屋根裏の秘密基地DIY:9mm杉板で大丈夫?床板の厚さと選び方徹底ガイド

屋根裏の床板の厚さについて(その2)以前、屋根裏に男の秘密の趣味部屋を作ろうと思い、床板の厚さについて質問しました。その際、12ミリの合板で問題ないと教えて頂きました。そこでホームセンターで910×1820×12(1枚1250円)の合板を購入し縦に2分割カットし点検口から屋根裏に入れようとしたところ、点検口から屋根裏の高さが1mくらいだったため屋根裏に合板を入れることが出来ませんでした。そこで、杉板(9×150×1820(12枚1512円)又は9×90×1820(20枚1296円))を屋根裏の床板に使用しようと思いました。杉板9ミリの板で大丈夫でしょうか?根太は2×4材で芯芯45センチです。床上点検口から物を入れるくらいで重加重は考えていません。お小遣いも少なくなり出来るだけ安く作りたいと思っています。申し訳ございませんが、再度の質問となります。よろしく、お願いします。

屋根裏DIYの壁:狭い点検口と予算の制約

屋根裏に秘密の趣味部屋を作る計画、素晴らしいですね!しかし、点検口のサイズと予算の兼ね合いはDIYにおける大きな課題です。12mm合板が搬入できないという状況、そしてコストを抑えたいというご希望、よく分かります。今回は、9mm杉板を使用した屋根裏床の強度について、詳しく解説していきます。

9mm杉板は大丈夫?強度と安全性を検証

結論から言うと、根太間隔45cmの場合、9mm杉板は必ずしも安全とは言えません。 確かに、軽い物しか置かない、点検口からの出し入れ程度であれば、一時的な使用であれば耐える可能性はあります。しかし、長期間の使用や、想定外の荷重がかかった場合、たわみや破損のリスクがあります。

杉板の強度と注意点

杉板は軽くて加工しやすい反面、合板と比べて強度が劣ります。9mmという薄さは、特に点荷重(一点に集中してかかる荷重)に対して非常に弱いです。例えば、椅子に座ったり、工具箱を置いたりするだけでも、たわみや破損につながる可能性があります。

根太間隔の影響

根太間隔45cmは、9mm杉板を使用する場合、やや広いと言えます。間隔が狭ければ狭いほど、板のたわみを抑制できます。理想的な間隔は、使用する板の厚さや予想される荷重によって異なりますが、9mm杉板を使用するなら、30cm程度に詰めることを強くお勧めします。

安全で経済的な屋根裏床を実現するための3つの選択肢

予算を抑えつつ、安全性を確保するためには、以下の3つの選択肢を検討することをお勧めします。

1.杉板の厚さを増す:12mm以上の杉板を使用

9mm杉板よりも強度のある12mm以上の杉板を使用することで、安全性を大幅に向上させることができます。ホームセンターなどで比較的容易に入手可能です。ただし、搬入のしやすさについては、点検口のサイズを改めて確認する必要があります。

2.合板のサイズを工夫する:より小さなサイズにカット

12mm合板を搬入できない場合は、より小さなサイズにカットして搬入することを検討しましょう。現場でカットするよりも、ホームセンターでカットしてもらう方が正確で安全です。カット料金はかかりますが、安全性を確保する上では有効な手段です。

3.補強材を追加する:根太と床板の間に補強材を入れる

9mm杉板を使用する場合、根太と床板の間に補強材を追加することで強度を高めることができます。例えば、細い角材を根太と平行に配置することで、板のたわみを抑制できます。この方法であれば、既存の杉板をそのまま使用できます。

専門家の意見:DIYにおける安全性の重要性

DIYは楽しいですが、安全面を軽視してはいけません。特に屋根裏は、構造上不安定な部分が多く、事故のリスクも高まります。専門家の意見を参考に、安全性を最優先で計画を進めることが重要です。不安な場合は、建築士や大工さんに相談することをおすすめします。

具体的なDIY手順:安全に屋根裏床を作るためのステップ

1. 点検口のサイズを正確に計測する:搬入可能な材料のサイズを正確に把握します。
2. 使用する材料の強度を確認する:使用する材料の強度と、予想される荷重を比較検討します。
3. 根太の配置を計画する:根太間隔を狭くし、補強材の追加も検討します。
4. 床板の施工:根太に床板をしっかりと固定します。ビスや釘は十分な本数を使用しましょう。
5. 完成後の確認:完成後、床板にたわみがないか、しっかりと固定されているかを確認します。

まとめ:安全とコストのバランスを考慮した選択を

屋根裏の秘密基地作りは、ワクワクする計画ですね!しかし、安全性を確保することは何よりも重要です。予算を抑えたい気持ちも分かりますが、安全性を犠牲にしてはいけません。この記事で紹介した選択肢を参考に、安全で快適な空間を実現してください。

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