屋根裏収納は本当に便利?5人家族のケースで徹底解説

こんにちは。現在新築のうちを建ててます。1階にリビング、和室、寝室。2階部分に4畳半の子供部屋を3部屋というオーソドックスな間取りなのですが・・・。屋根の作りが大屋根タイプなので、二階の傾斜部分の空いた部分に6畳程度の収納スペースを10万程度で作れると業者さんに言われました。収納場所として子供部屋、和室、寝室に押入があるのと寝室つながりで2畳程度のウォークインクローゼットがあり、あとは階段下にある収納スペースで全てです。実際に住んでみないと分からないのですが、屋根裏収納があれば便利そうなのですが悩んでいる点として、高気密の関係で屋根裏への扉がサッシのようなアルミ質なので外観的に変な気もしたのと、現在それほど大きな荷物もなく、必要性があるのか・・・。しかも子供が巣立ってしまえば開かずの扉状態になるような・・・。収納部屋にはには明かり取りの窓を設置する程度なので、寝具を置くには怖いし。主人は10万払うなら、屋外の倉庫があったほうがいいと言ってます。五人家族に屋根裏収納っていかがなものでしょうか?ちなみに子供は女二人、男一人です。

屋根裏収納のメリット・デメリットを徹底分析!

新築を計画中とのこと、おめでとうございます!収納スペースの確保は、快適な生活を送る上で非常に重要な要素です。屋根裏収納の設置を検討されているとのことですが、メリットとデメリットをしっかりと理解した上で判断することが大切です。

メリット:圧倒的な収納力と将来への備え

* 収納力の向上:6畳ものスペースがあれば、季節家電、アウトドア用品、子供の思い出の品など、普段使いしないけれど捨てられない様々なものを収納できます。特に、5人家族であれば、収納場所の不足は深刻な問題になりかねません。
* 将来を見据えた計画:お子様たちが独立した後も、趣味の道具や思い出の品を保管するスペースとして活用できます。開かずの扉になる可能性も考慮すべきですが、将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる余地を残せる点は大きなメリットです。
* 家の価値向上:屋根裏収納は、家の価値を高める可能性があります。ただし、これは収納スペースの質やアクセス方法、外観との調和などにも大きく依存します。

デメリット:アクセス性、安全性、費用対効果

* アクセス性の悪さ:屋根裏へのアクセスは階段やハシゴを使用する必要があるため、高齢になった場合や、大きな荷物の出し入れは困難になる可能性があります。
* 安全性:換気が不十分だと湿気やカビが発生しやすく、大切な品物を傷めてしまう可能性があります。また、地震などによる落下物の危険性も考慮する必要があります。適切な断熱、防湿、換気対策が必須です。
* 費用対効果:10万円という費用は、収納スペースの広さと比較して妥当かどうかを検討する必要があります。同じ費用で、より使い勝手の良い収納方法がないか検討してみましょう。例えば、階段下収納の拡張や、外部倉庫の設置などです。
* 外観への影響:アルミサッシの扉が外観を損ねるという懸念は、デザイン性の高いものを選ぶことで軽減できる可能性があります。業者に相談し、外観に調和する素材やデザインの扉を選択しましょう。

5人家族にとって屋根裏収納は必要か?具体的な検討ポイント

ご家族構成やライフスタイルを考慮し、屋根裏収納の必要性を判断しましょう。

現在の収納状況の確認

現在、押入れ、ウォークインクローゼット、階段下収納と十分な収納スペースがあるとのことですが、それらの収納スペースは本当に十分でしょうか?

* 収納スペースの現状:各収納スペースのサイズ、収納物、収納状況をリスト化してみましょう。
* 収納不足を感じているもの:現在、収納に困っているもの、収納場所がないために困っていることを具体的に書き出してみましょう。
* 将来の収納ニーズ:お子様の成長、趣味の開始、将来的な物の増加などを考慮し、将来の収納ニーズを予測してみましょう。

代替案の検討

屋根裏収納以外の選択肢も検討してみましょう。

* 外部倉庫:ご主人の案である外部倉庫は、アクセスが容易で、雨風から荷物を守れるというメリットがあります。ただし、土地の広さや景観への影響などを考慮する必要があります。
* 階段下収納の拡張:階段下収納のスペースを拡張できる可能性を探ってみましょう。
* 収納家具の導入:より効率的な収納家具を導入することで、既存の収納スペースを有効活用できる可能性があります。
* 断捨離:本当に必要なものだけを残し、不要なものを処分することで、収納スペースの不足を解消できる場合があります。

屋根裏収納の活用方法の検討

屋根裏収納を作る場合、どのようなものを収納するか、どのように管理するかを事前に計画しましょう。

* 収納物の分類:収納するものをカテゴリ別に分類し、それぞれに最適な収納方法を検討します。
* 防湿・防虫対策:湿気やカビ、虫害から大切な品物を守るための対策が必要です。
* アクセス方法の検討:階段やハシゴの安全性、使いやすさを確認しましょう。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、屋根裏収納はメリットとデメリットが共存するものです。大屋根構造であれば、比較的容易に設置できるケースが多いですが、断熱、換気、耐震性といった点に十分な配慮が必要です。特に、高気密住宅では、適切な換気システムを計画しないと、結露やカビの問題が発生する可能性があります。また、アクセス方法も重要です。高齢になった際にも安全に利用できるような設計にする必要があります。

まとめ:ご家族のニーズと予算を総合的に判断

屋根裏収納の設置は、ご家族のニーズ、予算、将来的なライフスタイルの変化などを総合的に考慮して判断する必要があります。この記事で紹介したメリット・デメリット、代替案などを参考に、ご家族でじっくり話し合って、最適な選択をしてください。 10万円という費用は、他の収納方法との比較検討も必要です。 もし、屋根裏収納を作ることに決めた場合、業者との綿密な打ち合わせを行い、適切な断熱、換気、防湿対策を施すことを強くお勧めします。

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