照明を取り入れることで、柔らかな光で空間を広く感じさせることができます。壁付け照明やフロアライトなどを活用しましょう。
  • 窓を活用:窓から自然光を取り入れることで、空間が明るく開放的に感じられます。カーテンは、明るい色のものを選びましょう。

3. 安全性の確保:転倒防止対策

天井が低い空間では、家具の転倒による事故のリスクが高まります。転倒防止対策をしっかりと行いましょう。

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  • 家具の固定:壁に固定できる家具は、必ず壁に固定しましょう。地震対策にもなります。
  • 転倒防止マット:家具の下に転倒防止マットを敷くことで、地震や衝撃による転倒を防ぎます。
  • 角を保護する:家具の角に、角カバーなどを付けて、子供が怪我をするのを防ぎましょう。

4. エアコンと換気:快適な環境づくり

屋根裏部屋は、夏は暑く、冬は寒い傾向があります。エアコンの設置は必須です。さらに、窓を開けて換気をしっかり行うことも大切です。

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  • エアコン:適切な能力のエアコンを選び、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようにしましょう。定期的なメンテナンスも忘れずに行いましょう。
  • 換気:窓を開けて定期的に換気をしましょう。空気の入れ替えは、カビやダニの発生を防ぎ、健康的な環境を保つために重要です。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、140cmの天井高は、大人には圧迫感を感じさせる可能性が高く、子供にとっても快適とは言えません。しかし、工夫次第で子供部屋として利用することは可能です。重要なのは、安全性を確保しつつ、子供にとって快適な空間を創造することです。家具選び、空間設計、そして適切な換気・空調設備の設置が鍵となります。

実際に屋根裏部屋を子供部屋として利用している方の声

インターネット上の口コミサイトなどを参考にすると、屋根裏部屋を子供部屋として利用している家庭は多く存在します。多くの方が、低めの家具を選んだり、明るい色を使用したりすることで、圧迫感を軽減し、快適な空間を演出しているようです。ただし、天井の低さによる不便さを感じている声も一部見られます。

まとめ:工夫次第で快適な子供部屋に

7.2畳、天井高140cmの屋根裏部屋を子供部屋として利用することは、工夫次第で可能です。低めの家具を選び、空間を広く見せる工夫を凝らし、安全面にも配慮することで、子供にとって快適な空間を作ることができます。ただし、お子さんの年齢や性格、そして居住環境を考慮し、本当に快適に過ごせるかどうかを慎重に検討することが大切ですです。

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